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かつて一世を風靡した「あの会社の今」を徹底追跡!父と娘の社長交代劇でザワついた「匠大塚」…超丁寧接客で大人気に!日本のSNSの草分け「ミクシィ」…なぜか競輪ビジネスを始めていた?

今回のがっちりマンデーは…
いっとき話題になった、あの会社は今!?

かつては社会現象にもなったあのサービス!
一時期、ワイドショーで見ない日はなかった、あの会社!

でも、そういえば…
なぜか最近とんと見かけないし、
ニュースで話題にも出てこない…。

そんな会社が今、どうなっているのか、
気になりませんか!?

そこで、今回は、かつて一世を風靡した、
「あの会社の今!?」を徹底追跡!

すると、色んなことが起きていた!

ということで今回は、懐かしさと、
新しい儲かりの発見を味わえる「あの会社は今!?」を特集します!

※以下、11月14日放送の書き起こしです。

父と娘の社長交代劇でザワついた「匠大塚」の今!超丁寧接客で、家具を売りまくっていた!

いっとき話題になった、あの会社は今!?
まずは…

今から6年前の、2015年。
とある会社の話題が、連日テレビに。

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勝久さん:みんな親としてやっていたことが、裏目に出てしまった、非常に残念です。

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久美子さん:非常に悲しく、残念なことだと思っています。

父と娘、社長の交代劇が話題になった「大塚家具」

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「大塚家具」は、大塚勝久さんが、一代で築いた家具屋さん。質の良い高級家具と、マンツーマンの丁寧な接客でお客さんの心を掴み、2003年には、売上げ730億円に!

しかし、勝久さんが娘の久美子さんに社長の座を譲ると…

久美子さん:従来の大塚家具のやり方、受付では、入りにくいんじゃないかと感じる。

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「大塚家具」は、かつての高級路線から…

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お手頃価格で、お店に入りやすいカジュアル路線に方針転換。すると…

勝久さん:ニトリさんとかIKEAを意識しちゃったら、間違えますよと。

父と娘が経営方針の違いから対立するようになり、結果、父・勝久会長が「大塚家具」を離れることに。そしてすぐに…

勝久さん:埼玉県春日部市への出店です。

長男の勝之さんとともに、「匠大塚」という名の、新しい家具店を立ち上げた…というところくらいまでは、みなさん、ご存知ですかね?あれから6年、「匠大塚」は今、どうなっているのでしょうか!?

埼玉県春日部市にある本店に行ってみると…

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わ!めちゃくちゃデカい!

実は春日部市、もともと会長が家具店を創業した地なんだとか。

ところで、匠大塚は今、国内に何店舗あるのでしょうか?店長の中村貴之さんに伺いました。
   
中村店長:今年3店舗オープンしまして、現在6店舗、展開しております。
スタッフ:今年だけで3店舗オープンしたんですか?
中村店長:はい、そうです。

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なんと「匠大塚」は今年だけで、店舗数を昨年の倍の6店舗に。大事な売上げのほうも…

中村店長:現在公開はしてないんですけど、全体ではウン十億円です。

どうやら相当、好調なご様子!では、そもそも「匠大塚」は、どんな家具屋さんなんでしょうか?

スタッフ:テーブルもすごい、いっぱいありますね。

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中村店長:ダイニングセットでも、500セット以上あります。
スタッフ:そんなあるんですか?
中村店長:幅広い品揃えを。

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中村店長:こちら、一枚板なんかは15万円台。木をそのまま切った一枚の板です。

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中村店長:これで、518万円ですね。

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まぁまぁ高いものから、ウン百万円のものまで。そう、これはまさに、かつて会長がやっていた路線!

では、接客はどうなっているんでしょう?

中村店長:社長から。

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なんと、会長の長男、勝之社長に聞いてみました!

勝之社長:担当者がマンツーマンでご案内する価値を伝える。コンサルティングセールスという弊社の1番の強みですね。
スタッフ:昔からの方針なんですか?
勝之社長:そうですね、社業自体は50年以上会長もやってますので。50年前から同じ考え方です。

すると…一本の電話が。

勝之社長:会長から電話…
 
会長、未だ現役のようです!

