今、リノベ業界が熱い!①ゼロから始めるリノベ…って何!?〇〇を無くせばいいこと尽くし!②家だけじゃない!「庭」も一緒にリノベして部屋が広くなる!?③オシャレなオフィスが実は元倉庫!?④交換するだけで楽々なのに家が激変!
今回のがっちりマンデーは…
「がっちり!リノベ業界」
古くなったおウチを新しくする「リノベーション」、
いわゆる「リノベ」が今、流行ってる!
コロナ禍で、おウチ時間が増えたこともあいまって、
あの無印良品がリノベに!
ニトリもリノベに!と、大手も続々この業界へ参入!
これは儲かってるに違いない!
と、最新リノベを調べてみると…
やっぱり儲かってました!
おウチだけじゃない、一緒に「庭」もリノベする!
キーワードは、「カーテンレスリノベ」?
都心に巨大なオフィスが誕生!
もとになってるのは、アノ建物のリノベ!
今回は、リノベ業界の儲かりのヒミツに迫ります!
※以下、7月24日放送の書き起こしです。
ゼロから始めるリノベ…って何?〇〇を無くせば広々&エコ…いいこと尽くし!
まずやってきたのは東京港区にある…
「グルーブエージェント」という会社。
早速、社長の鰭沼悟さんに儲かってるか?お聞きしました。
鰭沼社長:年間売上げは、約15億6000万円ちょっとです。
それは、すごい!どんなリノベビジネスでがっちりなんですか?
鰭沼社長:サービスの名前が「ゼロリノベ」と。
スタッフ:ゼロリノベ?
「ゼロリノベ」とは一体、何がゼロのリノベなのでしょうか?「ゼロリノベ」をしたお客さんの玉井さんのおウチを見せてもらうことに。
リノベ前、築43年で2SLDKのこちらのマンションは、どう変わったのでしょうか…?
お邪魔します!
玄関からなんだか広々。右側はキッチンとダイニング…
奥はリビングになっていて…その隣は…
寝室に…よく見てみてください。この家、「アレ」がないことにお気づきですか?
そうなんです!玄関からずっと、部屋を仕切る「壁」が、ないんです!
「ゼロリノベ」は、まず壁をなくして「ゼロから作る」から「ゼロリノベ」なんです。しかし、壁をなくすと、何がいいんでしょうか?
玉井さん:引っ越す前は、同じくらいの平米数のところに住んでいたんですけど、壁がないだけで、「こんな広く住める心地よさがあるんだな」と思いました。
確かに!広い開放感が!でも、さすがに寝室には壁がなくて大丈夫ですか?
玉井さん:ちょっと寝室を隠したい場合は…
玉井さん:こうします。
なんと、キャスターをつけたタンスを動かせば、即席の壁に!
あと、壁がなくて広いと、エアコンの電気代が結構かかっちゃうんじゃないですか?グルーブエージェント取締役の佐藤剛さんに話をお伺いしました。
佐藤さん:むしろ下がる場合が多いかもしれないですね。
スタッフ:何で、ですか?
佐藤さん:エアコンは、オンオフの時に電気代がかかるんですね。部屋ごとにエアコンのオンオフすると、わりと、電気代が上がっていくんですけど…
佐藤さん:大きなエアコンを1個置くと電気代は抑えらえる傾向にはあります。
スタッフ:エアコン代どうですか?
玉井さん:実は壁がないから窓を開けておくと風が通るんで、夏にエアコンをほとんど使わなったんです。
さらにさらに、壁を減らすと「あることが楽ちんになる」というメリットが!それは…
佐藤さん:掃除が楽ちんなことです。お掃除ロボットがどこにでもいけます。
お掃除ロボットを邪魔する壁や段差が少ないのでキレイにお掃除できる、と「ゼロリノベ」をした人の大半が、お掃除ロボットを購入してるんだとか。
そんな「ゼロリノベ」は、数々のリノベーションの賞を受賞して人気が広がり、なんと昨年度は150件も受注してるというから、スゴいです!
ちなみに、もし後から小部屋が欲しくなったら、その時に壁を作ればいい、というのが「ゼロリノベ」スタイル。
鰭沼社長:壁だけ作るのは高くないので。安いところであれば、50万円から作れます。
グルーブエージェントの社員の新島さんは、自宅を「ゼロリノベ」。元々は3LDKだったマンションを…
寝室と…
広々としたリビングダイニングキッチンの1LDKに!
