たねまき寺子屋③

【日時】2021年3月27日
【講師】尾辺さん
【テーマ】受けた恩を忘れない
【題材】ポーランドのシベリア逃避行救出劇

阪神淡路大震災・東日本大震災の時にポーランドが支援してくれた。
なぜ?

1919年:ポーランドがソ連から独立→ソ連から攻撃される
シベリア鉄道で東に逃げる中でソ連に止められる。
756人の孤児を救出して日本に2年間滞在させて帰国させた。

ポーランドはこの恩を忘れていない。
花は咲くを日本語で歌って送ってくれる。

ポーランドでは100年前のことを教育で教えている。
知っているから受けた恩を返せる。
知ることが大事。

日本人はとてもやさしい民族です。
皆さんも困っている人がいたら助けてあげましょう。
そんな日本のことを好きになって助けてくれる人がいます。
受けた恩を忘れず恩を返していきましょう。

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恥ずかしながらこの救出劇も震災時にポーランドが支援してくれたことも知りませんでした。
トルコのエルトゥールル号や台湾のダムの話は有名ですが、他にも様々な恩の受け送りで親日な国はたくさんあります。

少し時代背景を調べてみると、ソ連の共産革命に警戒感を抱いた欧米・日本がシベリアに出兵していたのですが、反革命軍の敗色が濃厚になると欧米軍が撤退し、近隣国である日本だけが頼みの綱で、日本赤十字・日本軍が援助要請に即応したとのことです。

親から子供に恩を感じるよう伝えるのは難しいですが、他の人から教えていただくのは大変ありがたいです。
こういう環境を用意していただいていることに親として、また求道道として感謝し、自分が講師の番には誠を尽くすことが恩返しになるのかと思います。


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