そう、「匠大塚」の戦略は、「たとえ高くても、いい家具」を、ひたすら丁寧にマンツーマンで伝える、という、まさに会長が創業時から大切にしていたスタイルなんです! 

お客さんも…

お客さん:すごい親切でわかりやすい説明、とても良いです。
お客さん:接客?最高です!

そんな「匠大塚」ですが、実は金沢の店舗に「丁寧すぎる」が話題の凄腕店長がいるらしい。早速、お邪魔すると、いきなり…

小原店長:実は加藤さんは、私がIDC時代に、ご案内させていただいてるんです。15、16年前だと思います、ベッド買っていただいて、一番いいベッドを買っていただきました。

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なんと、加藤さんにも家具を売ってることが判明したこの人こそ、小原献店長。ひと月に最大4200万円も売り上げる、「匠大塚」のエース。

一体、なぜそんなに売れるのでしょうか?小原店長の仕事風景に密着!

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小原店長:小原と申します。

名刺を渡したりと、接客は確かに丁寧ですが、でも、本当にすごいのは、ここから!

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何やら大きなダンボールを持ってきました。

スタッフ:何やるんですか?
小原店長:実際にお持ちして、お椅子の方をご提案したくて、工場の方から1脚、取り寄せたんですよ、四国工場から。

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小原店長:これをお持ちしようとしてて、それと、もう一つ違うイスをご提案しようかなと。

小原店長はこれから、お客さんの自宅に出向いて家具を販売する「外商」に行くとのこと。ただ、前回訪問した時、お客さんが気にかけていたのはイスではなく、ダイニングテーブル。

小原店長:テーブルがないわけじゃないんで、お使いのものお持ちなんで、ただそろそろ変えられるような予感が…
スタッフ:予感ですか!

カタログを見た反応で、お客さんの好みは分かったという。今日は、そのダイニングテーブルと、そのテーブルに合うイスもセットで、売り込みに…

スタッフ:買ってもらえるかは?
小原店長:まだわかんないです、そんな簡単じゃないです。これをお持ちするのはお客様には一切言ってないです。

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しかも、お客さんに頼まれたわけでもないのに、現物のイスをいきなり持って行く作戦!果たして、ダイニングテーブルとイスを買ってもらうことはできるんでしょうか!? 

小原店長:前回こちらにある食卓のテーブル、ちょっと変えたいかな〜とかっていうお話があったので、実は一ついいのがあって…

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小原店長:これなんですよ。8角形の、みんながワイワイお話しできるような、そういうものがあって。
お客さん:いいですね!

改めて提案したダイニングテーブルは好感触!ここで小原店長のサプライズ作戦発動! 

小原店長:実は今日、イスをお持ちしてみたんですよ。
お客さん:え〜。
小原店長:買う買わない別問題として、このテーブルに合うようなお椅子ということで、どんな風になるのか見ていただくと、よろしいかなと思ったんですよ。

お客さんは、一体どんな反応をするのでしょうか?

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お客さん:いいね、これ。カタログと違うよね。ショールームとまた違う。
小原店長:ショールームだとキラキラしてて、自分達が使うと違うような気がすると思うんですけど、意外とお部屋にあるとしっくり、グッとまとまるんですよ。
お客さん:感じがわかっていいわ。

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小原店長:塗装美しくて、木もカバザクラっていう、いい材料を使ってます。

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小原店長:こう言ったところもまっすぐじゃなくて丸くなってます。こういうのが全然違う。
お客さん:良すぎるんじゃない?うちに!

ここまでは大絶賛!では、肝心の座り心地は…?

お客さん:いいねえ、座っちゃったらその気になっちゃったよ!なんで持ってくるのよ!

わざわざ椅子を持ってきた甲斐がありましたね!ということで…

電卓を打ち始める小原店長…

商談成立?

