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なりたい自分|《#014》『縁むすび家』巧の365days notes


好感度人間たれ。
好かれなければ情報は集まらない。


前職勤めていた会社の社員の行動規範の一節。


店長として、人として、どうありたいか。
自分は考えていた『なりたい自分』は
思い返すと、ブレずにずっとこうだった。

この人の言うことならやってみよう。
この人と一緒に働きたい。
一緒に働けてよかった。


それに気づいたのは、店長になって4年目。

どうしたら、この人みたいになれるのか。
どうしたら、この人から認められるのか。

会社員になってずっと考えていた。
結局は誰かの評価ばかり気にしていた。

当時の自分とは正反対のように思えて、
今思い返しても昔の気づいていなかった自分に
くすっと笑える。

そんな中、改めて会社の行動規範を見直した時、
直感的に目がいったのがこの言葉。

好感度人間たれ。
好かれなければ情報は集まらない。


好感度が高い人間には、情報が集まってくる。
つまり、自分の話しやすい人柄は武器だったのだ。

話しやすい雰囲気は、
自分が話を聴くスタイルからうまれていた。

相手の話を常に真剣に、誠実に聴く姿勢は
話しやすい空気を創り出す。

その結果、当時は自分がいない状況時に起こった
誰かの素敵だった話も、喧嘩した話も全て集まる。

そうすることで、パフォーマンス評価の面談でも
さも見ていたかのように伝えることができる。

そして、極め付けはこれ。

『○○さんから聴いたけど、
△△くんすごかったんだって?!』

△△くんにとって、○○さんはヒーローで、
よりよい絆を繋ぐことができる。

話しやすい人柄は、自分の強みだった。


その強みを認識した途端、
なりたい自分にすっと近づけた気がした。


この人なら自分の話を真剣に聴いてくれる。
この人なら自分を受け入れてくれる。
この人なら自分をなりたい姿に導いてくれる。
この人になら些細なことでも伝えてみよう。

この人の言うことならやってみよう。
この人と一緒に働きたい。
一緒に働けてよかった。


人と人との繋がりを紡いでいくために
必要不可欠な誰にも負けない武器を、
自分は既に手にしていた。


あなたがなりたい姿はなんですか??
なりたい姿に近づくための
自分の武器に気付いていますか??

その武器は、もうあなたはきっと手にしています。
どこにあるの??と思ったあなた。
まだあなたが誰よりも、
あなたの魅力や可能性に気付いていないだけ。

僕と一緒に見つけませんか??

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