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定年とラジエーター

2022.06.23 / タイトル画像は "自動車などを動かすためのエンジン"(出典:いらすとや)

日記

降水確率が高いし用事もあったので東西線で出勤。今シーズンの自転車通勤は38日のまま(38/52)。

東西線で出社するときにいつも乗る車両のひとつ前が女性専用車両なんだけど、たまに乗っている男性がほぼ100%老人だ。女性専用車両だと気付いてないのか、気付いているけど何かの主張があって故意に乗っているのか、気付いているけど気づかなかったふりをして乗っているのか。いずれにしても老人ならではの行動だ。

不動産屋さんから家に電話があり、正式に売却が決まったら7月から解体に入るらしい。思ったより早い。今月の土日はあと1回しかないではないか。

選挙

選挙は「与党を代える/維持する」ことが目的ではなく、「各党の議席バランスを変える」ために行っている。新しいバランスが決まった結果として与党が維持されたり代わったりする。

政策は「どこが与党か」ではなく与野党のバランスで左右されるので「与党が代わらないから投票しても無駄」ではない。

寺脇康文

  1. 特命の刑事亀山薫として復職する

  2. 冠城の最初のシーズンみたいに刑事以外の職で復帰する

  3. 亀山によく似た別の刑事として登場する

  4. 神戸、甲斐、冠城の14年間は杉下がちょっと寝ている間に見た夢だったという夢オチ

  5. 特に何の説明もなく亀山が特命に普通にいる

  6. 亀山はサルウィン在住のままリモート刑事として復職

たぶん、1だろうけど。

定年とラジエーター

寺脇康文が60歳で水谷豊が70歳。どちらも定年退職している歳ではないか?と思って調べてみたら令和4年から12年までに段階的に60歳から65歳へと引き上げられるそうだ。設定が現代の日本ならやはり定年退職している歳だ。

フィクションなので、登場人物の年齢などどう設定してもいいし、設定上ふたりとも60歳を超えていても「定年がない世界の話だ」ということにしてしまえば問題がない。これを「ワーゲンのラジエーター」と呼んでいる。

補足:村上春樹が1973年のピンボールで「すぐにラジエーターが壊れるワーゲン」と書いたら読者から当時のワーゲンにラジエーターはないとの指摘があったが、その世界ではワーゲンにラジエーターがあるってことにすれば良いと答えたことに由来する。ただし後に全集でラジエーターはエンジンに書き換えられた。

その他

「大阪の発砲疑い男が死亡」という変な見出しの記事を見かけた。「発砲疑い男」というのは「撃った?撃ったよね、いま撃ったよね。バン!て、バン!て。絶対撃ったよね、聞いたもん」みたいな人だろうか。

徒然草で吉田兼好も嘆いてたくらい古くから言われていることだが、USB メモリを USB と呼ぶのはそろそろ終わりにして欲しい。

仁和寺にある法師、かたへの人にあひて「USB を所望する」とぞ言ひけるも、「USB は規格の名にありて目盛を渡すは本意にあらず」と USB ケーブルを渡され途方に暮るるのみ。少しのことにも、先達はあらまほしき事なり。

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