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【がちゃ式:引き寄せの成功率を上げる習慣②】適度に現実逃避をする


何をやっても上手くいかない、ついていない。
あるいは、前日のイライラやモヤモヤを引きずって、1日中不愉快だった。
そういう日は誰にだってある。
もちろん私も例外ではない。
それどころか、人より感情を引きずりやすいタイプだと自覚している。
普通に1週間は引きずるし、何なら体調だって悪くなるくらいである。

そういう状況でオススメしたいのが「現実逃避」。
「逃避」なんて言葉が付いているからイメージは良くないかもしれないが、実は引き寄せの成功率を上げる有効な手段なのだ。
 望みが叶った状態=心が平穏で幸せに満ちた状態
 →悩みを生む現実に囚われているからその状態を実現できない
 →現実逃避
 →心が穏やかになり願望が実現する

というロジックである。

現実逃避はあのメソッドと同じ

「現実逃避」は字面の通り「現実から逃避すること」。
現実に起こっている問題から目を逸らし、自分にとって望ましい(楽しい・嬉しい) ものに意識を向けることだ。
おいしいご飯を食べたり、欲しいものを買ってもいい。
大切なのは、「いい気分に浸ること」である。

私はあまりに嫌な気分になった日、ゲーム機を買ったことがある。
ソフトなども含めると諭吉さんが4人ほど旅立っていった。
急な買い物としてはそこそこの額となってしまったが、その日から帰宅後のゲームが楽しみで仕方なくなり、多少のモヤモヤは気にならなくなった。
「いい気分=現実の状況にかかわらず意識が良い方向に向かっている」ということだから、なかなか良い現実逃避だったように思う。

逆にやめた方がいいのは、「誰かに愚痴を言う」こと。
もちろん多少なら全く問題はない。
だが愚痴は習慣化してしまいやすい行為のため、できればやめておいた方が良いだろう。

あなたの周りに、集まるたびに愚痴を言い合っている集団はないだろうか。
あれは本当に良くないのだ。
物事を捉える視点がネガティブな方に向いてしまうし、愚痴を言いたくなるような環境に相互に引きずり込むような状況になっている。
そうなりたくなければ愚痴を言わないに限るのだが、どうしても我慢できないことだってあるだろう。
その衝動を無理やり抑え込む必要はない。
それでネガティブな気持ちから解放されるのなら、それは現時点で最善の手段なのだ。
ただし、愚痴を言う場合はあくまで軽い論調で、できれば笑いに変えてしまうことが望ましいように思う。
ネガティブな感情にポジティブな感情を合わせて、エネルギー量を相殺するイメージである。

やや脱線してしまったので話を戻そう。
「現実逃避」は「現実の状況にかかわらず、気分が良くなる状況を選択する」ことである。
嫌なことから一旦意識を切り離し、自分にとってより良いものを選択するこの方法、実は引き寄せ界隈で有名な「なる」のメソッドに近いことをしていることになるのだ。

引き寄せメソッド「なる」とは?

「なる」というメソッドは「現実がどうであれ、すでに叶った状態になって引き寄せる」というものである。
「その状態(=願いが叶った状態)になっているから、当たり前に望んだ出来事が起こる(=願いが叶う)」
つまり、現実は置いておいて、理想の状態に「なって」、そのように振る舞うのだ。
例えば、お金持ちに「なって」、ホテルのラウンジでコーヒーを飲んでみる、彼氏・彼女がいる自分に「なって」、デート用の服を買いに行くなど。
(ありがちな例えしか浮かばんかった…)
引き寄せたい現実に波長を合わせ、今の現実をそちらに近付けていくという方法である。

細かい方法に関してはここでは論じない。
…と言うより、私がこのメソッドに精通していないので語れないのだ。
色々な方がこのメソッドを実践されているので、興味のある方は検索していただければと思う。