小原店長:そうすると合計金額が、こうなんです、特注で。
お客さん:ちょっと待って。いつの間にか、買うことになってんじゃない!小原マジックにやられてるな。

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結果、お客さんはダイニングテーブルだけでなく、持って来たイスを4脚も購入!小原店長、最後に、テーブルのサイズを確認している時も…

お客さん:8人無理して。
小原店長:無理して、ですね。
お客さん:補助イスみたいな感じでいけますよね。
小原店長:またスツールも追ってご提案しますので。
お客さん:持ってこないでよ!

さすがです!椅子を持って行ったのが、吉と出ましたね。

小原店長:イメージが湧かないんですよね、実際に家具がおうちに入るってイメージ。買っていただく買っていただかないっていうのは、この後の話なので。雰囲気を見ていただきたかったので。

「匠大塚」は、会長が創業時から大切にしている接客で…がっちり!

▼スタジオでお話を伺いました。
森永さん:久美子さんとも話をしたことあるんですけど、今までのその大塚家具のベッタベタな人間関係じゃなくて、もっと合理的なビジネスをしたいと仰ってたんですけど、今になってみると、そのベッタベタな人間関係っていうのが、ビジネスとしてもすごく強いってことです。
加藤さん:そこ大事なんだろうなあ。
進藤さん:お父さんのご長男、勝之社長にお越し頂きました。
加藤さん:マンツーマンで、お客さんとやるビジネスっていうのが、ニーズがまた増えてきてるなって印象ってありますか?
勝之社長:それはありますね。やはり、ネットの世界で失敗したお客様たちが、たくさんいるんですね。我々の方は全部、見て触れて、説明をして、価値をきちんと伝えてからお届けしてますので、そういった失敗がないです。
進藤さん:アフターケアも手厚いんですね。

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勝之社長:我々の工房で今きちんと、メンテナンスまでやってます。例えば、ソファー張り替えをしたりとか。
加藤さん:15、6年ぐらい前に買ったベッド今でも使ってます。
勝之社長:ありがとうございます。

日本のSNSの草分けだった「ミクシィ」の今!新ビジネスは、競輪ビジネス!?

いっとき話題になった、あの会社は今!?続いては…

今から15年前の2006年。
   
この年、流行語大賞トップ10に選出されるほどの社会現象を巻き起こした会社がありました。それが…

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「ミクシィ」

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同じ趣味を持つ人と交流できたり、日記を書いたりできる、国内生まれのSNS。自分のページを誰が見たかがわかる、「足あと」機能もついていました。この「ミクシィ」、まだガラケーの時代だった2004年にサービスを開始すると…

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ユーザー数をぐんぐん伸ばし、2007年には、1000万人、2010年には、2000万人を突破!ところが!

2011年、海外から「フェイスブック」、「ツイッター」がやってくると、その利用者は激減。

ブームから15年、今はどうなっているのでしょうか!?

ミクシィ本社で、町井香織さんに話を伺いました。

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スタッフ:ロビーめちゃくちゃ広いですね!
町井さん:そうですね広い形になっております。

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現在のミクシィの本社は、渋谷スクラブルスクエアの36F!広いロビーに…

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この景色!これは、かなり儲かってそう!

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絶好調だった時、売上げは168億円でしたが…今は、どうなのでしょうか?

町井さん:昨年度、1193億円となっております。
スタッフ:1000億超えてるんですね!
町井さん:そうですね。

なんと1000億円超え!2011年から売上を落としていたミクシィですが…

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2014年から、一気に倍増!一体、何があったんですか?

町井さん:2013年にリリースした、スマホアプリのゲーム「モンスターストライク」がヒットしているからなんです。

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敵のモンスターを倒すスマホゲーム「モンスターストライク」がメガヒット!8周年を迎えた今年も、絶好調なんです!そんなミクシィさんが、昨年、「モンスターストライク」を始めとしたスマホゲームのノウハウをいかし、新たなビジネスを始めた、とのウワサが。しかもこれが、かなり儲かるらしい、ということで、早速現場へ!

お出迎え頂いたのは、ミクシィの柴田和紀さん。

スタッフ:新しく始めたものっていうのは?
柴田さん:こちらにあります、中を見にいきましょう。

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スタッフ:ティップスタードーム?

一体、このドームの中には何が!?それは…

スタッフ:うわ!えっ!?

