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夫への訓戒と祝福〜箴言5章〜ゆっくり通読しよう

1.夫への訓戒

よその女の唇は蜂の巣の蜜を滴らせ、
その口は油よりも滑らかだが、
終わりには苦よもぎのように苦くなり、
両刃の剣のように鋭くなるからだ。 3-4節

妻はよその女に向かう愚かな夫への愛も尊敬も信頼も失うでしょう。そんな夫婦は不幸としか言いようがありません。

それゆえ、男は父と母を離れ、その妻と結ばれ、ふたりは一体となるのである。 創世記2章24節

夫と妻は一体なので、妻の不幸はすなわち夫の不幸となります。

あなたは自分の誉れを他人に渡し、
あなたの年月を残忍な者に渡すことになる。
また、他人があなたの富で満たされ、
あなたの労苦の実は見知らぬ者の家に渡る。 9-10節

誘惑に身を委ねることにより今まで培ってきたもの、信仰、名誉、富や健康などを失い、罪は自分自身を傷つける剣となるのでしょう。

2.祝福された夫婦関係

あなた自身の水溜めから水を飲め。 15節
あなたの、泉を祝福されたものとし、
あなたの若いときからの妻と喜び楽しめ。 18節

聖書は夫婦間の交わりを祝福だといいます。それはかけがえのない物で、取り返しのつかないもののように思えます。

ソロモンの母はバテシェバ父はダビデですが、ダビデの目につく場所で水浴をし誘惑した母、忠臣であった母の元夫を策を練り殺した父の愚かさを聞いたと思います。ダビデは神様の前に罪を認めたとはいえ、ソロモンは心を痛めたかもしれないなと思いました。
犯してしまった罪は仕方ないですから、その前に、これから結婚する若い人たちにぜひ知ってほしい箇所だなと思いました。

3.ソロモンの「終わり」

そのとき、あなたは言う。
「ああ、私は訓戒を憎み、私の心は叱責を侮った。
自分を、教える者に耳を傾けなかった。
私は、集会、会衆のただ中にあっても、
ほとんど最悪の状況であった」と。 12-14節

偶像礼拝する女たちに心惑わされたソロモンの、晩年の「空の空」という嘆きとなにか重なるものがありました。

引用---箴言5章(新改訳2017)---

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