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ディジー・ミズ・リジー〜オルター・エコー〜美しき轟音の闇へ
2020年3月発表のDIZZY MIZZ LIZZYの4年ぶりの通算4枚目のフルレンスアルバム『Alter Echo』を紹介。
まずはamazonの商品内容説明から引用
デンマーク史上最高のロック・トリオによる復活第2弾アルバム!
ダイハードなロック・ファンにはもはや説明不要!あの鉄壁ロック・トリオが新たな感動をもたらしてくれる時がついにやってきた。90年代にデンマーク音楽史上最高のセールスを叩き出し、日本でも多くのファンを獲得したにもかかわらず、たった2枚のアルバムで一度は解散した彼ら。以降、ファンは長い長い“DMLロス”に陥っていた。そんな彼らが、2016年に約20年というリリース・インターバルを経て、『フォワード・イン・リヴァース』というこの上ない復活作で我々の前に帰ってきてくれたのは記憶に新しいところ。しかも1年の間に3度の来日公演(ラウドパーク2年連続参戦と単独ツアー)という離れ業もやってのけ、切れ味の増した極上テクニックと熟成された表現力が合わさり、たった3人で奏でるロックとしては無敵ともいえる素晴らしいステージングを披露してくれた。あの最高の復活イヤーを飾ってから4年。DMLらしさはそのままに、新たなチャレンジを封じ込めたという待望の4thアルバムを引っさげてシーンに戻ってきた。唯一無二のDMLメロディーとストイックに躍動する3人の雄姿に、またとことん酔いしれようじゃないか!
メディア掲載レビューほか
90年代にデンマーク音楽史上最高のセールスを叩き出し、日本でも多くのファンを獲得したにもかかわらず、たった2枚のアルバムで一度は解散した彼ら。以降、ファンは長い長い“DMLロス”に陥っていた。そんな彼らが、2016年に約20年というリリース・インターバルを経て、『フォワード・イン・リヴァース』というこの上ない復活作で我々の前に帰ってきてくれたのは記憶に新しいところ。しかも1年の間に3度の来日公演(ラウドパーク2年連続参戦と単独ツアー)という離れ業もやってのけ、切れ味の増した極上テクニックと熟成された表現力が合わさり、たった3人で奏でるロックとしては無敵ともいえる素晴らしいステージングを披露してくれた。あの最高の復活イヤーを飾ってから4年。DMLらしさはそのままに、新たなチャレンジを封じ込めたという待望の4thアルバムを引っさげてシーンに戻ってきた。 (C)RS
フロントマンで全楽曲のソングライティングを手掛けるティム・クリステンセンは以下のように語る。
「自分が何者であるか、何を体現しているかが分かっている境地にいることについての曲なんだ。長年の間にひとつのアイデンティティを形成したことについて。僕たちはこのバンドにそんな感情を持っているんだ。僕たちは大人になって、より共鳴しあっている。それが、自分たちの中に流れているものを追求する自由を与えてくれるんだ」
「今の僕たちが書く曲は大抵長めなんだ。忍耐の欠如へのささやかな革命だね。僕たちはどうしてそんなにストレスを抱えているのか?見逃すことを恐れるあまり、僕たちは本当にたくさんのことを見逃してしまっている。同じ感情をもう少し維持すれば、何が起こるか様子を見ようとすることができるんだ」
■小生の感想
伊藤政則のRockTVを観ていたら彼らの新作から4曲目のザ・ミドルが紹介されていた。
CDの【帯の美しき轟音の闇へ】という叩き文句がなかなか体現された曲と感じた。
この作品にはファーストアルバムに収録された「グローリー」や「シルバーフレイム」のようなメロディで聴かせるキラーチューンは見当たらない。
ただしアルバムを通して聴くとコンセプトアルバムのように全体が一枚岩になっていてキラーアルバムと呼ばれるべき完成度を誇っている。
とは言え映画『TENET』同様に一回目で全てが理解できる類いのものでなく繰り返し聴くことでどんどん旨味を感じられるスルメアルバム。
ティム・クリスティンセンのソングライティングを絶賛する声は多いがファーストでは「Glory」「Silver Flame」など数曲しかメロディの良さを実感出来なかった。
調味料で変な癖のあるのと一緒で彼のメロディにはなんか馴染まない癖を感じていた。2枚目のアルバムも巷の評価は悪くないが私はピンと来ない部分もあったのは正直なところ。
しかしこの作品ではソングライティングの上手さが実感出来た。
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