2022.8.15 でっかいでっかい宇宙にある まーるいまーるい地球で ちっちゃなちっちゃな思いやりが でっかなでっかな愛となる

宮本常一『忘れられた日本人』を読んだ。なんと下世話な。昔の人はこんなにも性に奔放だったのか。明治くらいの話だとは思うが、唄の上手い人がモテたり、夜這いを平然と受け入れたり、現代よりも平安時代の人たちに近い感覚なのかもしれない。
小説を読む要領ですらすら読めた。ノンフィクションなのに物語のよう。正史の網に取りこぼされた、無名の方々の生き様がビビッドに写されていて、読んでいて楽しくなった。
私の祖父母の田舎も、こんな感じだったんだろうか。

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