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私にとっての史上最高のアイドルグループ-Berryz工房-

私はモーニング娘。の「なんちゃって恋愛」が発売された時、田中れいなに一目ぼれをして以来、今日までずっとハロプロが好きだ。

盛り上がりたいけど恥ずかしくて現場では地蔵になってしまうことが申し訳なく、基本在宅のハロプロメンバー皆をすべからく愛すDDである。

皆可愛くて大好きだけれどこのグループはこの子、あのグループはあの子、と推しはできる。

そんな中推しがどうしても決められない、私の中で唯一無二の最強グループがBerryz工房なのだ。

23年間ずっと有名になったらおしゃれイズムかA-Studioでハロプロについて熱く語るというのを夢見ていたのだが、実現するまでもう少しかかりそうなので、ここで練習することにした。

今日はその第一弾「Berryz工房」について語らせていただく。

Berryz工房とは

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2004年3月モーニング娘。の妹分としてデビューする。

Berryz工房についてあまり知らない人でもあの"ももち"がいたグループと言えばわかる方も多いのではないだろうか。

結成から2015年3月の活動休止まで終始つんく♂プロデュース感満載の、時に社会情勢を憂いたり、時に明るく人々を元気づけたり、時にふざけたりと何かと忙しいグループであった。

メンバーもそれぞれ個性的という言葉でよく紹介されがちだったが私としてはそれぞれとても芯があったように思える。プライドというか女性としての気高さや自信がそれぞれに備わっているがアプローチの仕方がそれぞれ異なっている、そんな印象を受けた。

そもそも見た目からしてまとまりがない。身長が最も低い嗣永桃子こと"ももち"は149.9cm。そして身長が最も高い熊井友理奈こと"熊井ちゃん"は181cm。(Berryz工房活動休止前はファンの間では180cm超えは周知の事実であったにもかかわらず公称176cmを貫き通し活動休止後番組にて181cmと判明)高低差約31cm。そのため熊井ちゃんが真ん中以外にいると一見非常にバランスが悪く見えるのだが、見慣れてくると逆にバランスがよく見えてくるのだから不思議だ。

そんな彼女たちは一人一人がとても魅力的で、ステージを楽しんでいる彼女たちを見ると私も幸せな気持ちになってくるのだからアイドルってすごい。Berryz工房ってすごい。と言わざるを得ない。

清水佐紀

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言わずと知れたBerryz工房のキャプテン清水佐紀ことキャプテン。世の中にアイドルグループのリーダーはたくさんいるだろうが、キャプテンはキャプテンだけなのではないだろうか。

彼女の魅力は何と言ってもダンス。華奢な体で無駄がなく、かつ大胆に見えるダンスはあのみつばちまき先生からも信頼されるほどの実力だ。(私は素人なのであまりダンスについてはわからないがキャプテンのダンスはかっこいいということだけはわかる)

時にはラップも担当し、ハスキーな声色とマッチしており非常にかっこいい。確かな努力を重ねた彼女の歌声も非常に印象に残る。決して歌割は多くないが一節一節音程をしっかり合わせてくることができ、右肩上がりに歌割が増えてきた。

そして、私が最も彼女の好きなところは何と言っても「人間らしさ」だ。

キャプテンからは自らも当時ハロプロ一と言えるほどのダンスの才能をもっていながら、歌割の少なさ等から少々悔しさや嫉妬心のようなものを抱いていたような気がする。(あくまでも個人的見解です)そういうものが透けて見えるような気がしたのだ。その為一番親近感があるようなメンバーだったように思う。しかし、そうは言っても努力で歌割を増やした点や体形の維持も終始しっかりしていた点等から最もストイックでプロだったのも彼女だったのかもとも思う。

キャプテンは活動休止前ラストライブの挨拶の時、"この11年間を絶対に忘れないでください"と言った。卒業や解散をするアイドルは大体今までの活動期間の感謝こそすれど、それで終わる場合が多いように感じる。前向きに明るく卒業するというのはとても素晴らしいことだと思う。しかし一方で少し寂しく感じるのだ。キャプテンはある種束縛のようなメンヘラ彼女のような、そんなことを言った。しかし、私はその束縛をとても嬉しく思ったし、心が救われた。忘れてほしくないって思ってくれたんだねと。忘れなくていいんだねと。

嗣永桃子

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先にも書いたが一般知名度ナンバーワン。嗣永桃子ことももち。

素材を生かした超絶薄化粧にもかかわらず端正な顔立ちからは想像もできないほどの強心臓を持ち、天使の羽と称したツインテールと一発芸"許してにゃん"を携え一時期はバラエティ番組に数多く出演。当時は半分色物タレントのような扱いであったが、見た目の美しさや芯のある性格、そして教員免許持ちという真面目な性格が評価され、今でも芸能界引退を惜しまれている。

Berryz工房活動休止後はカントリーガールズにプレイングマネージャーとして所属。メンバーとして活動する傍ら他メンバーのアイドルとしての極意を指導育成に関わっていた。

