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2022.12.29 心 アドレナリンで誤魔化す人生は No

ゴミ出し納めして、ルンバ納めして、お茶淹れ納めして、自炊納めして、自転車乗り納めして、MOVIX京都で映画鑑賞納め。

『THE FIRST SLAM DUNK』、これぞエンドレスカタルシス。二次元作品に対して、かっこいい!という感情を初めて持った。オープニングクレジットで各チームのメンバーが描かれて横並びに歩き出すシーンは、アイドルグループのコンサートでの登場シーンみたい。同じポジションがシンメ。
漫画『SLAM DUNK』を映画化するうえで、主人公に宮城を据えて一つの試合を軸に回想シーンを挿入するのが最適解なんだな、と思わせてくれる説得力があった。桜木花道が主役だと華がありすぎて、葛藤とか硬派さの抜けた出汁を取っていない味噌汁みたいな映画になったと思う。バスケのルールは全然知らないけど、相手チームに食らいついてパスを回すポジションの人が軸になることで、偏りのない視点でバスケットボールの試合に集中できる。媒体の特質に合わせて主役(物語を捉える起点)を変えているのが見事。試合も物語も適材適所。
竹富島の海と湘南の海の対比、兄と三井の対比など、説明が多すぎない表現もよかった。井上雄彦が監督した実写映画はどんなふうになるんだろう。観てみたい。
主題歌も作品にぴったり。10-FEETって京都のバンドなんや。それにしても、宮城が弟にそっくりなので、途中から弟の試合を応援している気分になった。身長ドンピシャだし、筋肉のつき方、服装髪型、ぶっきらぼうなかんじも瓜二つ。

梅田へ。移動しても移動しても、人だかり人だかり。
忍者仲間と忘年会。予約していないので、どのお店もいっぱいでなかなか入れない。忘年会難民行脚をしながら、ぺちゃくちゃ話す。教習所でバイクから落ちて骨折した友人と、桜木花道がオーバーラップする。
百貨店の地下で洋食を食べて、ギャルに連れられてドンキやゲーセンに入った。クレーンゲームに、確率機と実力機があることを教えてもらった。駿台とゲーセンが同じビルにあるの、大丈夫?
お酒は全く飲んでいないけど人酔いしたみたいで、帰りの電車でちょっとしんどくなった。繁忙期の梅田には金輪際行きたくない。

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