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2022.6.27 私服とかださいクセして オシャレ蘊蓄めちゃくちゃ語る

アップリンク京都でホン・サンスの『イントロダクション』と『あなたの顔の前に』を見た。相変わらずカメラワークが唯一無二。カメラの存在を意識させるズームインやパンはどういう意図で採用されているんだろうか。
両作品とも人生の些細な岐路で立ち止まっている人物に寄り添った映画だったけど、私は年齢が近いからか前者のほうが沁みた。後者はラストシーンがよかった。主人公の笑い方が目に焼きついて、あんなお芝居を私もしてみたいと思った。

帰り道に市役所の前を通りかかったら、悪の巣窟みたいな風貌をしていた。
家で録画していたリュック・ベッソンの『WASABI』と『ニキータ』を見終えた。アケルマンやホン・サンスを見た後だから、すごく軽薄で女性にしか興味がない監督によるナルシストな作品に思えた。ベッソンの女性の趣味が分かりやすすぎ。日本描写がやたら古臭いと思ったら、2001年の映画だった。広末涼子のルックスは全然変わらないな。でも演技が安っぽすぎて、全くのれなかった。

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