あの有毒な生き物の姿をまねしてやろう
2024.05.13 / タイトル画像は "家事をする家族"(出典:いらすとや)
日記
朝から雨が降っていたが、家を出るときにはやんでいた。路面もそれほど濡れていなかったので自転車で出勤。今シーズンの自転車通勤は23日め(23/26)。
既と概
古典的な間違いである「概出(がいしゅつ)」の類似品で「概存(がいぞん)」「概婚(がいこん)」というお間違いをしている皆様もいらっしゃるんじゃないかと探してみた。思った以上にうじゃうじゃいらっしゃった。
こんな間違いをしている人もいるんじゃないかと思いついた場合、大抵いる。
余談:不思議なことに 概 から 既 への間違いはあまり見かけない。「既算(きさん)」「既要(きよう)」は検索しても中国語らしきポストばかりがヒットする。
子供部屋
「子供部屋おじさん」という言葉があるらしい。意味はなんとなく解る。「家事手伝い」とか「花嫁修業中」との違いはなんだろう。
それはそうとここ数十年で「花嫁修業」という言葉を見かけなくなった。いいことだ。
家事手伝い
「ご職業は?」
「家事手伝いをしてます」
「手伝い?手伝うって言ってる時点で自分が主体でないってことだよね?自覚がないんじゃない?」
ベイツ型擬態
無毒な生き物が有毒な生き物と似た外見をしていることで捕食されるのを防ぐタイプの擬態はベイツ型擬態と呼ばれている。
このベイツ型擬態を説明するときに「無毒な生き物が有毒な生き物の姿をまねて」と書かれることが多いのだけど、無毒な生き物が「あの有毒な生き物の姿をまねしてやろう」と思って進化したとは思えない。そんなことで進化できるなら人間はとっくに美女美男だらけなってるだろう。
まねをしたんじゃなくて、無毒なんだけどたまたま姿が似ている生き物を見た捕食者が「こいつは食っちゃいけねぇ」と勘違いしたため生き残り、より似ている個体の交配が進みそっくりな外見になって行ったのではないか。
それでは、また明日。
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