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日本全国!「儲かるアイス2024」①栃木発!超有名なレモンアイス「サクレ」の工場に潜入!②山梨発!年間1億1000万本売れるチョコアイス!③静岡発!1日260万円の売上げ!濃さが選べる抹茶アイス!美味しさの秘密は真っ暗闇!?

今回のがっちりマンデー!!は…
「日本全国 儲かるアイス2024」

日本のアイス市場は、ここ10年で1.5倍、
6000億円を超える儲かり業界に急成長!
大手メーカーの超人気アイスもある一方で、
今、人気急上昇中なのが…
日本全国各地で作られている、儲かり地元アイス!

地元ならでは、いや、地元の枠を超え、
全国でもガンガン売れまくってる、
儲かりアイスがたくさんあるんです!

「世界一濃い抹茶ジェラート!」
静岡県で発見!
老舗のお茶屋さんが仕掛けた、
超濃い抹茶アイス「7番」
おいしさのヒミツは、真っ暗闇!?

「レモンがおいしさの1番の秘訣!」
実は栃木県生まれ!
スライスレモンがぎっしり詰まった
ロングセラーアイス「サクレ」
絶対に見せられない、
レモンの乗せ方とは!?

儲かるアイスのヒミツが、クールにわかっちゃいます!

※以下、8月25日放送の書き起こしです。

栃木発!超有名なあのレモンアイスの工場に潜入!レモンののせ方は絶対企業秘密!?

まずやってきたのは、
栃木県宇都宮市にある…

「フタバ食品」という会社。どんな儲かりアイスでがっちり!なんですか?
広報の三上菜穂さんに伺いました。

三上さん:サクレになります!

1985年に発売した「サクレ」。1個162円!

人気のヒミツは、果肉たっぷりのスライスレモンと、

その下にある、かき氷のサクサク感とのハーモニー!

カップタイプのかき氷アイスの中では、国内No.1の売り上げを誇る、
栃木県が生んだご当地アイスなんです!その売上げは…

三上さん:サクレシリーズで、 年間5000万個ほど販売させて頂いております!がっちり!

そして、この「サクレ」、上のレモンを、どう処理しながら食べるのかが、人によってかなり色々で…

女性:最初、乗っかってるレモンをフタに置いて、 先にザクザクしたアイスを食べてから、 最後にレモン食べる。
女性:私は、スプーンでレモンを切って氷と一緒に食べる!

ちなみに広報、三上さんはというと…

三上さん:お酒を入れて飲みますね!ビールとかハイボールと合わせてフローズンドリンクにしてもおいしいです!

さすが!さて、「サクレ」人気のヒミツ、「サクサク感」と「さっぱり味」は、どうやって作り出されているのでしょうか?

そのへんを探るべく…

三重県津市にある、サクレ製造工場へ。工場長の金田崇義さんに、案内してもらったのが…

金田工場長:これが、1つ135kgの氷柱になっております。
スタッフ:でかっ!大体、「サクレ」どれくらい作れるんですか?
金田工場長:氷柱1個で1350個の「サクレ」を作れます。

そして、こちらの大型マシンで巨大な氷をガンガン削っていくわけなんですが…

スタッフ:おお!うわ〜!

パウダー状の細かい氷が!

金田工場長:刃はドラムカッターと言って、 丸い円盤に刃が付いてるので、 常に回転しながら氷を削っています。

巨大マシンの中にある、

大型回転氷カッター、その、回転速度が少しでも遅いと、氷の粒が大きくなってゴリゴリに…

速すぎると、氷の粒が小さくなり過ぎて、サクサク感が出ない!

絶妙な回転速度で削ることで、「サクレ」の、雪のようなサクサク感を作り出してるんです!

そして、もうひとつ、サクサク感に欠かせない工程が…

金田工場長:こちらで、シロップと氷を混ぜています。

氷と甘いシロップを混ぜ合わせていくのですが、ここで、一番大事なことが…

金田工場長:空気の量ですね。 混ぜ合わせることで、 アイスの中に空気が入り込んで、サクサク感を生み出しています。

混ぜ合わせるときに、この混ぜ棒で、シロップと氷の波を作ることで波が空気を抱き込むから、液体の中に空気が入っていく!

こうすることで、凍らせた時に、氷と氷の間に隙間ができる!

