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2022.9.16 死んだ後に評価が高まる 後付け天才のパターン

2時間残業して、微風台南で牛肉麺煮卵トッピングと豆花を食べた。お久しぶりだったけど、相変わらず雰囲気のいいお店。
出町座で『神は見返りを求める』を見た。貸切状態だったので、記念に「貸切王」と書かれた缶バッジをいただく。初めてもらった。
YouTubeやスマートフォンを主題にしている作品を、映画館のスクリーンで見るという違和感。この違和感こそが最大の狙いなんだろうな。
ほんでほんで若葉竜也さん、好きだわ。クソ野郎の演技がうまくて、イライラした。最高。日本の男性俳優でいちばん好き。吉村界人さんは、まよハロのときもそうだったけど、薄っぺらい役が強烈に似合う。岸井ゆきのさんも痛々しい役をやらせたらピカイチなんだけど、実力のある方なのでそうじゃない役柄ももっと見たい。岸井ゆきのさんが痛い役をしていると、SICKSが恋しくなる。ムロツヨシさんは名前と顔は知っていたけど、演技しているところは初めて見たかも。哀愁の漂わせ方、うまいなあ。
今週末はクソ天気悪そう。

9/16(金)
映画『ブラックレイン』を過去に見たときは、バブル期の大阪が舞台になっているので、知っているようで知らないの場所でこんな派手な動きをしていた人がいたのか、笑いながら見た。来週末までに再見する時間はなさそうなので、記憶を引っ張り出すと、とにかく島木譲二の印象が強い。ヤクザのアジト?がフランク・ロイド・ライト設計のエニス邸(『ブレードランナー』のデッカードの家も同じだった)で、そんなすごい場所に吉本新喜劇の芸人がいる!と興奮したのを覚えている。そういや、昨年度に鍛えられた身体ってすごいなあ、と思っていた時期があり、無性に島木譲二のパチパチパンチやポコポコヘッドの映像が見たくなってYouTubeを漁ったことがある。パチパチパンチもポコポコヘッドも、子どもの頃は何が面白いのか分からなかったけど、ずっと同じ動作を繰り返してきたことによる洗練された美しさが、今ではめちゃくちゃしみる。島木譲二がやるからこそ、芸として成立する。芸人すごい。

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