将来は、こちらの寝室の真ん中に壁を作り、2つの子ども部屋に分ける予定。そのための「ゼロリノベ」の工夫が…。
壁で仕切った時に困らないように、入口を2つ。
そして照明も2つ。さらに!
新島さん:床は、将来壁が建つ部分だけ補強を入れてもらっています。
スタッフ:壁を建てやすいように?
新島さん:はい
グルーブエージェントは「ゼロリノベ」で、がっちり!
▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:小分けにして、部屋数が多いっていうのがいい!みたいな時代がありましたよね。
森永さん:昔は、そうだったんですよ。部屋を細かくいっぱい作ると、物をいっぱい置けるんですね。ただ、今のライフスタイルは、物をあんまり置かずに広く使う、っていう風に、オシャレの感覚が変わってきてるんですよ。
加藤さん:そうか、壁無しか。
家だけじゃない!「庭」も一緒にリノベして部屋が広くなる?
続いてやってきたのは、佐賀県唐津市にある…
「ブルーデザイン」という会社。
こちらは栗原社長。早速ですが、栗原社長、儲かってますか?
栗原社長:がっちり!去年、リノベで4億円計上させていただきました。
スタッフ:4億円!?
栗原社長:はい。
スタッフ:スゴい!ですね。
栗原社長:ありがとうございます。
では、こちらはどんなリノベで儲かってるんですか?
栗原社長:家のリノベだけじゃなく、庭も一緒にリノベしてがっちり!です。
「庭ごと、リノベ」??
どういうことなのか?実際に、そのおウチを見せてもらうことに…
リノベ前、裏庭はこんな感じで、雑草が生い茂っていたんですが…
スタッフ:へぇー!スゴい!庭もオシャレな感じですね。
こちらのお部屋とお庭をリノベ。確かに、オシャレな感じになってます!
もともと、少し古くてうす暗い感じだった和室を、リノベすると…
白と青を基調とした、爽やかな感じの洋室に!
部屋からの庭の眺めがいいですね!
でも、この「ブルーデザイン」の庭リノベ、社長いわく、人気のポイントは、ただオシャレというだけではないという。それは…?
栗原社長:カーテンレスのリノベになります。
カーテンレスリノベ?…というのは、どういうことですか?
栗原社長:日本の家って南側に大きな窓を、光をとりたいと言って作るんですけども、お隣の家の窓とか道路とか、いろんなところから丸見えの状態になってるんですよ。
栗原社長:レースカーテンが常に閉まっている。これを開けるようにできる、これがカーテンレスリノベです。
確かに、カーテンを閉めているより…
開けている方が開放的で、部屋が広く感じていい!でもそれだと、外から中が見えちゃう。
そこで!カーテンは閉めなくても外からは見えないように、部屋と庭を同時に変えちゃうのが、「カーテンレスリノベ」なんです。
その方法は?
栗原社長:この目隠しの塀を作ってるんですね。
外から見られないように塀を作ったというのは、めちゃくちゃシンプルですが、ごもっとも。
でも、目隠しの塀が途中で切れちゃってるんですけど…。実は、全部を塀で囲わなかったのには、ある理由が!
栗原社長:あそこに信号があって、車が何台か止まってて、止まったときにがっつり見えてしまうんですね。なので、ここはがっつり目隠しをして…
栗原社長:あの辺りは距離も遠いし、高速で移動してるような状態になるのでスゴく見えにくくなるので、やっぱり「視線の抜け」っていうのも作りたいですし、そういった意味で、塀と緑での目隠しで差をつけている形になります。
そうなんです!開放感が得られるギリギリの目隠しだけを建てるのが、庭リノベの達人の技。実際に車で走って見てみると…
木の枝で中が見えなくなってます。そして、信号待ちでは…
ちょうど木の塀でしっかりガード。なるほど!よく計算されています!
「カーテンレスリノベ」のための目隠しは他にも!
ここも塀が途中で切れていて、道路から丸見えですけど…?
栗原社長:実は、大きなハマーという車を所有していて、ハマーが常に停まってるんですね。ハマーも目隠しに使うという設計で、リノベです。
大きな車・ハマーを庭に駐めると…
車が目隠しに!
続いて案内してくれたのは…
なんと、栗原社長自身のおウチ。
栗原社長:ここで、いろんな庭リノベの実験をしてます。
栗原社長、荒れ放題だった庭を庭リノベの実験場に!リノベ後を見せてもらうと…
プールが!
栗原社長:目の前に、木造2階建てのアパートが建っているので、シェードというものを使って、2階からの目線をリビングに届かないようにしてます。
日除けのシェードを目隠しに!