私は彼女で一番好きなところは、責任感の強さだ。そしてとても気が強いところ。

バラエティ番組に出演する彼女は、知名度をあげたい。爪痕を残したい。その一心だったように感じる。引退直前あたりは知名度も獲得し、大分落ち着いて楽しんでいるように見えたが、バラエティ出演全盛期の頃のももちはちゃんと見せ場を作らなきゃという意識が先立っているように感じた。結果的には知名度は向上し大成功したのだが、当時は彼女が出演する番組を見るたびにハラハラしたのを覚えている。

カントリーガールズでの活動もそうだ。年の離れた新人と活動しながら指導もしなくてはならない。それはとても難しいことのように思う。しかし、時に厳しく、時に優しく導いてくれた嗣永さん。晩年のカントリーガールズメンバーを見る目は母さながらの愛に満ちた眼差しだった。そして、当初の予定通り2年の活動を終え、異例の単独ライブを行い、野外ライブで雨予報にも関わらず見事な天気の中卒業していったのだ。しっかりとファンの心にその美しい姿を焼き付かせて美しい思い出としてくれたまま私たちの前から姿を消してくれたのだ。

そんなももちは私の中ではかなり気が強いイメージで、休止前最後のDマガで千奈美との対談の際、たこ焼き事件の話になった時、千奈美が悪いのは明白なのだが、あたかも自分には全く非がないかのような女性特有の予防線のようなものを張っている様子を見て気の強さを改めて実感した。そこも好き。気の強さというよりかは本当に千奈美とは姉妹のようにしっかり自分の意見を主張できる関係ということなのかもしれないな。

徳永千奈美

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Berryz工房の象徴。徳永千奈美こと千奈美。

この人がいなければBerryz工房は成り立たない。歌割は多いほうではなかったが、可愛らしい声で重要な歌割を任されていたり、抜群のスタイルで着こなしが難しい衣装は大体彼女が担当していた。そしてなにより笑顔が可愛い。ステージでの彼女は屈託なく笑っていて、千奈美が楽しいと私も楽しい。

Berryz工房の非常に重要な要素として"おふざけ"があるのだが、その中枢を担っていたのが彼女のように思う。Berryz工房メンバー全員がおふざけ好きであったというのは間違いないのだが、中でも率先しておふざけ好きだったのは彼女だろう。千奈美は時がたつにつれて落ち着いてきたメンバーに対しこんなことを言ったのだ。

だけど千奈美はね、ずっとふざけてたいの。そりゃステージ上ではちゃんとしっかりやるよ。楽屋裏とかでもっと何か、みんなでワイワイふざけたいの。だけど最近さぁ、けっこうみんな大人になってきたからからさ。それがね……何か寂しくなっちゃうの(2012年12月23日放送「BZS1422」より)

本当に子どものようなのだ。年を取るにつれて人は嫌でも大人になる。きっとこういう気持ちがどこかにあってもそれを言わずに過ごす人が多いだろう。それでも千奈美はそれを伝えてくれる。活動休止前、ももちがカントリーガールズとして活動する様子を見て「お前らまだだぞ!」と寂しくなってももちに当たって喧嘩してしまったり、ラストライブで寂しいですと素直に伝えてくれたり、そんな素直で、まっすぐで、純粋で子供のような千奈美が私は大好きなんだ。

須藤茉麻

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コナン好きBerryz工房の母、須藤茉麻こと茉麻。

Berryz工房は箱推しなので、特に誰が推しということもないのだが、活動休止前ラストライブ前々日のBerryz工房祭りでは茉麻Tシャツで参戦した。

茉麻はメンバーやファンからは「Berryz工房の母」と言われるくらい人として器が大きい印象を受ける。

どのメンバーとも交友が深く、現在でも一緒にイベントを開催したりしている熊井ちゃんとの「くまぁず」や、お互いを心友と呼び合う千奈美など、仲の良さに程度はあれど、出産後のりーちゃんとも定期的に会ったり、現役バリバリ時代のももちとカラオケに行ったりと基本的にグループ全体から信頼を寄せられている。

歌やダンスは特筆して得意かと言われればそうでもないが、ダンスの覚えは早く正確で、練習するときは茉麻を見ながら練習しているというメンバーもいたような気がする。(うろ覚え)

ずっと髪も染めず黒髪のままで無駄に着飾ったりもしないのに非常に美しいところや、そのわりに楽しいことが大好きでおふざけに加担しながら豪快に笑うところ等茉麻の良いところは本当にたくさんあるが、私が茉麻の魅力として一番推したいのは「人間性」だ。先にも挙げたように交友関係もしっかり築ける成熟した人格であることは明らかだが、私は彼女に「侍」のような印象を持っている。

ファンの方を笑顔にしたいから泣きそうになる場面は何度もあったけど極力涙を流さないように活動してきた。本当は妹のついでにオーディションを受けたし、当時は辻ちゃん加護ちゃんの区別もつかないくらいハロプロに対して興味はなかったけれど、例えもう一度茉麻として生まれてきても同じ選択をすると思う。

