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僕たち上場しました2021!映像を網膜で直接見るメガネを開発した会社!アイスを並べて年間売上げ400億円の会社…儲かりのヒミツはトラック?

僕たち上場しました、2021!
会社が株を上場する…
これは、会社が儲かってる証!
とういうことで当番組では毎年、
上場した儲かり会社を直撃!

日本経済大ピンチと言われた2020年は、
意外にも100社以上が上場していましたが、
果たして今年は?と思って調べてみたら…

なんと今年もたくさんの会社が上場してる!

アイスを並べ続けて念願の上場!
その売り上げがなんと!400億!?
アイス業界に革命!
トラックをお店の冷蔵庫にする会社とは?

世界初!カメラで撮った映像を直接網膜に当てる
魔法のメガネで上場!

まるでSF映画のような、驚きの儲かり技術とは!

最近やたらに増えてる、あのジムの会社が上場!
狙うお客は、意外にもあの人達だった!

勢いに乗った上場会社の儲かりのヒミツを探ります!

※以下、7月11日放送の書き起こしです。

アイスを並べて年間売上げ400億円の「アイコス」!儲かり秘密兵器は、トラックをお店の冷蔵庫に?

僕たち上場しました2021!
やってきたのは、神奈川県横浜市にある…

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「アイスコ」という会社

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相原社長:僕たち上場しました!

1948年の会社設立から実に73年。今年4月、ジャスダックに念願の上場!

相原社長:上場してがっちり!です。

こちらは何で儲けてる会社なんですか?

相原社長:当社はアイスクリーム・冷凍食品といった、フローズン温度帯に特化した卸の専門商社です。

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そう、こちらのアイスコは、お店に商品を届ける、いわゆる「卸し」の会社。なかでも、アイスや冷凍食品の卸に特化したという、ちょっと特殊な会社なんです。そして、すごいのがその売り上げ!

相原社長:年商で400億円。

なんと年商400億!これはがっちり!

しかし、アイスと冷凍食品だけという、ちょっと狭いジャンルの卸しで、なぜこんなに儲かるのでしょうか。そこには、アイスなどに特化してるからこそできる、「アイスコ」の儲かり技があるというので、実際にそのお仕事の現場を見せていただくことに。

スタッフ:はじめまして
千葉さん:はじめまして、千葉と申します、よろしくお願いします。

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同行させていただくのは、社内で、「とある仕事」をさせたらNo.1との呼び声高い千葉学さん。

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千葉さんが向かったのは、こちらの大型スーパー。

千葉さん:おはようございます。

スーパーに挨拶を終えると…

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早速トラックから商品を下ろし、倉庫に納品…

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と思ったら、あれ?なぜか商品を持ったまま店内へ。

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そのまま、アイス売り場で、持ってきたアイスを並べ始めました。
あれれ?…普通、商品をお店の棚に陳列するのは、スーパーの店員さんがやる作業。卸の会社は、届けて終わりというのが普通のはずですが…千葉さん、そんなことはお構いなし。手際よく、しかもスピーディーに並べていきます!

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開始わずか5分で、持ってきたアイスを全部並べちゃいました!しかも、ただ並べただけじゃないらしく、アイスを置く順番、場所にもこだわっているんだという!

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千葉さん:これからの時期ですと気温が上がって、「ドールもりだくさんフルーツ」であったり、「スイカをモチーフにしたアイス」だったり、定番の「ガリガリ君」であったり、氷カテゴリーが売れていきますので、なるべくレジに近い方に売れ筋商品を陳列しています。

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こちらのスーパーの場合、レジから一番近い右手前の角に売れ筋商品を置く。そうすることで、買い物を終え、お客さんがレジに向かう際、売れているアイスなので最後に思わず手にとってしまうついで買いの効果があるという。さらにこんなこだわりも…

千葉さん:ファミリー層が主なお客さまですので、アイスの箱で買っていただいて、家族で召し上がるのが多いと思います。あと、温泉街などの売店にも陳列に行ったりするんですけど、そこだとハーゲンダッツに特化して陳列してます。ちょっと旅行だからテンション上がってると思うんで。お客さんのテンションに合った商品を陳列しています。

