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バイオマス発電の必要性

 再生可能エネルギーの中でバイオマス発電について書き留めておきたい。前回、「電気の質」ということについて「安定供給」という答えを出した。では、太陽光発電(風力発電)は安定供給できないのかという問題が思いつく。

 すぐに思いついたのは、天候(自然環境)の良し悪しで発電量が変わってしまう。
 太陽光発電・・・晴れの時は良いが、曇りの時・雨の時は発電量が減少
 風力発電・・・・風が強い時は良いが、弱い時は発電量が減少
 ということは、この2つの発電所ばかりを建設してしまうと多くの電力量が欲しい期間に天候が悪ければ得ることが出来ない。

 もう1つは、太陽光発電と風力発電が「直流」ということが原因らしい。(風力発電は交流から直流へ、直流からまた交流へと変換しているらしい)発電した電気は送電線を使って流れています。直流が送電線を流れる場合は1度電子機器を経由するのですが、この電子機器が大きな電気の流れの変化に弱いらしいのです。
 送電線が事故等での影響で障害が発生した場合、電気の流れに大きな変化が生じます。この変化によって電子機器が破損することを防ぐために発電を止めてしまうのです。
 太陽光発電はもちろん1カ所ではなく、複数箇所設置されており一定の区域で停止する必要があるのでしょう。
 送電線は広い範囲で敷設されているため可能性は高いと考えられますね。この点を考えると「安定供給」という点においては、不安を感じます。

 この不安解消のためには、「交流」の電力が必要となってきますね。その1つがバイオマス発電です。バイオマス発電は火力発電と同様なタービンによる発電方法です。
 火力発電と同様なら再生可能エネルギーなのか?CO2削減なのか?という疑問が発生しました。

 バイオマス発電がCO2削減とどの様につながるのか次に考えていきたいと思います。

皆様にとって新しい情報ではないかも知れませんが、読んでいただいたことに感謝いたします。


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