月並みなセリフであったりするのかもしれない。他のアイドルも同じようなことを言っているのかもしれない。でもそれでも私にはできる限り弱音を吐かず、凛と美しく誠実にファンと向き合っていた茉麻がとてもかっこよく、美しく、気高く見てるのだ。

夏焼雅

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オールラウンダー雅ちゃんこと夏焼雅。

ルックス、ダンス、歌、性格どれをとってもキラキラという形容詞以外受け付けないと言わんばかりの輝きを放つ。

小学生時代から金髪、Berryz工房活動後半時には日本人でもそんな配色なりたつの?!というファッションや髪色に疑問を抱く間もなく雅ちゃん!!かわ!!となんでも自分のものにしてしまう雅ちゃん。

少し派手な装いからギャルと形容されても違和感はないが、内面は紛れもなくギャル。どんな人にも優しく明るい最高なギャル。面倒見も良く、Berryz工房休止後に結成したpink cresでも新しいメンバーから尊敬されているようで非常に楽しそうに活動している。

ソロパートも非常に多く、Buono!に抜擢されていることから雅ちゃんの歌唱力は知れたところであろうが、ダンスの実力も並外れたものだったということを声を大にして言いたい。

雅ちゃんのダンスは非常に目を惹くのだ。ダンスの技術云々の話をしているのではなく、雅ちゃんのダンスはアイドルとして最高。かわいい。自分が一番可愛く見える仕草、手振りを完全に把握している。罪深い女性である。

個人的には流星ボーイあたりのぼぶびちゃん推し。

熊井友理奈

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身長182㎝。日本一背の高いアイドル熊井ちゃんこと熊井友理奈。(ももちはくまいちょーと呼ぶ。かわいい。)

Berryz工房の凸凹感を出すにこの人は欠かせない。Berryz工房は各性格も個性的ではあるが、並んだ時の凸凹感が味。TVに出たら顔が見切れるのはもはやお家芸。スッペシャルジェネレ〜ションではももちと手を合わせないことがお決まりだったが、最後のライブで手が合った瞬間ファンはもちろんももちも心にくるものがあったよう。

活動休止後はその長身を生かし、有名なブランドやデザイナーの方のモデルとしてランウェイを歩いたり、王様のブランチのレギュラーとしてタレントとして活動したりと幅広く活躍している。

モデルをしている時の熊井ちゃんからは想像できないほど、性格はポケポケしている。ラジオはチェックできていなかったが、千奈美とのラジオBZS1422はいつもとっくまワールドが展開されていたようなまとめをよく目にした。

活動後期は前髪を分けて綺麗なお姉さんであったが、活動休止に入る前にはファンからの要望に応え前髪を作るというファン思いな面もある。

菅谷梨沙子

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Berryz工房の末っ子でありながら最終兵器りーちゃんこと菅谷梨沙子。

ファンからは万人受けするようなファッションやメイクを要求されることもままあったようだが、自分の可愛いやこうしたいも貫く信念の強さを持つ。

前述した雅ちゃんと同じく少し派手めなファッションやメイクもすっかり着こなしてしまう。そのためモデル等とも交友関係があったよう。

そんな可愛らしい見た目とは裏腹にパフォーマンスはパンチが効いている。Berryz工房のユニゾンは基本的に重低音の層が厚いが、その中でもりーちゃんら重低音の要と言っても過言ではない。かと思えばバラードでは歌謡曲を思わせる味のある声色で聴くものの心をうつ。

最後のライブでは喉の調子が悪く、万全の状態ではなかったようだが、声が出ない分魂のライブとも言えるパフォーマンスを見せてくれ、つんくさんのブログにて

最後のLove Together!のピアノ弾き語りの菅谷の歌はリズムから外れまくってたけど、今までで一番「歌」として心に入ってきました。

と評された時はたしかに〜〜となりました。

Berryz工房活動休止後は一般男性と結婚して今では非常に美しいかわいいママである。

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以上Berryz工房メンバーの紹介でした!

ただの自己満ブログになってしまいましたが、興味のあること好きなことを書くのはこんなにも楽しいものなのかと初めて気づくことができてとても良い経験でした。

今まで文章を書くのは誰かに評価される為で、人に評価されたい一心で書く文章はいつも媚び諂っていてでも文才がないから評価されなくてヘソを曲げるという悪循環で文章を書くことに抵抗がありました。

自分が自分の為に書きたいことを書く。それは今までの自分はうがった見方しかできなくて、きっと承認欲求の塊が!とか思うかもしれないけどそれに勝るくらい自分の文章おもしろ!と思えるように語彙増やしていきたいなと思いました!

もし読んでくださる方がいるとしたらなんのこっちゃかもしれない!すみません!また機会がありましたら読んでくださると嬉しいです!それでは!

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