~闇販売&偽ハイブラ装備編~キラキラブランディングで美女と付き合うまでの長い長い道のり①

この話は色々アレな話を含んでますが、一部事実を含んだフィクションです。
実在する場所等は含んでいますが、あくまでもお話です。
ペール的に人生最高の美人と付き合うに至るまでに身に着けたスキルのお話です。長い長い自分語りをさせてください笑

このお話は

・よくいうキラキラ刺しが見当もつかない方
・無難に生きていて危ない目にあったことがないけど、興味がある方
・キラキラブランディングで美女と付き合ったらどうなるか気になる

方にはとてもおもしろい話だと思います。
1話目はハイブラの名前を覚えるキッカケになったエピソードです。この経験のあとから、ハイブラについて具体的な話が出来るようになりました。
まだまだ女の子とは程遠い話です。
やっぱり旅行とか大事だと思うよ!
若いうちに変なバイトするのも!

実際、かつては女の子によく話していたルーティンです。
海外で実際に危険な目にもあいましたし、人生の危機もありました。
変なバイトも色々しましたし、そこから得られた経験も財産です。
もしかしたら数千円分の価値はあるかもしれません。


まずは、学生バイトの時までさかのぼります。
学生時代は秋葉原の怪しい裏モノショップで働いていて、そこにいた

「アッハー、ウチデ売ル中華製品には30%クライ不良品マゼルアル!クレーム来タラ、誠実ニ対応スレバ店は良心的ニ思ワレルアルヨ!

とか言っちゃうヤバいオーナーのもとで働いていました。
実際製品自体もwifiを無料で他人のを乗っ取るとか、ゲーム機のゲームを買わずに無料で動かす装置だとか、現在は違法な中華製品ばかりで完成状態だと税関を通れないので、分解状態で香港から輸入し、届いてからせっせと組み立てて売るという店でした。
この時に中華製品の仕入れノウハウを手に入れ、学生ながら汚い金を稼ぐスキルを身に着けていたのでありました。

当時のアキバといえば、マジコン(DSのゲームを無料で動かす装置)、ラジコン、パソコンが売れまくりで、オーナーもマジコンでタワマン(通称:マジコン御殿)をゲットしたという闇界隈のドンでした。

「中国ノモノハ信用デキナイ!中国人モ信用デキナイ!!大嫌イ!」

とか言ってましたが、奥さんは中国人でした。
それだけ中国で金儲けが出来た時代。。。

もう10年前ですか。。。
僕がラジコンでもなくマジコンでもなく、ロリコンのオタクになる前の話です。

まあ、このときの僕はナンパとは無縁で、キモオタしてたんですが。。
このあたりからJKリフレという業種ができ始めてたんよねー。
結構潰れたりできたりを繰り返していた黎明期だったかもしれません。
僕はメイドにもリフレにも全く興味がなく、日々詐欺まがいの販売をしていました。

ジャンク乾電池つかみどりとかねー。オーナーが2割くらい使えない電池混ぜてて。
秋葉原の闇を楽しんでいました。。

それから大学卒業とともに、一般企業に就職し、ナンパを始めるまでは平穏に生きていました。空白の3年間です。

自己紹介noteに書いてあるので割愛しますが、前職を退職後、東京に戻ってきた僕は無職の中モテたい一心で試行錯誤の日々が始まっていました。

そんな中で第一の人生のターニングポイント

「まじで金欠過ぎて香港のお隣の深センに偽ブランドを買い付けに行く」

を決行しました。


初めての香港、深セン(中国で一番有名な問屋街)はマジで緊張しました。
でも裏モノショップのアッハー店主の荒稼ぎを見ていた僕はもう思いつくお金の稼ぎ方がそれしかなく、なけなしの30万ほどを握ってめちゃくちゃ調べて印刷した通称パチモノビル(偽ブランドの店が密集しているビル)までのルートの紙を頼りに日本を発ったのでした。。。。

初めての香港空港、、、正直なにか変な匂いがした。
中国料理屋みたいな。。。
香港から目的の深センまでは電車とバスがあって、初めて行ったときは確か乗り合いバスだった気がする。。今は全然電車でいけるけど。
時間があるなら電車の方が誰とも喋らなくていいから楽かも。券売機がありえないくらい混んでて泣きそうになるので、窓口で行きたい駅を指差して買ったほうが絶対にいい。
乗り合いバスは運転手が何喋ってるかわからなくてマジで泣きそうだった。
ちょっとこの辺も大変だったけど長くなるので割愛しますw

