○詳論
近代西欧において常識化された主体/客体、人間/非人間などといった二元論や、人類学の潮流において関心が寄せられた言説的、象徴的な「意味」を解読する動きに対抗して、20世期後半には物質文化や「もの」の対称性やエージェント(行為の主体性)を考察する「存在論的展開」が活発化した。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?