するとスプーンが入りやすくなり、サクサクってなっちゃうわけ!なるほど!そして、「サクレ」もう一つのヒミツが…

スタッフ:あ、これ「サクレ」のレモン?

金田工場長:「サクレ」で使用しているレモンです。

「サクレ」のさっぱり味に欠かせないレモン。このレモンも、普通とはちょっと違っているそうで…

金田工場長:固めのレモンを使用しております。 固いレモンを使うことでおいしさも酸味も残ってる。

そう、熟す前の「酸っぱいレモン」を使うことで、

甘いシロップと混ざり合って、さっぱりしたテイストになるんです!

そして最後は…

「サクレ」の顔でもあるスライスレモンをかき氷アイスの上に乗せる工程…なんですが!

金田工場長:ここは企業秘密! トップシークレットなんで!企業秘密です!

なんと、乗せるだけのはずが、ここがまさかの企業秘密!いや、せっかくなんでここはなんとか、スタッフだけでも…と、交渉すること約10分。

スタッフが見るだけなら、という条件で、レモン乗せの工程を見せてもらえることに!

ここからはスタッフのリアクションのみで御覧ください!

スタッフ:うわ〜!スゴっ!正確ですね!
金田工場長:1分間に170個近くの商品を 製品の真ん中に来るようにレモンを乗せる。
スタッフ:常に真ん中にピンポイントで 乗せてるってことですよね!
金田工場長:そうです!
スタッフ:これ見せれない?
金田工場長:見せれない!

形や大きさが異なるレモンを瞬時に、カップの中心に乗せるのは、「フタバ食品」だけのオンリー技術!きっと、スゴいんでしょう!

そんな「フタバ食品」の年間売り上げは、220億円!

「フタバ食品」は…「サクレ」で…がっちり!

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:氷系って、たまに食べたくなるよね、
朝日奈央さん:汗だくになった日は、「サクレ」食べたいですよね。
通山茂之:空気の入れ方がいいんですよね。
加藤さん:ガリガリになったら全然違いますもんね。
通山茂之:流通の過程で、一回溶けちゃってもダメだし。空気の入れ方にスゴくノウハウがあると思いますね。
加藤さん:その「サクレ」の知識を入れたうえで、実際に味わいましょう。

朝日奈央さん:懐かしい!美味しい!
加藤さん:あー空気入ってるわー!さっきにまで一切気づいてなかったけど。若いレモン使ってるな。熟したレモンじゃなくて、若い方がいいわ。

山梨発!年間1億1000万本売れるチョコアイス!美しい模様には信じられないこだわりが!?

続いてやってきたのは、山梨県!
県の中心、甲府市にある…

「シャトレーゼ」…といえば…

ケーキに焼き菓子に和菓子など全国に800店舗以上のお店を展開する山梨県が誇る超儲かりスイーツ会社!

その年間売上げは、1300億円超えと絶好調!では、どんな儲かりアイスでがっちり!なのでしょうか?広報室室長の中島史郎さんに話を伺いました。

中島さん:こちら!「チョコバッキー」になります。
スタッフ:おお、「チョコバッキー」!

「チョコバッキー」は、バニラアイスの中に、何層にも折り重なったチョコが、独特の曲線を描いている、アイスバー!2018年の発売以来大人気の山梨が生んだ儲かりアイス!値段は驚きの…

1本64円!そして、年間どのくらい売っているのか?

中島さん:年間で、1億1000万本くらい売れてます!がっちりです!

なんと、1本64円の「チョコバッキー」だけで、年間60億円以上の売上げ!

100種類以上もある「シャトレーゼ」のアイスの中でも、人気No.1のドル箱アイスなんです!
お店に来てるお客さんも…

みなさん、「チョコバッキー」を、どんどん、どんどんお買い上げ!

中には、6本入りの袋を大量に購入してるお客さんまで!何がそんなにお気に入りなのかというと…

お客さん:バニラもおいしい。チョコがまんべんなく入ってるし、チョコの量が多いから。
お客さん:バニラとチョコの口溶け感!あとはコスパがいい!安い!

そう、「チョコバッキー」は、「安い」、そして「うまい」!でも一体、どうやって実現しているのでしょうか?

そこで山梨県北杜市の山の中にある…

「シャトレーゼ」白州工場へ

「チョコバッキー」の開発に携わっていた数野潤さんと一緒に「チョコバッキー」の製造ラインへ!

