2023.2.27

自転車を走らせ、アンダースローでジョージア映画のレクチャー&上映会に参加。
ミヘイル・コバヒゼ監督の映像はずいぶんコミカルで、チャップリンみたい。検閲との関連が気になっていたところ、 『音楽家たち』は深読みされて禁止された作品らしい。浅学の私には全然分からなかったけど、ジョージア映画にはメタファーが詰まっているらしい。
ギオルギ・シェンゲラヤ監督『アラヴェルティの祭』、めちゃいい。私が知らないこんな良作が世界には数多あるんだろうな。知らない世界のお祭りの映像って、なんでこんなに惹かれるんだろう。
セルゲイ・パラジャーノフ監督『ピロスマニのアラベスク』は、ゼロ年代のYUKIみたいな世界観。かわいい。ニコ・ピロスマニの絵画は、黒目がち。昔、教会のフレスコ画を素人が修復して変な絵になってしまったという話題があったけど、その絵に似ている。
トークで印象的だったのは、ジョージアの人にとってのブドウの重要性。胸ポケットにブドウの種を入れて戦地に赴き、撃たれたら前に倒れることで、自分の身体の栄養でブドウを育てる。ワインはキリストの血液とも言われるし。話を聞きながら、お腹が減ってしかたなかった。ジョージア料理が食べたいし、ワインが飲みたくなった。東欧に旅行したい。
終了後、美味しそうなタッパウェイの惣菜類を横目に直帰して自炊。
https://www.enoteca.co.jp/article/archives/8194/

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