すがわら まみ

秋田に生息中。デザイナー。ライター。企画メシ5期生。

すがわら まみ

秋田に生息中。デザイナー。ライター。企画メシ5期生。

マガジン

  • 企画でメシを食っていく2019

    • 46本

    BUKATSUDO講座「企画メシ2019」にまつわるnoteのまとめです。

最近の記事

じぶんの”美”を、はじめて美しいと思えた。

わたしの下の名前には、”美”が入っている。その”美”が、昔から嫌いだった。 一生書きたくない、というわけではない。名前が必要な時はもちろん素直に書く。でもなんか嫌だった。 理由はこうだ。 まず、書く時、横棒それぞれのジャストサイズを見極めるのが難しい。何度も書いてるのに、バランスよく綺麗に書けた試しがない。美しいを、美しく書けない。 もうひとつは、名前に”美”が入っているのに、じぶんの外見に自信が持てない。”美”を書く時、なんだか縦長なフォルムになってしまうように、じ

    • 究極のローカルメディアは自分自身

      この言葉を聞いた瞬間、視界が開けてパーーーっと目の前が明るくなったような気がした。 メディアといえばテレビ・ラジオ・新聞紙・雑誌など到底自分一人ではコントロールすることのできない、下から見ても横から見ても全体を把握しきれない大きな組織。影響力は絶大で、そこから一方通行の情報を受信している割合の方が大きい。 しかし 最小単位で最強のメディアは自分自身。自分一人でコントロールできる。行動一つ一つがあなたからの発信であり、もはやあなた自身がメディア。 それをより発揮できるア

      • 初恋を植える。

        今の秋田はあちこちで田植えや農作業で大忙し。 秋田に戻ってからやろうと決めていたのは「畑で野菜を育てること」。 実家では小規模ながら自分たちが食べる分の野菜を育てている。きゅうり、トマト、なす、とうもろこしなど。 畑をやろうと決めたのは農業で食っていくんだ!秋田でひと旗あげるんだ!と言う熱い想いとはかけ離れた、単にダイエット。からだを動かす、朝起きれる理由が欲しかった。(単純な理由でほんと、ごめんなさい) 東京にいた時にはよく母親から野菜がダンボールで送られてきた。一

        • #2 秋田と、自分と向き合う。

          【フェスの企画】課題「あなたの地元のフェスを企画してください。」 Oh…No…いきなりラスボス級の課題が来てしまった… 地元・秋田に少しでも貢献できるような企画がしたいと応募した企画メシ。これは本気でぶつからなきゃ意味がないと思った。 去年の年末に12年ぶりに東京から秋田へ戻る決意をした。きっかけとなったのは小さい頃から可愛がってくれた、ばあちゃんの死。最期、必死に息をして生きようと闘うばあちゃんを見て「秋田戻ってくるね。」と病室で約束した。それまでは帰ろうかな、いやま

        じぶんの”美”を、はじめて美しいと思えた。

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        • 企画でメシを食っていく2019
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        記事

          #1 言葉のお葬式

          「自分には無理です。」 令和元年5月4日(土)をもちまして、この言葉とお別れをしました。 お別れって寂しいもの。けれども今は晴れ晴れとした気持ち。あなたがいるから安全で怪我も少ない道を進んできた。しかし、いつもと変わらない無難なルートのままで良いんだろうか。選んでこなかった道の先にはどんな風景が広がっているんだろうか。怖いけど、決めた。今からあなたがいない道を歩みます。それがいずれ私にとって大事な別れだったって振り返られるように。 そう、みなとみらいで強く、強く誓ったの

          #1 言葉のお葬式