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2024.1.27

録画してた昨日始まりのドラマ『不適切にもほどがある!』を観た。"主演河合優実"も嬉しいけど、助演で羽伸ばす河合優実さんが大好き。大好き。ドラマの中での河合さんの存在に驚かされている人をSNSで見つけるたび、羨ましく思う。私も、河合さんの出演作を見るたびに記憶をリセットして、新鮮な気持ちで河合さんに出会って感動したい。もちろん河合さん目当てで見たのだけど、中島歩さんも出演されていて喫驚。中島さん、出演作によってイメージががらっと変わるからすごい。本作では、そこそこオジさんの昭和の先生にちゃんと見える。坂元愛登さんもいいなと思って調べたら、過去の出演映画全部見てたわ。『雑魚どもよ〜』のあいつが、こうなったのか。これまたすごい。
ハイティーンブギの完コピで口説く磯村勇斗、テーブルに並んだ大量のシメサバ、耳から饂飩と海蘊、くだらなくて笑える。阿部サダヲのコメディアンぶりは流石だし、それに対抗できる河合優実さんやっぱり強い。
昭和風刺かつ現代風刺。これからどう転んでいくのか。とにかく相手への思いやりを持ってコミュニケーションを取ることが大切だよね、みたいな結末になるのだろうか。

茶盤寺で四川牛肉麺。欧米圏から、日本から、中国から、韓国から、いろんなお客さんがやってくる。町家を綺麗にリノベーションした店内で、美装されたトイレットが和式だったのがハッとしてグッときた。多国籍な客層に、日本を味わってもらおうとするホスピタリティ。牛肉麺は、上品さと麻辣さを兼ね備えた華やかな味。美味しかった。
きぬかけの道をゆるく降って、立命館大学孔子学院にて剪紙の体験。小さいハサミを手に無心で格闘したため、右手が痛い。龍を切った。意外と綺麗にできたし、意外と達成感がある。どこに飾ろうか。
体験の後にアンドシーという服屋兼喫茶店に行こうと思ったけど、おしゃれな雰囲気に気後れし、照明が暗そうで読書できなさそうだったこともあり、帰宅。
京都検定の結果は郵送で届くのを待つつもりだったけど、気になってネットで調べて確認した。やっぱり合格してた。やっぱりか。
推しという言葉に向き合うため、『推し、燃ゆ』を読んだ。おそろしく軽い。軽すぎる。うすっぺらい本だった。アイドルについて綴る表現が貧相なのは、宇佐美さん自身がドルヲタではないからなのか(知らんけど)、主人公の未熟さを示しているからなのか。生きづらさを感じる主人公の塞ぎ込むような気持ちの表現は、状態と感情がリンクしていて、とてもよかった。この本は何が評価されているのだろうか。同時代的な小説だからか、閉塞感の表現が上手いからか。前者だったら悲しい。

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