ブルーデザインは元々、家のリノベだけしていたんですが、2年前から始めたカーテンレスの庭リノベで、1軒あたりの単価が100万円から1000万円ほどアップ!
栗原社長:庭も一緒にできるリノベであれば、難しくはなるんですけど、単価も上がって、逆に難しくなるので競合も少なくなる。
なるほど!
「ブルーデザイン」は庭もリノベして、がっちり!
蛇口一つからトイレ丸ごと交換まで!ネットで見積もりとマルチな職人で48億円!
続いてやってきたのは東京都渋谷区にある…
「交換できるくん」という会社。ずいぶん変わった会社名ですが…
セールス本部長の池田順一さんに、儲かってるか、お伺いしました。
池田さん:がっちり!儲かってます。
スタッフ:年間売上げってどれくらいですか?
池田さん:48億円ほどです。
48億円とは、めちゃくちゃ儲かってます!では、どんなリノベでがっちり!なんですか?
池田さん:食洗機やガスコンロなどの住宅設備だけを交換するのに特化した会社です。
「交換できるくん」は家の大きなリノベは、あえてしません!
トイレや、ガスコンロ、食器洗い機など、古くなった住宅設備機器を新しいモノに交換、「それだけ」をしている会社。
昨年の工事数は年間3万6000件以上と大人気!交換する「だけ」なのに、何がそんなに人気なんですか?
池田さん:安いというのが、大きなポイントになっております。他の会社のだいたい3分の2ぐらいの価格になっております。
例えば、こちらのおウチの場合。10年使ったキッチンの水道の蛇口を、新しいモノと交換して…
商品代が5万9466円に、工事費が1万2100円で、計7万1566円に。これ、普通のお値段のだいたい3分の2くらい。確かに安い…。
どうしてこんなに安くできるのでしょうか?
その秘密は、工事の前の段階にあったんです!この家の石原さんにお聞きすると…
スタッフ:どうして「交換できるくん」にお願いしようと思われたんですか?
石原さん:最初にお声がけするのは「交換できるくん」で、そのあとにいろんなとこに確認するんですけど、見に来なきゃ分からないとか、その日程調整が結構面倒くさい。「交換できるくん」は、ネットで写真を送ればできるし。
スタッフ:ネットで写真だけで?
そう、「交換できるくん」の特徴は、ネット「だけ」で見積もりが終わっちゃうこと。
普通は、お客さんに交換工事をお願いされたら、まず現場を下見に行って、細かいところを決め見積もりを出して、その後やっと工事!何度も来るから、時間もお金もかかるというわけ!
ところが!「交換できるくん」は、お客さんに交換したい流し台やトイレの写真をネットで送ってもらうだけ。
一度もおウチに来ずに、見積もりを出して…
来たら、いきなり工事!これは早い!コストもその分、かからないというわけ!でも気になるのは、ネットで写真を見るだけで、ちゃんと見積もりが出せるの??という点。
池田さん:弊社の場合は交換に特化していますので、見積もりは作成できます。
そう、修理の場合は、壊れている部分を探し出したり、必要な部品を見つけたりと、見積もりを出すのが難しいんですが、「交換できるくん」は修理はせず、古い物と新しい物を交換するだけ。なので…
基本は、交換するものの形とサイズが合っていれば大丈夫。
工事費は交換するものによって決まっているから、内容を入力すれば、自動で合計金額を計算してくれるんです。「交換だけ」だからネットで見積もりができるんです。
そしてもう一つ、「交換できるくん」の安さの秘密が!
1人の「マルチ職人」がまとめて工事!
池田さん:こちらガスコンロ、レンジフード、蛇口。本来であれば、水道屋さん、ガス屋さん、電気屋さんのお仕事を1人の職人でやってます。
「交換できるくん」の職人、花嶋英樹さんについていくと…
この日、請け負ったのが、トイレの交換と、壁紙と床の張り替え。
普通なら、トイレの交換は水道工事屋さんで、壁と床の張り替えは内装工事屋さんのお仕事。2人の職人さんにそれぞれお願いしないといけないんですが…「交換できるくん」は、これをたった1人でやっちゃう!だから2箇所にお願いする手間も省けるし、人件費分安くなるんです!
スタッフ:何でできるんですか?
花嶋さん:元々、内装をやっていましたので、この会社に入ってから、先輩社員に指導していただきながら設備の取り付けを覚え、両方できるように。
スタッフ:収入はアップなんですか?やっぱり
花嶋さん:がっちり!です。
いろんな交換ができるとお客さんも職人さんも、ウィンウィンってことなんですね。
「交換できるくん」は、ネット見積もりとマルチ職人でがっちり!
