たねまき寺子屋④

日付:2021年4月10日
講師:杉田さん
テーマ:そのあたりまえっていつからなの?
題材:人見絹枝

先日水泳の池江璃花子選手が白血病を克服してオリンピック代表の座を手にしたが、女性がスポーツするのはいつから当たり前になったか。
人見絹枝という人がその道を切り拓いた。

心臓が止まるかもしれない病気になりながら、様々な陸上競技で日本新記録や世界新記録など数々なメダルを獲得。
21歳の時に日本人女子として初めてオリンピック出場。
世界記録を持つ100m走でまさかの予選落ち。
このままでは日本に帰れないと思い、練習したこともない800m走に出て銀メダルを獲得。

絹枝さんは女子がスポーツすることを罵られたが、「私はそしりを受け入れる。後進には貴方たちのような者に指一本触れさせない」と振る舞う。
オリンピック後は日本に女子スポーツを根付かせるための活動に取り組む。

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人見絹枝さんをwikiで調べると、オリンピックの3年後に亡くなられてて、まさに壮絶な人生を送ってこられたんですね…。
「当たり前じゃない」を「当たり前」にするには切り拓く人が必要ですが、それは能力だけでなく大きな志と仲間が必要で、とても大変なことです。
しかし今の日本があるのはそうして切り拓いた人と、当たり前にするべく道を慣らして来た人がいるからです。

今はコロナによって当たり前が当たり前じゃなくなっている時代ですが、だからこそ様々なことを切り拓くチャンスです。
雑音に惑わされず世のため人のためと信じ道を歩いていきたいものです。

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