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無駄のある空間

お風呂やトイレや森林浴散歩などリラックス出来てアルファ波が出やすい空間でナイスアイデアは生まれる。
すぐにメモしないと忘却の彼方に消える幻の名作アイデアも数多くあろう。スマホが手元にないときでも歌の歌詞にするなど工夫して記憶に残りやすくして、スマホを手にしたらその歌詞をメモする。

この投稿作品はそんなメモから生まれた。メモと言ってもnoteのこのテキストページにキーワードを羅列で記し保存した形式だ。

本題

「無駄のある空間イコール贅沢な空間」

着想はnoteをはじめネットの投稿記事は改行多めにしたり、贅沢な誌面の使い方だよな、というところから。

新聞だと限られた誌面スペースに出来るだけ多くの情報を伝えようとして、改行があっても1行空白の行を空けるなどはまず見られない。紙面のほとんどを文字で埋め尽くしている。

スマホ記事なら読みづらいと読んでさえ貰えないレベル

それが新聞だと読みづらかろうが皆我慢して読む。

そういうものだから。

私は小売店舗のコンサルも手掛けていて棚割りや陳列デザインなども提案をしているが、

かつての美徳な販売スペースは新聞のようにギッシリ商品を詰めて並べて、それも理路整然に。売出し品はスペースを広く確保するなど。

今もその傾向は残っているが。

新聞→ネット記事への変遷のように

陳列もギッシリではなく、敢えて少し無駄といえるスペースを設けた方が顧客が好感を持ちやすくなっている。

その手法は昔からブティックやジュエリーの専門店や高級時計店などは無駄とも言える空間が占めていてポツンと商品を置く手法。

そんな高級専門店でなくとも大衆スーパーやコンビニなどでもその方向性で陳列デザインを組むことが今後トレンドとならないかと考えている。

ネットショッピングへの移行で販売スペースはサンプルだけを展示しお渡しすら商品はバックヤードに保管など。

人間もかつては人混み、満員電車、行列など、ギッシリがデフォルトであったが、COVID19下では当然Socialディスタンスを取ることに。

店舗デザインにもSocialディスタンスは今後トレンドとなると読む。

駐車場の駐車ライン引きも従来は一台でも多く停められるように隣との感覚を車幅と乗り降りのギリギリにしていたが、今はシングルラインでなく、Uの字ラインが流行っている。隣に擦るリスク、ドアを開けて隣にぶつけるリスクが減り安心感、快適感が増すことを台数以上に優先に。

それだけ、あらゆる分野にSocialディスタンスが蔓延っている。

Socialディスタンスはオールドノーマル化では非効率的、無駄と退けられていたことが美徳へと価値の変換がなされた例である。

無駄のある空間は贅沢な空間とも換言出来る。少しゴージャスなセレブ感が漂う。

ただそれはこれまでの人口拡大社会から人口減少の世の中にはフィットした価値観かも。

それは空間のみならず、時間の使い方にも同様なことが言えまいか。

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