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デ・ニーロ・アプローチ

名優ロバート・デ・ニーロは、マーティン・スコセッシ監督作『レイジング・ブル』でボクサーの絶頂期から引退後の姿までを演じた際、驚異の肉体改造で体を絞った後に27キロの体重増量を敢行。こうした壮絶な役作りは“デ・ニーロ・アプローチ”と名付けられている。

私は昨年12月から約2ヶ月半の間に17kgの減量に成功。
27kgの体重変化を行うデ・ニーロには敵わないが、デ・ニーロの場合は役づくりのために増量と逆アプローチだが、
またその役が終われば元に戻しているわけだし。

デ・ニーロに代表する俳優魂をもってすれば20kg程度のダイエットもそんなに難しいものではない。

現に私はこの2ヶ月半、体重を落とすのに苦しいと思ったことは微塵もなく、むしろ楽しいと感じてきた。

和製デ・ニーロアプローチに三年前になるかNHK大河ドラマ『西郷どん』で勿論主役の西郷隆盛を演じた俳優の鈴木亮平は、当時としてはかなりの巨漢といえる身長約180センチ、体重100キロ以上という西郷隆盛を演じるにあたり、かつてないほどふくよかな体形を撮影中維持していた。

鈴木は筋肉美も披露した『HK/変態仮面』では15キロ増量、大ブレイクした朝ドラ「花子とアン」では元に戻し、『TOKYO TRIBE』でも10キロ増量したが、佐藤健の病床の兄を演じたTBS日曜劇場「天皇の料理番」では半年かけて20キロも減量したことが話題に。さらにその直後には、『俺物語!!』の主人公に寄せるため30キロ増量した。その身体を張ったストイックな役作りには、“和製ロバート・デ・ニーロ”と呼ばれるほど。

私もそれに近いデ・ニーロ・アプローチが全然可能。

よく基礎代謝量のことで40過ぎると痩せにくいと言われるがそれは中途半端なダイエットをしている場合のことであり、私のようなストイック過ぎるやり方をやると20歳台の頃とそんなに変化のスピードに差はない。

これはかつてタモリ氏が述べていたが、

太るとか痩せるとは簡単な足し算、引き算。
消費カロリー以上に食えば太るし、その逆なら痩せる。

ただ単にそれだけのこと。

ただ、最近のダイエットの常識である「脂肪を落としても筋肉を落とさない」やり方は私は凄い徹底度を示しているからタモリ流の算数に筋肉増強を加えている、ダイエットでは極めて王道を徹底貫徹しているに過ぎない。

※トップ画像は驚異の体脂肪率2%台のロッキー3の頃のスタローン

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