月並みなストーリーされど価値はある

ビジネスは選択の連続

↑月並みなフレーズだが、

その後の人生を大きく左右するほどの大きな選択もあり、特に家族の方も最終的には巻き込むこととなると、その二者択一は悩ましさの頂点を極める

↑これまた、月並みな抽象論だが

そんなカテゴリーの選択の岐路に立った仕事相手とこの2週間は真剣な膝詰めの対談を何回も行ってきた。

企業対企業だと、その選択がこちらにとって喜ばしい場合と逆に好まれざる結果の真逆なものに分かれる。

当初はこちらにとって好ましくない道を選択を表明してほぼ、それがファイナルアンサーとなりかけていた。

それを覆そうとするこちらの気持ちが強すぎると逆に固く殻を閉じる逆効果になることが分かっていたから、決してこちらの都合を押し付けず、あくまでもその人にとって最適な選択を親身になって一緒に考え、こちらの主観は押し付けないで、相手の話をひたすら聴く、北風と太陽の太陽作戦で最後まで敢行。

期日の3日前にはファイナルアンサーに近い形を出されて、その内容を私は上司に報告したが、それは我々を落胆させるもの。
しかし、それはその人の人生にとってベターな選択なら、それを歓迎し、嫌な顔をしないことが人としての好ましい態度と認識。

しかし、最終決定日にその人から、ちょっと二人だけで話したいと関係者を外したシーンで思いがけない話を受けた。

なんと、数日前のほぼ、ファイナルアンサーを覆えし、我々にとって喜ばしい道筋を選択するに覚悟を決めたとお話を受けた。短期的にはその人にとってはイバラの道にもなるが、それは長い目で見ればその方が確実にその人にとっても利点が多いことである。

「いやぁここ一週間は夜も眠れないくらい悩み何度もシーソーで揺れ動いたけど、私の初心に立ち返り、最初は心が傾きかけたどちらかと言うと楽な道ではなく、蕀の道かも知れないが、本来の私らしい道を決断するに至りました。沢山、相談に乗ってくれて、話をきいてくれてありがとうございました。」と。

私はネゴシエーションをしたわけではないが結果として好結果を引き出すことに、なった。

上司からも礼讃を受けヒーローになりました。

ストーリーは月並みながら、ごり押しではなく相手のために親身になることがお互いの良い結果を引き出すリアル体験となり、非常に自分自身良い経験値となり、勝利の美酒に繋がった。

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