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そう!観光地のホテルの売店などでは、非日常の空間にうきうきしているお客さんにあわせて、ハーゲンダッツなどの高級なアイスを置くと、なぜかスーパーなどよりも売れる、などなど、お店の客層ごとに、置くアイスの傾向を変えるのも、千葉さんのテクニック。

こうして、より売れるアイスの品揃えや、商品ひとつひとつの並べ方も、お店の人に代わってアイスコの社員さんがやることで、お店のアイスの売上がぐぐっと伸びる!と評判に。お店の従業員の吉田翔太さんに話を聞くと…

吉田さん:商品の品質に関わる事なのでとても助かっております。

「アイスコ」に任せれば売り上げが上がる!と、現在は関東、東海を中心に約5700店舗ある取引先のほとんどが売り場作りを任せているんです。

さて、そんなアイス専門卸業者、「アイスコ」には、もうひとつの儲かり秘密兵器が。

相原社長:冷凍トラックを300台以上自社で保有しております。

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冷凍トラック!300台!
実は最近、いろんなお店のカテゴリの中でも、ググッとアイスの売上を伸ばしているところがある。それが…

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ドラックストア!
確かに最近、こうしたお店でもアイスもよく見ますよね。

ところが、こうしたドラッグストアの場合、もともと、裏の倉庫に冷凍庫があんまりないことが多い。これだとあんまりたくさんのアイスを仕入れられない。そこでアイスコさんは考えた!

相原社長:「アイスコ」のトラックがバックヤード代わりになる。

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そう、お店に冷凍庫がないなら、冷凍庫付きのトラックで、お店のアイスを足りないときだけこまめに補充すればいいんだ!これなら、たくさんのアイスを仕入れられるぞ!というわけで、ドラッグストアやディスカウントショップをはじめ、今ではアイスコの取引先のおよそ7割が「アイスコ」のトラックをバックヤードとして使っているんです。
相原社長、これはまだまだ儲かりそう!

アイスコはアイスクリーム、冷凍食品でがっちり!

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:これは基本的な事なんだけど、意外にやってないっていうか。すごいですね。
田北さん:これは本当にすごいですね。自分たちがバックヤードを持たないで、ここにお願いしちゃえば、その分のコストってものすごく縮まって、なおかつ、売上が上がってくると。売上が増えれば増えるほど、仕入れる量が増えるじゃないですか。そうするとメーカーに対する価格の決定権と言うか、自分たちが優位になりますよね。これは、大きいですよね。

森永さんも注目していた!レーザーを網膜で直接見るメガネを開発した「QDレーザ」

僕たち上場しました2021!
やってきたのは神奈川県川崎市にある…

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「QDレーザ」という会社。

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菅原社長:僕たち上場しました。

15年前、2006年4月に会社を設立。今年2月に東証マザーズに上場。

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実はこの「QDレーザ」、以前当番組で、森永さんがCM2のあとのオススメで紹介した会社なんです。

森永さん:メガネにカメラがついてるんですよ。で、カメラで撮った映像をそのままレーザーで網膜に投影する。そうすると水晶体や角膜が曇ってても見える。
加藤さん:やばくない!?

なんだか、すんごいものを作ってる会社っぽいですが、菅原充社長、改めて商品を説明してもらえますか?

菅原社長:「レティッサディスプレイ」という、新しい商品を世の中に出す事ができました。

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「QDレーザ」が2年前に完成させた、儲かりアイテムがこちら「レティッサディスプレイ2」。お値段の方はおよそ30万円となかなかの高額商品ですが、その実力は折り紙付き、とのこと。

網膜に直接映像を映してモノを見る…ちょっと想像つきませんが、百聞は一見にしかず。ディレクターが試してみることに。この、大型のふしぎな眼鏡をかけるだけでいいらしいのですが…

スタッフ:おぉ!ほんとだ!
菅原社長:見えました?

