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私達は硬骨魚だ

2022.05.26 / タイトル画像は "卵がキャビアになることで有名な古代魚、チョウザメ"(出典:いらすとや)

日記

今日も好天だったので自転車で出勤、今シーズンの自転車通勤は26日(26/33)め。明日は雨が降りそうだ。降らなくてもたまには東西線で出社してみようか。

魚類はいない

「アボガドじゃなくてアボカド」くらい広まって欲しい常識がある。「チョウザメはサメじゃない」だ。そもそもチョウザメは硬骨魚綱に属するのでかなり上のレベルで軟骨魚綱のサメとは違っている。「同じクラスの同じ班の人だと思ったら違う学校の同学年の人だった」くらい違う。

以下、Wikipedia 情報なので話半分で眺めて頂きたい。生物の分類はジャンルごとで流派があるらしく、項目によって違うことが書いてあったりするので、整合性が怪しい部分もある。

今は分類上は魚類という括り(魚綱)が無いらしく脊椎動物のなかで四肢動物以外の複数の分類に属する生き物の総称が魚類に相当するらしい。両生類・哺乳類・鳥類はそれぞれ綱として残っていてそれらにかつて綱として存在した爬虫類に属する生き物を加えた総称が四肢動物とのこと。

つまり魚類とは両生類・爬虫類・哺乳類・鳥類の脊椎動物ということになる。だったらそれらをまとめて魚綱とすれば良いじゃないかと思ったのだがそうは行かないらしい。

両生綱・爬虫綱・哺乳綱・鳥綱、それに硬骨魚綱・軟骨魚綱を加えた顎口上綱という顎を持つ生き物の括りがあり、それとは別に無顎類という顎を持たない生き物というがいて、そいつらも広義の魚ということらしい。

とはいえ無顎類にはヤツメウナギとヌタウナギしか残っていなくて大半は絶滅している。

無顎類はかつて顎口上綱と同じ並びにある無顎上綱という分類だったが「何かが無い」というのは共通の性質ではないのでその括りはおかしくない?ってことからヤツメウナギとヌタウナギとしての無顎類という言葉になったらしい。知らんけど。

まとめると魚類というひとつのグループがあるわけではなく「顎口上綱に属する硬骨魚綱と軟骨魚綱、顎口上綱に属さないヤツメウナギ類とヌタウナギ類の総称」が広義の魚類で、「硬骨魚綱と軟骨魚綱の総称」が狭義の魚類ということのようだ。

チョウザメのサメは硬骨魚綱と軟骨魚綱というかなり遠い分類だったが、ヌタウナギ/ヤツメウナギとウナギはそのひとつ上のレベルで違うので、「同じクラスの同じ班の人だと思ったら学生と社会人だった」くらい違うことになる。

私達は硬骨魚だ

更にややこしいことに分岐に厳密な分類方法だと、四肢動物もまず硬骨魚類に入っているらしい。

私達は硬骨魚なのだ。硬骨魚の中で条鰭上綱というのがいわゆる魚で、四肢動物はそれと並ぶ肉鰭上綱に属するらしい。もうなにがなんだか。

スズメは恐竜だ

硬骨魚類に含まれる肉鰭上綱のずっと下の方に双弓類という分類があって、その中には鱗竜形類と首竜鱗類がいる。鱗竜形類はヘビとかトカゲで首竜鱗類はワニや恐竜らしい。

そして鳥類は恐竜に属しているとのこと。もう本格的になにがなんだか。

恐竜のずっと下に獣脚亜目という分類があり、その更に下の方に手盗形類という分類があり、鳥は全部その手盗形類に含まれるそうだ。あとティラノサウルスも。

どうやら昔の分け方でいうところの両生類と哺乳類と鳥類に関しては今もそれぞれひとつの大きな括りがあるけど、魚類と爬虫類はもうひとつに括ることができず、あちこちの枝についている葉っぱのようにこれとこれとこれがかつての分け方の爬虫類/魚類に相当するということのようだ。

その他

昼休みにスーツが3人以上並んで飯を食いに行く、あるいは食い終わって勤め先に戻る姿を見ると無条件で腹が立つ。仲良しグループじゃないと行動できない幼児か。

細田衆議院議長のセクシャル・ハラスメント報道に対して細田サイドが文春を訴えると言っている件。報道が事実だとした場合、文春が何度も記事にしたからには音声かなにかの決定的な証拠を持ってるんじゃないかと思うけど、だとしたら訴える側はなにか勝算があるのだろうか。逆に事実ではないとしたら訴訟リスクを覚悟の上で文春が記事にするメリットはなんだろう。

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