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建築のしごとが変わっていく

今、神奈川県建築士会青年委員会のプロジェクトで動いているものがありまして、

その準備のために建築士会の若手建築士の皆さんが今どんな仕事や活動しているかということのヒアリングを行っています。

昨日の夜に プロジェクトの打ち合わせだったのですが、30代の男性建築士さんお二人に私から直接ヒアリングをさせて もらったんですが、お二人とも大変興味深い活動されていて、

建物を作るハードな部分の活動以外に、地域に自ら入っていってソフト面からの関わりによって楽しさを生み出す、そんな活動です。

地方創生の勉強を始めて数年経ちますが、数年前に見ていた景色とは今ずいぶん変わってきていて、そういった形でソフト面においても建築士も積極的に関わっていくことというのがトレンドになってきているように思います。

これは当然の流れで、日本は今人口減少時代真っ只中ですし高齢化もどんどん加速しています。

建物をバンバン作るという事自体が、高度成長期の経済成長著しい時期に比べ、様々な観点から最適なものではなくなっているからです。

都会に住んでいたらまだまだ新しい建物を作るという仕事は多いし、店舗等の商業施設も入れ替わりが活発です。テナントの設計や今の時代の働き方に合ったワークスペースの設計なども活発に行われていることと思いますが、

そうやってかなり大きく動く分野と地域がある一方で、全体を見てみると建物を無節操に作るという行為自体が 時代や経済の観点にそぐわず、 結果的に地域を衰退させる元凶になったりしている事例もあります。

そういった 状況に危機感や問題点をみて 新たに活動の種をまいている若手建築士のこれからの活躍が楽しみです。


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