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スタッフ:はい。なんかこの辺にプロジェクターがある感じ。
菅原社長:世界で最初に商品化に成功しました。

なにやらさっぱりわかりませんが、ひとり興奮しているディレクター。我々には、わかりませんが、社長いわく、彼にみえてるのは…

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こんな映像。普通に眼で見えてる景色だけでなく、こちらの箱型の機械に入っている動画が、網膜に直接映し出され、まるで重なってるかのように見える!らしい。

しかし、なぜこんなことができるのか。菅原社長、教えて下さい!

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菅原社長:最初にこのデジタルの画像が赤・青・緑のレーザーの光に変わります。その光をMEMSという半導体のミラーがあるんですが1秒間に60fps網膜の上に映像をスキャンします。
スタッフ:ちょっとよくわからないので…

ちょっと難しくて、理解が追いつかないので、すごくざっくり説明してもらうと…

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普通、人の眼がものを見るときは、映像の光が、広がりながらぼやけながら進み、水晶体、というレンズを通ることで屈折して、きゅーっと縮み、網膜のところでピタッとピントがあって。見える。という仕組み。

ところが、この不思議な眼鏡が使うのは、レーザー光線。

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レーザーは、広がったりぼやけたりしない、ひたすらまっすぐ進む特殊な光なので…

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水晶体のレンズは関係なく、常に、ピントのあった映像がすすんで、網膜にあたり、見える!というわけ。

ただ、単純にレーザーを当てただけでは、鮮明な映像は出せないらしい。

菅原社長:こっちからレーザー光を入れて網膜に斜めに移りますよね?その時にビームのスポットは楕円になっちゃダメ。それを丸にする技術がこれに詰め込まれてます。

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そう!レーザーはまっすぐ飛ぶので、網膜に垂直に当てると、このようなキレイな丸になる。

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しかしちょっと斜めにあたると、このように楕円になってしまう。これによって、映像はぼやけたり乱れてしまう。

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そこで「QDレーザ」さん、レーザーの光のかたちを、微妙にちょっとずつ変えることで、網膜のどこにあたっても、きれいな丸になるように計算。それによってキレイな画像がみえるようになるんだそうです!

まさに、超ハイテクな未来の技術!魔法のメガネ、レティッサディスプレイですが、なぜこんなすごいものが作れたんですか?

菅原社長:これは、すごい古い技術で1991年にアメリカで発明されてるんですね。その時レーザーってすごく大きかったので、それをこういったアイウェアにするのは、ほとんど不可能で技術は廃れていったんですね。

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しかし菅原社長の会社はもともと、DVDプレイヤーやレーザー加工機などに使われる、小型のレーザーを作るのが得意な会社。「自分たちだったらできるかも!」ということで作り出したのが、この「レティッサディスプレイ」だったんです。そして、菅原社長によると、今まさに、次なる夢のメガネが完成間近、なのだという。

菅原社長:夏くらいまでには、これにカメラをアクセサリでつけられるように、してるところです。

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なんと、これまでは機械にあった動画を映していた「レティッサディスプレイ」が、カメラで撮った映像、つまり、目に見えるはずの風景をそのまま網膜に送り込むことができる!

これができれば…レーザーの光は、白内障で白くなったり、近眼や老眼で動きづらくなったりした水晶体を、突き抜けて網膜に届くので…より、クリアーに見えるようになる、というから、スゴイ!

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その新型「レティッサディスプレイ」、今年の8月には発売開始っていうから、そうなったら、かなり儲かりそう、ですね!菅原社長!

QDレーザはレティッサディスプレイでがっちり!

24時間いつでもトレーニングができるフィットネスを運営する「ファストフィットネスジャパン」!ターゲットは若い男性!

僕たち上場しました2021!
やってきたのは東京都新宿区にある…

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「ファストフィットネスジャパン」という会社。

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土屋社長:僕たち上場しました!

昨年末、東証マザーズに念願の上場!土屋敦之社長、こちらは、何をしている会社なんでしょうか?

土屋社長:エニタイムフィットネスを出店しています。

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そう、ファストフィットネスジャパンは、いつのまにかあちこちでみかけるようになったスポーツジム、「エニタイムフィットネス」を運営する会社。

もともとこのジム、アメリカ生まれのチェーンで、日本には、2010年に上陸。現在は国内だけで、907店舗を展開する、一大フィットネスジム。その売り上げは?