数野さん:ここで「チョコバッキー」を製造しています。
スタッフ:うわ〜!めちゃくちゃ作ってる!
数野さん:大体1時間あたり1万9000本製造しています。

大量の「チョコバッキー」を、ものすごいスピードで作ってる!しかも…みなさんこのスゴさ、分かりますか??

製造から、

包装、そして、

箱詰めまで、人が全然いない!全部機械がやってる!人の手がかからない分、お値段も安くできるというわけ!そして、「チョコバッキー」づくりで、一番大事なのが…

アイスの中に、チョコをくねくねと折り重なるように入れる工程。

数野さん:チョコレートは冷えると固まってしまうので、 すごく冷たいアイスと温かいチョコレートを 入れるのに非常に苦労しました。

冷たく凍ったアイスに、熱く溶けたチョコを流し込んでも、すぐに固まってしまって、下まで広がらない。

かといって、溶かしたアイスに、熱いチョコを流し込むと、チョコとアイスが混ざり合って、うすい茶色になるだけ。では、あの「チョコバッキー」独自の美しい模様は、どうやって作ってるのか?数野さん、教えて下さい!

数野さん:チョコとアイスを組み合わせる工程は、 マル秘!門外不出です!

撮影はおろか、作り方を話すのも完全NG!…しかし!
ディレクターが、じわじわじわじわ聞いていくと、ちょっとずつ、数野さんの口から、情報が…

数野さん:チョコとアイスをそれぞれの専用のノズルから バーの型に注入します。

専用のノズル??

どうやら、チョコとアイスを、々のノズルから、同時に型に入れているっぽい!数野さんによると、このノズルにも細かいこだわりが!

スタッフ:ノズルの穴の直径も大事?
数野さん:太さも大事です。
スタッフ:バニラアイスとチョコの穴の直径は同じ?
数野さん:違います!
スタッフ:どっちが大きい?
数野さん:それは言えない!

どうやら、チョコとアイスの出す量を微妙に変えることで、チョコが1カ所に固まるのを防いでいるっぽい!さらにさらに!

スタッフ:ノズルの長さは?
数野さん:ノズルの長さは同じです。穴とか位置とかは違います!
スタッフ:位置!?位置って何ですか?
数野さん:位置っていうのは…アイスとチョコのノズルの本数が違うんですよ!
スタッフ:ノズルの本数は、チョコの方が多い?
数野さん:それは言えない!

以上の話から、ディレクターが勝手に想像するに…

このような感じで、「チョコバッキー」を作っている、
のかもしれません!発売から、わずか6年で、累計4億6000万本を突破!

「シャトレーゼ」は…「チョコバッキー」で…バキッとがっちり!

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:スゴいな!すべて機械が作ってる。
通山茂之:でも「チョコバッキ―」は、最初均等に入れる予定だったらしいんですよね。それができなくて、できないんですけど、そのまま販売しちゃおう!っていう風にして、テスト販売したら、ものスゴい売れたので、そのまま商品化したんです。それが「シャトレーゼ」ならではというか。メーカーでありながら、販売店も持ってるので、テスト販売できるというのは、強みだと思うんですよね。
加藤さん:そういうことか。

朝日奈央さん:美味しい!いてほしいところにチョコがいる。
加藤さん:全然違うな。周りにチョコでコーティングしてるアイスと。
進藤さん:口の中でも、あちこちらで色んな組み合わせで食べてる感じ
加藤さん:スゴいね。アイスでも奥深いね。

静岡発!1日260万円の売上げ!濃さが選べる抹茶アイス!なんと「7番」は世界一濃い!?美味しさの秘密は真っ暗闇!?

続いてやってきたのは、静岡県藤枝市にある…

「丸七製茶」。

お茶の会社?8代目・鈴木成彦社長に話を聞くと…

スタッフ:お茶屋さんですよね?
鈴木社長:お茶屋ですよ。
スタッフ:儲かるアイス作ってる?
鈴木社長:ま、作ってますが…
スタッフ:儲かってる?
鈴木社長:がっちり!

お茶で、アイス、ということは?

そこで、「丸七製茶」が運営するお店「ななや」に伺うと…

鈴木社長:こちら抹茶ジェラートです!
スタッフ:スゴい!緑!