現実逃避がうまくいくロジック

この「なる」のメソッド、私にはあまり効果がなかった。
これはもちろんメソッドが悪いのではなく、単に私の思考回路との相性が悪かっただけの話である。

「なる」で難しいのは現実を無視することだ。
私は妄想好きだが、現実・効率主義という相反する性質も共存している。
「なる」を実践しても「いやいや、こんなの演技やん」というセルフツッコミが入ってしまい、残念ながらうまく没頭できなかったのだ。
ファンタジー小説のような、もっとぶっ飛んだ妄想の世界の方が、余程入り込めてしまう。
これは恐らく、「現実的な結果を望みながら」妄想するからなのだろうと考えている。
私にとっては、「現実」と「妄想」は相容れないものなのだ。

そんな私が現実逃避をオススメしているので違和感があるかもしれないが、私の言う現実逃避は、「なる」の方法ではなく本質を踏襲するものだ。
「なる」で獲得したいのは、「望みが叶った後の感覚」。
それを達成すれば、自ずと現実もそれに追随していくというのが、「なる」の本質である。

冒頭にも書いたが、
望みが叶った状態=心が平穏で幸せに満ちた状態
→悩みを生む現実に囚われているからその状態を実現できない
→現実逃避
→心が穏やかになり願望が実現する

というロジックだ。

正しい現実逃避の方法

現実逃避の方法はいろいろあるが、未来を良くするための手段が現実の状況を悪化させては本末転倒だ。
変な言い方かもしれないが、あくまで現実的に、現実逃避をしよう
現実から逃避はするが、無視してはいけないのだ。
現実逃避が後悔を生まないために、以下の点に注意しよう。

・他人・物に危害 (物理的・精神的・経済的) を加えない
・生活に困窮するレベルでお金を使わない、借金をしない
・取り返しのつかない行為はしない (物品の破壊など)
・重要な判断をしない(転職・離婚など)
・即時対応が必要なことは現実を優先する(仕事のミスなど)

至って常識的なルールであるが、スピリチュアルに傾倒することで、この物差しが忘れ去られてしまうことがある。

私たちが身を置くのはあくまで物質世界であり、精神世界ではない。
あなたは物質世界での現実を良くしたいがために、精神世界に入ったはずである。
だから決して物質世界の現実を無視してはいけない。

余談だが、物質世界の現実を良くするために精神世界に入るというのは、あなた以外の多くの人も同じだ。
ということは、引き寄せ界隈にいる大半の人が、物質世界での充足(お金を得たり、恋愛がうまくいったりなど)を求めているはずである。
声高に願望実現の絶対的な成功方法や高次の存在と呼ばれるもの(神など)を掲げ、精神世界に精通していると見せている人こそが、最も現世利益(地位やお金)に執着している場合があるということを、常に念頭に置いてほしい。

精神と現実の両軸を使うと変化が早い

「現実逃避」は「現実の状況にかかわらず、気分が良くなる状況を選択する」ことだと書いた。
誤解なきように書いておくが、ネガティブは悪ではない。
感情は単なるアラームでしかなく、ネガティブな感情は単に「あなたがその出来事を望んでいない」ことだと示しているだけなのだ。
逃避するのはネガティブな感情を引き起こした「現実の出来事」からである。
その出来事に意識を向けず、積極的に他のことを選んで欲しいから、「現実逃避」をおすすめしているのだ。

逃避して気分が良くなったら、今抱えている問題を多方面から冷静に分析してみよう。
あなたが問題と思っていることは何か?それを解決する方法は?
自分にとって何が問題かを洗い出せば、現実的な手段も見いだせるのではないかと思う。

精神的な手法と現実的な手法の両方を取り入れると、変化のスピードは速くなる。
現実的な対処はこのシリーズのテーマである「引き寄せ効率UP」に有効なので、是非取り組んで欲しい。
(現実的手法の話もそのうち書こうかな)

現実逃避の結果はプライベートな話なので有料です。
以下の項目について書いています。
・現実逃避の結果
・おすすめの現実逃避法
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読んでいただいてありがとうございました! コーヒーのおごりはいつでも大歓迎です これからも引き寄せ難民にならないための記事を書いていきますので、引き続きご愛読の程よろしくお願いいたします!