土屋社長:111億円の売上げです。

しかし、なぜそんなにこのジムが儲かってるのでしょうか?そもそもどんなジムなのか…?エニタイムの秘密を探るため…

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TBSのすぐお隣にある赤坂店へ。

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ジムをざっと見回してみると、ダンスなどをするスタジオはなく、基本、筋トレ用のマシンだけ。統括本部長の川野さんに話を伺いました。

川野さん:エニタイムフィットネスは、マシン特化型のジムとなっておりますので、マシンのみとなっております。

そんなエニタイムの一番大きな特徴が…その名の通り、いつでも24時間あいてる、という点。さらに!

川野さん:館内に入る際にはセキュリティーをかざすと、ドアが空いて、入れる仕組みになっています。

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さらに、月々の会費は平均7500円の定額制だから、どんどん通いたくなっちゃう。しかし、エニタイムフィットネスがここまでの急成長を遂げることができたのは、なぜなのでしょうか?

社長いわく、実は、「ある特定の人達」をお客のターゲットにすることで、ここまでぐいぐい伸びてきたのだという。その「特定の人達」とは?

スタッフ:男性客が多いですね
川野さん:男性のお客さんに利用してもらってます。

そう、エニタイムフィットネスのターゲットは、「若い男性」

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現在約56万人いる会員のおよそ8割が男性、さらに、ほとんどが20代から40代だという!でも、ジムというと、そもそも若い男向け、というイメージな気もしますが…社長いわく、ここ最近は違ったんだとか。

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土屋社長:2010年に1号店がオープンしたんですけど、当時のフィットネス業界からすると女性専用のジムがあると思うんですが、比較的年齢層が高くて、若い女性向けというとホットヨガとか受け皿があって、中央に総合フィットネスクラブがあって、若い男性の受け皿が結果的になかったんです。

確かに、カーブスが、あえてターゲットをシニアの女性に絞って大成功。そこでエニタイムは、実はあいていたその正反対のゾーン、若い男性を狙ったというわけ。確かに、言われてみればジムの中は…

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筋トレ用のマシーンが、がっつり置いてあったり…

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体を追い込む「ウエイトトレーニング」エリアも充実してたりと、かなり、若い男向け!

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立地も、カーブスなどが、わりと郊外の住宅地でマダムを狙ってるのとは対照的に…

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ビジネス街の駅前で、サラリーマンのお昼休みや仕事帰り、などを狙っている店が多いのがエニタイム。ジムに来ていたお客さんに聞いてみると…

お客さん:器具が充実しているので鍛えやすい。
お客さん:24時間いつでも使えるのがいいですね。

まさに、若い男性にハマることで、都会の街なかでぐいぐい伸びてきたエニタイムフィットネスですが…社長いわく、地方ではまた別の作戦で、どんどんお店を増やしてきたという。その作戦とは…直営店、放り込み作戦!

土屋社長:まずは直営店を出して行って、実績を作って、そこからフランチャイズの募集を始めました。

まだエニタイムのない地方都市で、店舗を増やしたい。ただ、どんなジムなのかもわからないから、フランチャイズのオーナーになりたい人も手が出せない。そこで「エニタイムフィットネス」がとった作戦は、まずはその街の真ん中あたりで直営店を出す、というやり方。

例えば、福岡県福岡市。ここに1軒、エニタイムの直営店を出店しました!すると、これが結構繁盛。

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すると…周りから次々と、「僕もエニタイムのオーナーになりたい!」との声が。

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結果、わずか2年後に、福岡市だけで6店舗が並んだ、なんてことも。

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この結果が実を結んだ2015年以降、店舗が一気に急増。今後は3000店舗の出店を目指すという。これはまだまだもうかりそうですね!

ファストフィットネスジャパンはエニタイムフィットネスでがっちり!

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:この時期でも、フィットネスでうまいこといってる所もあるんですね。
田北さん:プールがないっていうのは、大きいですね。プールがないと、設備投資がすごく少なくてすむ。場所も大きな場所がいらない。初期投資が少なくていいんです。
加藤さん:中心地に一軒だけで直営店を作って、そこに人が集まったらフランチャイズに、手あげる人増えますもんね。

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