▼スタジオでお話を伺いました。
加藤:特化したっていうのは大きいですね。
森永さん:修理をしようと思うと、色んなことやらなきゃいけないので、難しいんだけれども、交換するだけっていう風に作業を定型化してマニュアル化してしまうと、実は職人さんも1日に何件もできるわけです。結局、単価は安く売ってもいっぱいあるから、むしろ儲かるっていう風になるんです。
加藤さん:なるほどね。
オシャレなオフィスが実は元倉庫?!ファン続出には驚きのカラクリが!
続いてやってきたのは東京都港区にある…
「イーソーコグループ」の本社。
出迎えてくれたのは、建築部門代表の出村亜希子さん。
儲かってます?
出村さん:はい、儲かってます!
スタッフ:年間売上げってどのくらいなんですか?
出村さん:リノベーション関連で約10億円です。
儲かってます!どんなリノベでがっちりなんですか?
出村さん:空いている倉庫をリノベして、がっちり!
倉庫をリノベ?
実際にリノベした倉庫を見せてもらうことに。
元々は、築48年のこんな感じのだだっ広い倉庫。今はどうなっているのか!?出村さんに案内してもらうと…
スタッフ:スゴい!オシャレな感じですね。
出村さん:こちら元倉庫をリノベーションしたオフィスになります。
スタッフ:オフィスに?
倉庫が、オシャレなオフィスになっています!これは一体、どういうことなのでしょうか?
出村さん:倉庫オーナーさんからお借りして、当社でリノベーションしてお貸ししています。
スタッフ:貸してる?
「イーソーコ」は、倉庫のオーナーさんから空いている倉庫を借りて、そこをリノベしてオフィスなどにチェンジ!それを貸し出しているんです。
そして、利用者からの賃料が「イーソーコ」と倉庫のオーナーさんに入るという仕組み。
こちらのオフィスは現在、広告会社さんに貸してるそうなんですが…。なんでわざわざ元倉庫のオフィスを選んだんでしょうか?阿部祐士さんに話を伺いました。
阿部さん:1番のポイントは、このワンフロアに従業員みんなが仕事ができる、広いということですね。社員のコミュニケーションを一番大事に考えて、ここなら間違いないと。
確かに、倉庫には仕切りがない広いスペースがあります!さらに…コラビットCEOの浅海剛さんに話を聞くと…
浅海さん:コストパフォーマンスがめちゃくちゃいいんですよ。多分、通常の2分の1から3分の1くらいの値段で借りられます。
キャスタリアの山脇智志社長にも話を聞くと…
山脇社長:安くて広くてかっこいい。
スタッフ:気に入ってます?
山脇社長:大好きです!
でも、どうして倉庫をオフィスにリノベしよう、なんて考えたのでしょうか?そこには、最近の倉庫事情が…。
出村さん:都心にある倉庫というのが、物流では使いづらくなってしまって、テナント付けに苦戦していたというところがあります。
スタッフ:それは、何でなんですか?
出村さん:郊外の方に、超巨大なハイテク倉庫がどんどんたくさん供給されていますので。
そう、実は今、首都圏郊外に超巨大なハイテク倉庫がどんどん増えているんです。
荷物を自動で仕分けたりと、最新設備が整っているので、どんどん荷物が集中!と、なると…都内にある、古くて中小規模の倉庫は、結構、今「空き」が多くなってるんです。
だったら、その「空き」をなにかに使えないか、ということで、倉庫をオフィスにリノベして活用してる、というわけなんです。「イーソーコ」に空き倉庫を貸している共進倉庫の田澤社長に話を伺いました。
田澤社長:半年間、倉庫が空いていて困っていたので、もうかなり助かってます。
いいことずくめの倉庫リノベですが、実はちょっとだけ、他にはない大変な作業があります。
オフィスには大抵あるけど、ほとんどの倉庫にはなくて、後から作るものがあるんですが、それはなんでしょうか?
正解は…
出村さん:窓を開けました。倉庫は人がいる場所ではないので、基本窓はないんです。
確かに!!倉庫は壁も分厚いことが多いので、窓を作るのが結構大変!ところで、リノベ倉庫は、ただオフィスとして使う以外にもメリットが!
こちらは、撮影機材のレンタルをしている会社。
大量にある重たい撮影機材を出し入れするので、倉庫用の大きな貨物エレベーターを利用できるということが最大のメリット!
「イーソーコグループ」は、倉庫をリノベして、がっちり!
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