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理路整然と雑多感

先に『無駄のある空間』というコラムを発表したところで1つ入れ忘れた話が。

それは例えば靴屋や洋服屋ではなるべく沢山の種類を理路整然と並べるのが従来の王道と述べたが、

昔祖母の家の近くの商店街に玩具屋と古本屋があり、幼稚園〜小学校低学年の頃よく連れていってもらい何かをそのときの大人に買って貰っていた。

確かにマジンガーZや鋼鉄ジーグやライディーンやグレンダイザーやコンバトラーVあたりの超合金や古本屋はコロコロコミック系のコミックなど。

その古本屋が店内も大して広くなかったはずだが子供ならそれなりの広さに感じてそこにたくさんのワゴンがあり、とにかく無造作に雑多に本が詰め込まれていた。

理路整然の対極である。

ワゴンセールなどはわざとゴチャゴチャに福袋感を出して詰め込む売り方もあるが、

私はお店の原点にあの古本屋があり、ゴッチャゴチャのワンダーランドを冒険する楽しみみたいな売場も好きだ。

ドン・キホーテなどは、若干そんな手法で店舗レイアウトを組んでますね。

韓国を旅行したときに路地に迷い込んだときの雑多感もそれに通ずる。

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