脳科学者、中野信子氏

朝8時台から午前中のNHKR1ラジオは3月で「すっぴん」が終了。この番組は私が北海道から戻ってきて約4年間、比較的長い朝の通勤のクルマで聴いていて楽しんだのだが、後身番組が「らじるラボ」。

5月上旬に脳科学者の中野信子氏を迎えて楽しかった。
中野氏によると、今、コロナ禍で他人の一挙手一投足をイチャモンつける人が増えているが、人間の脳は他人の非をみつけ、正義の使途となり指摘することで快感を得る。その中毒になっている人が多いと。重箱の隅をいちいち警察のように突かずには気がすまなくなり、周りにそういった中毒患者がいると厄介。と。

激しく同意

朝のウォーキング時にスマホのらじるらじるで聴き逃し(5/7の9:00~)で聴き直した。まさに光と闇を語っており正義や綺麗過ぎるものはウソくさいという哲学。

氏は笑いながら言っていたのがコロナ離婚に掛けて性格の不一致で離婚というが、そもそも結婚するときは、相手に自分にないものがあるから好きになったと言っていて、性格の不一致は当たり前と笑ってました。それが一緒に暮らすとルールを作ってそれを守らない相手に不満になるが、それは当たり前と思えば腹も立たなくなると。

また、コロナ禍で正義を振りがざし他人を非難する人のことを正義警察と言っていた。

奇しくも某SNS上のコラムに中野信子氏にインタビューのようなものがあり、キレる達人と載っていた。マツコデラックスや有吉、また新宿2丁目のゲイバーのママの例でキレて相手を責めるときでもいい塩梅で止めていて本当に相手が傷つくのうなことも言わず、相手を救うフォローをするとありました。
コラムの最後にアサーションについても関連して言及されてましたが、アサーション、アサーティブは私も10年くらい前から学びたいテーマとして研究し続けているもの。なかなか身につけるのは難しい永遠のテーマのようなものですが。

日本人はセロトニンの使い方が苦手で不安になりやすい。しかし不安は感染から守る大事な感情。ステイホームで家族がギクシャクするのは不安が強すぎて相手に過干渉。そしてナチスドイツばりの同調圧力。これが真面目な日本人は強すぎると。
まさに昨今私が論じているテーマと一致。

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