予測してたとおりの最悪の結果を通告された。二枚舌の詐欺師集団に対する怒りはあるが、周りの方々にメンタルケアをしていただき、助けられているなと感じた。悔しさをバネに、資格取得に向けて頑張ろう。
吹っ切れたのでこんプロラジオを聴いたら、私の感想も読んでくださっていて嬉しかった。誰かに伝えたくてしかたなかった。お二人とも私と同じように幸せを噛み締めながら鑑賞されたようで、分かる分かると頷きながら感想を拝聴。普段Podcastを聴いていると、お二人が身近にいるように錯覚してしまうが、いざ自分のお便りが読まれると、読む側/読まれる側の関係、演者/鑑賞者の関係を再認識する。なんか遠い存在に思えた。記念に、送った文章を残しておく。私がお便りを送るなんて非常に珍しいから。
アップリンク京都でヨルゴス・ランティモス監督『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』を観た。変すぎた。監督も脚本も俳優も癖が強い。余白の多い画面構成が気持ち悪かった。広角レンズで執拗に空間の隅を写し、ズームアウトやズームインを多用する不自然さ。この監督は、ずっとこんな調子なのか。
バリー・コーガンのキャラ立ちの良さは言わずもがな、ニコール・キッドマンも怖え。あの顔であの表情は怖え。子どもより自分が大切、という趣旨の発言をさらっとするの怖え。子どもたちが父親に媚びを売るのもしんどかった。なんなんだあの家族。精神的にはとっくに崩壊している家族だった。バリー・コーガンの食事シーンが素敵で、鑑賞中におなが減った。パスタを貪りたい。