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ストレスの質の変容

昨日に9連休の折り返しが過ぎて残りあと4日

仕事に戻ることはそんなにストレスはないから

いわゆるサザエさん症候群(日曜の夕方に明日は仕事だと思い憂鬱になる症候群)はほぼない。

昨年くらいから顕著にそうなっている。

仕事がうまく行ってからいるからということもあるが

過去は会社の体質、社会の体質で業績至上主義が横行し、高度ストレス社会だったのが、大分改善された結果ともいえる。

仕事にしろなんにせよ成果は必要だが、無理があったり、見せかけであったり、後ろめたさか伴う成果達成には大きなストレスが生じよう。

高度経済成長期は物不足で需要が大きかったから物が自然と売れて仕事も変なプレッシャー、ストレスが比較的少なかったであろう。

一方、経済成長が収束し、特にバブル崩壊後は、従来の成長マインドが完全に残っていながら成果は出しづらくなっている。しかし前年比というしがらみの中、無理しても数値を達成させようとしたとき、歪みが必ず生まれ粉飾まがいのものになる。
もちろん、それを粉飾と堂々と言えないからコーティングにも腐心しその不毛な雑務が大きな負担業務となる。

全ての企業がそうであったとは勿論言えないだろうが社会全体がそういった傾向になり、特に勝ち組と呼ばれる企業ほどその傾向が強かったであろう。それはブラック企業とも呼ばれる。

去年くらいからそれは大幅に軽減されている。

これは社会の大きな進歩であると考える。

不毛な競争だけを追い求めず成熟した社会に入って行ったのかも知れない。

一方でコロナ禍も影響し、存続が厳しい企業も増え、それは何も中小企業に留まらず大企業も例外ではないと言われる。

そういった見えない不安がストレス・プレッシャーになりジワジワと精神を蝕む。

そんな日常で目立ったストレスはなかれど、真綿で首を絞められるような目に見えないストレスを癒やす休暇とはなっている。

休み前はそういったジンワリ忍び寄るストレスが蓄積し心身が秘かに悲鳴を上げていたのに気づいたため、垢落としは間違いなく必要だ。先日のエッセイに記述したようなフランスでいう一ヶ月程度のヴァカンスは理想だが、それに準じたバケーションを後半楽しみたい。

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