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柴田さん:ここは競輪場なんです。 

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そこには、ソファ席や…

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バーがあったりと、雰囲気はかなり独特ですが、れっきとした「競輪場」。
ということは…

柴田さん:JPFという会社様とミクシィが、共同で新しい競輪に取り組んでいます。ピスト6チャンピオンシップです。

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もともとこの場所には、千葉市が主催する、「千葉競輪場」があったのですが…

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その解体にあわせて、あらたな室内型のレース場を建て、ミクシィがその運営に携わっているのです。この「ピスト6」、今までのいわゆる競輪とは、ルールも違えば、見せ方もかなり違う!

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「Let’sピスト6」

演出がめちゃくちゃ派手!

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選手入場の時には…

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ガンガン、クラブミュージックが流れる!

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さらに、炎がこれでもかというほど出まくる…

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選手もちょっとビックリしちゃってます!

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若い人や女性をターゲットに、競輪をエンタメショーに変えたミクシィ。

実はもう1つ、儲かりのしくみを作っていました!

柴田さん:「ティップスター」というサービスがございます。競輪と新しい競輪のピスト6とオートレースのネット投票できるサービスです。
スタッフ:お金をかけられる?
柴田さん:はい、そうです
スタッフ:当たったらお金がもらえる?
柴田さん:そうです。

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ミクシィは「ティップスター」というアプリを開発、

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ピスト6はもちろん、全国43箇所の競輪場の映像を生で見れて、

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課金すれば、車券を買えます。つまり、実際に賭けることもできます!

ということはひょっとして、このレースに賭ける課金分が、ミクシィの儲けになるってこと?

柴田さん:競輪を主催している地方自治体から販売委託料という手数料をいただいております。
スタッフ:何%ぐらいとか言えるんですか?
柴田さん:それは言えません…

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普通、競輪は売上げの75%が当選者に、そして25%が主催者、市などの地方自治体に振り分けられます。

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ピスト6もこれと同じで、千葉市に入った25%のうちの数%が販売委託料としてミクシィの取り分になるというわけ!

さらにさらに、このピスト6のアプリには、ギャンブルに興味がない人でも楽しめる、別の遊び方も!そこでまた、モンストで培った技術が活かされているんです。 

柴田さん:今までと違うのが、公営競技は実際にお金をかけないと遊べなかったかもしれませんが、この「ティップスター」は無料のメダルを使って誰でもベッティングをすることが可能になります。
スタッフ:無料でも、できるんですか?
柴田さん:はい、ソーシャルゲームとかですと、無料でも楽しく遊ぶことができますが、そういう方達にも、受け入れやすいサービスとなっております。

そう、スマホゲームは無料で遊べるのが当たり前。

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そこで、この「ティップスター」は、友だちとチームを組めたり、無料メダルを集めてガチャができたりと、お金をかけてなくても楽しめるんです。
でもそのうち、ついお金を賭けたくなっちゃいそうですね。

「ピスト6」は先月 始まったばかりですが、売上げは初日だけで3億5000万円!ということは…

ミクシィは、スポーツ事業でがっちり!

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:競輪で土台を作って、更なる上も考えてるってことですね。
森永さん:多分そうだと思うんですね。これ実は、欧米だと「スポーツベッティング」と言って、ごく普通にやられてるんですよ。
加藤さん:今、アメリカで「スポーツベッティング」っていうのは、すごい人気になって、当たってるって話、よく聞きますよね。木村社長にお聞きしたいんですが、日本で「スポーツベッティング」をやっていくうえで、まだまだ色々な障害があると思うんですけど、いかがですか?
木村社長:必ず浸透していくと思ってまして、ベッティングで収益を上げて、それが選手の強化にも繋がっていく。
加藤さん:競輪が強くなる。選手の強化費としても、あてられるということですね?
木村社長:はい。そんなことを示せたら、例えばサッカー、野球、バスケットボールとか、様々なスポーツの財源としても、スポーツベッティングを日本でもやっていこうみたいな、そんな気分につながっていけばいいなと思います。
加藤さん:なるほどね。

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