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2022.6.25 アイツに彼女ができる 「おめでとう!」って言ってるけど 笑顔とか作ってる なんだろう? おかしな感覚

9時の目覚ましに起こされ、ルンバを動かし、映画の座席を指定し、参議院議員選挙の期日前投票をすませた。
E2Aの建築展を見るために工繊大の美術工芸資料館へ。キャプション一切なし。不親切極まりない。展示資料は、引き延ばされた写真、映像作品1本(これはよかった)、白色の構造模型、雑誌に載ってるような平面図を打ち出したもののみ。展示スペースは2階の2部屋のみで、質量ともにこれだけ?!と拍子抜けした。その分、1階の展示がめちゃくちゃ豪華だった。白髪一雄の作品がびっしり並んでいる1部屋と、草間彌生(初期のドローイング)、難波田龍起などの作品が集結した1部屋。工繊大がこんな作品群を収蔵していたなんて知らなかった。入館料200円は2階の展示に対しては高すぎるけど、それに対する不満を1階の展示が回収してくれる。策士なのかな。
鑑賞後は北山紅茶館でスコーンセット(モーニングで1000円)を注文した。スコーン(クリーム、バター、ジャム付き)は単品350円でで安くはないけど、今まで食べたスコーンのなかでいちばん好きかも。紅茶はモーリシャス。アフリカの産地やって。学生時代に紅茶館が好きだと言っている人がいたけど、大学生が行くには高いやろ。お金持ちやん。金銭感覚が社会人4年目の私と同じくらいかそれよりも高級志向の人が多かったな、とやっと分かるようになった。吉田パンのクロックムッシュを買って、高野川を南下。

出町座でシャンタル・アケルマン『ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディールマン』を見た。日常のこなれた動作の美しさ、そのわずかな差異に示されるその時の感情。一人でいるのに、言葉数が少ないのに、雄弁。家事は女の仕事と言わんばかりの光景に私はフラストレーションが溜まり(美しいからなおさらイラつく)、クライマックスの主人公の行動とともに爆発した。
続いて『永遠が通り過ぎていく』を鑑賞。先日YouTubeでインタビュー動画https://youtu.be/LKIY8zr_Iioを見たばかりだったので、戸田さんが経験してきた世界たちを映画にした作品だとすぐ分かった。上映後に舞台挨拶があり、戸田真琴さんがお話しされているのを初めて生で拝見した。すごく知的な話し方、言葉を大切にする話し方をされていて、とてもかっこよかった。
夕飯は豚汁を大量につくった。HOTOKIのお皿が割れて悲しい。金継ぎできるやろか。

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