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2023.12.19

ラアノウミでマアノウミを食べる。
同志社の寒梅館にて、蓮實重彦さんと三宅唱さんが昨年作られれた「ジョン・フォードと『投げること』完結編」を鑑賞し、木下千花さんの解説を拝聴。今日の話を忘れないうちに、蓮實さんのジョン・フォード論を読まねば。
フォードの映画って堅物なイメージがあったけど、けっこうコメディアスなんやな、と映像を観て思った。投げるという行為で物語を躍動させる演出が濃縮されていて、面白かった。抜粋された映像だからそう思うのか、実際に映画の流れで観てもそう思うのか。列車から投げられたカバンのショットから始まり、『荒野の女たち』のラストカットで終わる。『若き日のリンカーン』では、爽やかな天気の下で男性が川に石を投げ、その波紋が冬の墓場に繋がる。
ケーキぶつけて喧嘩するやつ、よかったなあ。私もケーキ投げしたいなあ。もし私が結婚式をするなら、ファーストバイトならぬケーキ投げ、するなあ。
木下さんからは、蓮實さんに対して反論したい点の問題提示もあった。蓮實さんがアメリカや京都に対してどういう考え方なのかは、著作を読んで確認しよう。

私立大学はあちこちにクリスマスツリーがあるな。早稲田にもあったし。

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