メンタル最強説

先日は深田恭子の適応障害に絡めたエッセイを書きましたが
今朝のニュースでは大坂なおみのうつ病告白の報

大坂なおみは確かにメンタルは不安定なのは見ていて以前から感じられた。

メンタルヘルスには認知の歪みの矯正という治療法が広く知られている。

認知の歪みとは主に
起こってもいないこと、また起こるかどうかも分からないことに対して
過剰に不安感を募らせ、自分をがんじがらめにしてしまう考え方なども該当する。

あるいは
アサーションとかアサーティブコミュニケーションといわれる概念があるが、その真逆が自分の言いたいことを全く表に出せなくて溜め込んでいる状態。

そうなると認知の歪みは加速します。主に被害妄想が。

実は私は数年前までどちらもかなり強くその傾向を持っており、常に生きるのが苦しいタイプでした。

大坂なおみの心境は全く同じでないにせよ、かなり近似値にて共感できます。

そしてそのような性向は克服できたつもりになっても
それは環境に恵まれてるから克服できているような感覚にもなっているが、ちとハードな環境に晒されてばリバウンドしてもとの悩みやすい性格に逆戻りするだろうと考えている。

しかし、ここ数年来で私が克服できたのは、
保身をトコトン止めれていること。

人間にとって最大の保身は
文字通り生き延びる、死から逃れること。

私は極論だと死の恐怖は克服し、生命活動に関する保身はかなり減らしています。
サムライがシグルイ、シニグルイという言葉を使い、常に死を背中合わせに生きることで死の恐怖を克服していく過程を経るのですが、
ほぼそのサムライと同じマインドになっています。

死への恐怖と闇に対する恐怖は似てますが
私は昨年末から深夜2時に人のいない公園を走ることで闇に対する恐怖もかなり克服している。

20歳代くらいまでは
よく金縛りにも合いました。
金縛りは霊的現象ではなく
身体の生理的反応と断定した上で述べると

私は金縛りで心臓が可笑しな脈拍となり死の恐怖すら感じることがあった。なので金縛りは根源的な恐怖なのです。

幻聴、幻覚を金縛りで見たこともあります。

月並みながら老婆が腹の上に乗っているのを見た(感じた)ことも一回あります。それなんかまさに擬人化であり、恐怖に明確なカタチを与えた幻をみたということ。

しかしサムライのように死を常に身近なものとして生きていると
金縛りの恐怖はなくなり、そもそも金縛りが起きなくなっている。

死の瞬間に感じるのは快楽であると医学では定説になってます。
それは脳内麻薬であるβエンドルフィンが大量に分泌されるから。

なので死は苦痛でも恐怖でもないと捉えて生きてからメンタルは国内最強レべルまで強化された気がします。

しかしこれもメンタル脆弱で悩んだ時期を経て到達したことが価値があると考えます。


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