2022.1.22 大天才の繊細な旋律 いつだって新鮮な感動

ずいぶん前からiPhoneの画面にひびが入っていたが、ホラー映画の主人公気取りでそのまま使い続けていた。ついに、ひび割れの範囲が画面の半分を超えてしまったので、そろそろ買い替えか。契約会社も含めて検討しよう。低速度で使い放題であれば最安値のプランで事足りる。

ロームシアターにて市原佐都子/Qの『妖精の問題 デラックス』を見る。市原作品は初観劇だったが、面白かったのでまた見に行きたい。
性行為や妊娠についていろいろ考える。周りがうるさいから、いろいろ考えてしまう。そもそも「結婚適齢期」って何?「セックスして妊娠して出産することが最も容易い時期」の美称のつもりなら、壊滅的なネーミングセンスだな。
菌類の話はコロナ禍なので変に勘ぐってしまう。デーデルライン桿菌やカンジダ菌という単語は初めて聞いたので、実在するものか気になってググった。本当にあるみたい。というか、今まで知らなかった私が無知なだけかも。
アフタートークで市原さんがゴキブリマニアから聞いた話を紹介されていた。マニアによると、かつてゴキブリは良い家に出る虫として認識されていたが、戦後になって殺虫剤を売り上げるために悪者にされるようになったとのこと。そんなバレンタインのチョコレートみたいな話、ほんまかいな。検索して、こんな論文を見つけた。
https://www.seijo.ac.jp/research/folklore/publications/academic-journals/jtmo420000000d0j-att/minkenkiyo_045_031.pdf
dot architectsによる舞台美術も素晴らしかった。客席が舞台に囲まれていることで、自分に向けて訴えかけられている感じがした。
第一部に出演していた朝倉千恵子さんは『三月の5日間』や『ショールームダミーズ #4』で拝見したことがあるが、今作ではテンションの高い台詞が多くて、こんなに魅力的な方だったのかと驚いた。

そして今日も、ショパン先輩が頭から離れない。ショパン先輩大好き。

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