そう!お茶屋さんが作った超本格「抹茶アイス」

静岡県生まれの「抹茶ジェラート」1カップ380円から!人気のヒミツは…

お客さん:濃い!
お客さん:濃い!
お客さん:やっぱり濃さ!濃いし抹茶の味がすごい。
お客さん:茶葉そのものを食べてる感じ!めっちゃ美味しい!

これまでの抹茶アイスとは、比べ物にならないほどお茶が、濃い!そして…

鈴木社長:濃さが1番〜7番まで、 段階的に選べるようになっています!

お好みの抹茶の濃さが選べる!確かに色がどんどん濃くなってます!

1番と7番で比べてみると、その濃さは歴然!

中でも一番人気なのが、農林水産大臣賞を受賞した…

世界一濃い抹茶アイスと言われる「7番」1カップ580円!スタッフが食べてみると…

スタッフ:濃い! でも、渋みとか苦味とか全然ない!

抹茶がめっちゃ濃いのに渋みがなく甘くて食べやすいということで、静岡のお店はもちろん…

東京、浅草にあるお店では、行列ができる大賑わい!特に同じお茶文化を持つ中国や韓国の人に大人気!

スタッフ:1日何人くらいお客さん来ますか?
鈴木社長:静岡本店だと、軽く1000人は超える! 売上げの最高260万円ですね!この1店舗1日で!

では、「丸七製茶」の抹茶ジェラートのおいしさのヒミツは何なのか?そこを探るべくやってきたのは、静岡県内の山頂にある…

抹茶アイス専用の「お茶畑」。太陽に照らされた茶畑の中…

一角だけ日差しを避けてる場所が…これは一体!?

スタッフ:ここだけなぜ黒いカーテン?
鈴木社長:地面から吸い上げたうまみ成分たっぷりの葉っぱが、 太陽の光を浴びるとテアニンが カテキンになるんです!
スタッフ:テアニン?
鈴木社長:テアニンは、うまみ成分と言われてます。
スタッフ:テアニンがカテキンになると?
鈴木社長:カテキンになると渋くなる。

抹茶アイス専用のお茶づくりで大事なのは、とにかく徹底して日光を、さえぎること!

ごくわずかな光でも浴びてしまうとアイス用の鮮やかな緑色と、うまみ成分が出せないんだとか。
この道50年のお茶農家、桑山壽美男さんに伺うと…

スタッフ:最初、抹茶ジェラートつくろうと言われた時、 どう思いました?
桑山さん:最初はちょっと腰引けてたね。
スタッフ:売り上げ伸びました?
桑山さん:収入アップだね!

栽培農家さんもがっちり!

こうして摘み取った、抹茶アイス専用の「お茶の葉」は…

水分を完全に抜いてカラカラにしたら、

石臼で粉々にする工程が…その現場というのが…

さらに、真っ暗!

鈴木社長:できるだけ光を遮るために真っ暗にしています。

鈴木社長:抹茶の色は、光の影響で、 緑色の鮮やかさが徐々に失われていくので、 できる限り真っ暗な部屋で製造しています。

徹底して光を遮ることで、色鮮やかで渋みのない抹茶アイス専用の粉末が完成!

最後にお店で、抹茶の粉とミルクアイスをしっかりミックス。

そして抹茶ジェラート専用のマシンに流し込んで…

マイナス5度でかき混ぜること10分…

スタッフ:おお!

エメラルドグリーンの抹茶ジェラートが完成!出来たてのお味は?

スタッフ:めっちゃうまい!めっちゃうまい!まろやか!
社員さん:出来立ては空気をたっぷり含んだ状態なのでまろやかになります。

現在、東京、静岡、京都で6店舗を展開する「丸七製茶」。その年間売り上げは、40億円!

「丸七製茶」は…濃い抹茶ジェラートで…がっちり!

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:食べたい!7番食べたい!

進藤さん:7番ご用意しました。
朝日奈央さん:おお!スゴい!めちゃくちゃ美味しい!贅沢だなって思います。
加藤さん:これスゴいのが、濃いだけじゃない!濃いしうまい!!ここがスゴい!これはビックリだわ!
通山茂之:あとは、ブランディングが上手だったんだと思うんですよね。宇治ブランドは強いので、お茶でなく抹茶のアイスクリームで売ることによって、ブランド化を進めていくという、戦略としていい戦略を取ったんじゃないかな。と思います。
加藤さん:そういうことか。

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