何とか深センについて、ラブホみたいな適当なホテルで下手くそイキリ英語でわかれやというスタンスで予約を取り、一息。一泊5000円行かなかった気がする。安い。

とはいえ一泊しかないので、駅前の巨大パチモノビル「羅湖商業域」へすぐに突撃することに。

※調べるとたくさん情報出てくるので、意外と行きやすいです。
ttps://travel-star.jp/posts/7269
とか

入るとかなりデカイ。そして汚い。
上野のアメ横にある雑居ビルに似ている。
入った途端に中国人が英語で話しかけてくる。

「bag? watch? toys? best price for you!」

これがかなりウザい。
とにかくくっついてくる。

「fu○k!Nooooooooooo」

キチガイしたら離れた。弱くしたらつけこまれるとネットに書いてあったので、イキリ英語でゾンビみたいによってくる中国人売り子を切り抜ける。

さて、この巨大ビル、どう回ればいいのだろうか。。
フロアガイドを見てみると、なんとなく各階でジャンルがありそうなので一階ずつ上がってみることに。

ちなみに一階は時計とおもちゃがメインのようだった。
おもちゃ店の前ではHUBLOT(高いハイブラ時計)っぽい時計をつけたタンクトップの子供がドローンを飛ばしてデモをしていた。後で調べてわかったが、ダイヤモンド散りばめられたHUBLOTって数百万じゃねーかwww
よくみると売り子の貧乏そうな少年少女はみんなシャネルのピアスだとか、ヴィトンのカバンだとか、ロレックスの時計をしてるのに汚いタンクトップとジーパンである。圧倒的チグハグ。
衝撃的なパチモノ風景だった。

2階はめぼしいものがなく、うろうろしていると饒舌なおじさんとかに捕まりかける。なんとなくピンと来ず、3階に上がったときにクソ可愛い子が売り子をしている店を見つけてしまった。
※その後、今でもたまにwechat(日本で言うLINE)をするCARYだった。

買付けをするはずがCARYが可愛すぎて、片言の英語でめっちゃ口説いた僕である

何歳?とか、近くに住んでるの?とか、この後ご飯行こう?とか、多分日本語に直したらゴミみたいな口説きトークが全然刺さらず、唯一

「You are the most beautiful woman I've ever met」
 (僕が今まで出会った中で一番綺麗な子だ!)

という、中学生の頃に習った例文をそのまま鼻息荒くして言ったら、めちゃ笑ってた。クソ可愛い。(ちなみに今はずっと同じ彼氏と付き合ってるそうだ、羨ましい)

ビル内は凄まじい数の店があるわけなんだけど、ここで買付をすることに決め、交渉を始めることに。バッグ?時計?財布?などと英語で聞かれたのでとりあえず時計と言ってみた。するとカタログを渡され、

「All watch can sell」
(ぜんぶ、買える)

みたいな事を言われた気がする。
あんまりどれがどうとかわからないので、ロ○ックスダイバース(本物なら144万)を指差してみた。

「Oh,It's high quality! good one!」
(それはいいやつで特に質がいいのよ)

などと言われ、電卓をたたき始める。

「50000円」

ワイ「Noooooooooowaaaaaaaaaaaaaay!!!!!!」
(ありえねえええええええええええええええええええ!)

これは事前に調べ済で、最初は高い額を提示してくるらしい。
なのでわざとキレるのが正解。

ワイ「(ポチポチ)5000円」

CARY「Noooooooooowaaaaaaaaaaaaaay!!!!!! you're crazy!!!!」
(ありえねえええええええええええええええええええ!あんた頭おかしいよ!)

この後冷静に、時計の出来にケチをつけ始めるワイ。
これはどう考えても5000円クラスやろ。ワイは知ってるんやで!と。
お店潰れちゃうよ、とか、最高級の出来だとか、全部無視で10回くらい5000を突きつける。絶対に無理と言われるので話にならんといい店を出ようとする。

ここで、まだ利益が取れるなら腕を掴んでくるとネットにあったのだ。
そして腕を掴まれた。これでこちらの勝ち確定である。

ちなみに別の店で3000円交渉を試したら、日本語混じりで

「オマエ、リアル ケチ ダナ、ハナにキムチ ツッコムゾ!」

と言われて追い返されたので、仕切値はそのへんなのだろう。

その後何度もCARYの所で買ったが、何度かケチと言われるもやはり5000円程度で落ち着いている。
皆様、仕切値が5000円は覚えておいて損はないです。

そんなこんなで、人生で初めて偽ブランド品の仕入れに成功した。
時計、カバン、財布、バックル、その辺かな。
スーパー金欠の僕は日本に帰ってから速攻アレしたという話。
多分このとき、総額10万くらい使ったという記憶。
LCCとか使えばもっと安く行けるはず。

これがナンパ界隈に入る数年前の話なのだが、まさかキラキラブランディングに利用する日が来るとは、そのときは思ってもいなかった。

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