2024.7.12

出町座でニナ・メンケス監督『クイーン・オブ・ダイヤモンド』を観た。難しかった。芽生えてくる傲慢さを間引くためにも、たまには自分の理解を超えたものを観るようにしたい。分からないのが面白いし、少しでも分かるように精進しようと思える。
一人の女性がいろんな部屋にいる映画。あのグラスに入っている赤い飲み物、なんなんやろ。気になった。
ルーティンとイベント。介護、カジノ、炎、DV野郎の結婚式、ヒッチハイク。マグダレーナでも思ったけど、ジャンプカットによって反復が強調されていた。
ラスヴェガスって都会のイメージがあったけど、高層ビルはあんまりないのかな。空が広い。微妙な天気の空気感や、地面に近いアパートの部屋から見える真夜中のネオンがいい。昔の映画だから、今はない景色なのかな。
赤いネイルのアップで始まり、エンドロールはピンクの文字。💅🩷強い。

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