カラダの記録・子宮卵巣全摘出 20
振り返りの記事はこれで終了になる・・・はず。
ホルモン補充療法で術後4ヶ月が過ぎた。
2ヶ月分ずつの処方で3回目を迎えた。
毎晩の内服とジェルの使用はもう習慣となり、よほど疲れているとき以外は忘れることもない。
体調も精神面もほぼ落ち着いている。
手術のことを思い出すのは、お腹の傷を見るときくらい。
傷跡には「マイクロポアテープ」という傷跡を目立たなくしてくれるテープをしばらく貼っていた。
それも最近では貼るのをサボっている。
傷跡はやはり平らではなく少しくぼんでいる。
私の下腹部の脂肪のせいかもしれない。
やせている人がどうなのかは見たことがないのでわからない。
先日、ひどい頭痛が続いたので、ホルモンバランスが崩れたのかとかかりつけの産婦人科で相談したが、もしかしたら偏頭痛かもしれないと、偏頭痛専用の薬を処方された。
これが見事に効いた。
で、これは解決。
しかし、肩こりもひどいので、それからプラセンタ注射を続けてみることにした。美容目的のプラセンタ注射は高価だが、更年期症状のためだと1回500円で打てる。肌荒れする季節の対策のためにも何よりだ。
この冬は美肌で過ごそう。
自分が手術することになって知ったが、私の同年代の友人達も、同じ手術を受けた人が驚くほど多い。
アラフィフ世代でまともに子宮と卵巣が残っている人なんてほとんどいないのではないかと思うくらい。
それくらい、当たり前のことなのかもしれないということ。
当事者にとっては大変な出来事だし、実際辛い思いもする。
でも、口に出さないだけで、同じ思いをしている人が限りなくいるんだなと気付くと、平気になる。
私がここに書くことで、誰かの「同じ思いをしている人」の一人になれたらいいなと思う。
いま悩んでいるあなた。
だいじょうぶ、すぐにラクになります。