木質バイオマス発電について考えてみた。
バイオマス発電の中でも木質バイオマス発電に注目してみる。
そもそも木質バイオマス発電とは何か?
製材の端材[いらない部分]や商品価値の無い木[間伐で間引かれた木など]を砕いたもの[木質チップ]を燃焼して発電すること。
燃焼するってことは、CO2が発生するのか?
もちろんCO2は発生します。
では、脱炭素に貢献する発電方法ではないじゃないか?
そうでもなく貢献しているらしい。ここで、最近よく耳にする「カーボンニュートラル」という考え方である。
カーボンニュートラルとは、温室効果ガス [今はCO2に限定] が「発生する量」と「除去する量」の差し引きが「0」になるように。という考え方である。
このカーボンニュートラルの考えが、木質バイオマス発電にどの様に当てはまるのか? 木質チップを燃やして発生したCO2をどの様に除去しているのかが分からなかった。 燃やして大気中に放出しっぱなしでは・・・と考えていた。
結果、発想が全く反対でした。
「発生したCO2をどうやって除去するのか?」ということではなく「既に除去したCO2を放出(発生)する。」ということだった。
「発生したCO2をどうやって除去するのか?」は 0 +1=1(CO2が 1 発生)
「既に除去したCO2を放出(発生)する。」は -1+1=0 (CO2が 0)
だから、CO2は増えていない!
その【 -1 】ってどう除去したと言えるのか?
ここで重要となってくるのが燃料は何かということだ。この木質バイオマス発電の原料は「木」である。
木は何で成長するのか?⇒「水」と「日光」 この「水」と「日光」の作用で大気中の何を吸収するのか?
ここだったんですね!「CO2」が除去されるのが!
イメージにするとこんな感じでしょうか。
うーん・・・何か腑に落ちないです。
「吸収した量」と「排出した量」って同じなんですかねぇ・・・調べ方がわかりませんでした。
でも、私はこの木質バイオマス発電にはとても魅力を感じています!
他の再生可能エネルギーと比べてコストやリスクは大きいかも知れませんが応援していければと思っています。
皆様にとって新しい情報ではないかも知れませんが、読んでいただいたことに感謝いたします。
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