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【ポケモンSV_ランクマシーズン3】オフ大会BEST4 受けサイクル偽装_一意専心クエスバトン【第4回杜のヨウカン】

どうも三色拳です

この度は第四回杜のヨウカンオフにてBEST4入賞をすることができ、ランクマッチシーズン3でも使用していた構築を記事にしていきたいと思います

いつも記事を書くときにかなり冗長になってしまうので、今回はある程度簡潔に書いていきたい所存です(多分無理)

1.構築コンセプト

・特殊高火力ポケモンが増加したパラドックス環境において、圧倒的な数値でアイテム枠を消費せずに特殊受けが安定するハピナスを軸として、相性補完を意識して受けサイクルを行う構築










記事タイトルでバレてるけど

・初手クエスパトラかでまもみがをすることで相手の情報を安全に引き出し、複数回のS上昇で素早さをケアしたエースで全抜きを目指す
・セグカミラッシャといった流行りの構築に明確な回答を用意する
・耐久寄りな並びを意識させ、本当にやりたいバトンを通すために選出をゆがませる

ことを意識した構築です
構築名の一意専心は、
クエスパトラ+バトンエース5体でゲームプランの9割以上をクエスバトンにかけていることから付けています

2.構築、メンバー選定経緯

2-1.ゲームプランに関して

パラドックス環境一発目ということで未知の環境になっていたせいか、いつも通りの壁積み構築では上昇したSラインと火力のせいか思ったより上手く行かなかったため、シーズン2終盤で自分もボコられて結果を残されていたクエスバトン系統の構築を使ってみることに
触り始めてみた結果、クエスパトラが大半のパラドックスに対して”不利を取らない”ため初手のポケモンに困ることが無く非常に取り回しの良い構築でした

その際参考にさせていただいたのが下記
ぶっちゃけほとんどそのままです
ありがとうございます

使用感、構築の強みとしては
・複数加速を前提に考えているため、バトン先エースはほとんどSに努力値を割かなくて良い=耐久や火力に数値を回せるため、バトン先としての信頼感が高まる
・天然、小技への対策が複数搭載されており、意外に対応範囲が広い
といった強みを感じられました

シーズン3の環境に合わせ、メンバーを少しいじったり調整を変更したりはしましたがベースラインはコチラの構築をずっと参照させていただいておりました

2-2.採用ポケモンの選定

元構築から安定枠、絶対的信頼のおける枠として採用されていた
クエスパトラ、コノヨザル、アーマーガア、ハピナスはそのまま固定

サザンドラ、ラウドボーンの枠はパラドックスポケモンの登場でかなり使いにくさを感じていたのでいろいろいじりましたが
セグカミラッシャの並びに回答を持たせたドドゲザン、なんだかんだ相手の初手積みエースに対するメタとしてのラウドボーンに落ち着きました
余裕があれば末尾に5,6枠目の変遷を記載します(ご自慢の対策ポケもいたので(オモチャ))

中盤まで非常に安定して勝てていた構築で、杜のヨウカン前の段階ではサブロム勝率8割近くをたたき出しており、過去一構築の完成度を感じていました
その状態で挑んだ杜のヨウカンでは当日の運の良さもありましたが、このようなギミック構築が苦手とするようなBO3のルールが採用されているにも関わらず、BEST4という素晴らしい結果を残すことができました

ただ、ランクマッチ終盤においては構築レベルでキツイポケモンや並びが増加した印象で(ジバコイル、テツノドクガ等のアーマーガアが止まってしまう高火力ポケモン等)思うように勝ち数を稼ぐことができませんでした

ただ、他の方のシーズン3の構築記事を見ているとクエスパトラ+つけあがるアマガで好成績を残されている方が多くいたため、並びとコンセプトとしては悪くなかったのかなと思いました

3.型紹介

3-1.クエスパトラ@ウイの実 かそく テラ妖

マジカルシャイン/まもる/みがわり/バトンタッチ

おくびょう H204-B60-S244
実数値:196-72-88-121-80-171

HPを4の倍数にすることで3回身代わりをしたタイミングでピンチ木の実が発動、+1回のみがわりを保証してくれます
(余談ですがピンチ木の実は育成個体"本来の"性格に合わせて変えましょう ミント使用でずれているととんでもない目に合います(1敗))
更にはつららばりやタネマシンガン等の連続技+先制技にも一応耐性をつけられます
元記事の調整をほぼそのままで運用していましたが、シーズン中盤から登場したSブーストハバタクカミのS調整ラインがガブリアス抜きの170になる可能性を考慮してガブリアス抜き抜きの171に引き上げました
一応生きた場面もありましたが、Sぶっぱだったりもう少し上のラインで調整されていることもあったためやや危ない選択肢だったと思います

前期使用していた構築では、瞑想アシパ型のエース運用をしていましたが、シーズン2で様々な型が強いと開拓をされ、奥の深いポケモンとなったクエスパトラ
キョジオーンとこいつは不遇単タイプの限界に挑もうとしてるんじゃないかと思うレベルに強いですね…

今回はコンセプトの軸でもある加速バトン要員として運用しました
まもる、みがわり、バトンは確定
後ろがアマガ、ハピの場合はできるだけ多く加速を積みたいですが、挑発や呪い等を受けないように上手いことタイミングを計りましょう

攻撃技はルミナコリジョンも欲しい場面が多かったですが、構築的に重めなトドロクツキやドラパルトへ一矢報いることのできる妖テラス+マジカルシャインで運用していました
実際挑発を打ってきやすいポケモンに対して有効だとなりやすく、みがわりに合わせて挑発されたあと雑に削りを入れることができるのは悪くなかったです

元記事にもある通り、龍技で拘らせたときやドラパルトと対面してしまったときはやむを得ず初手からテラスを切っていきます
今シーズンからの追加要素として、ハバタクカミやテツノブジンがSブーストをかけてきた場合もやむを得ずテラスを切る場合がありました
後ろのバトンエースの元タイプがそこそこ優秀なため、実は致命傷にならない場面もありましたがテラスタル択を最初からエース以外に消耗してしまうのが強い行為とは思えないため使用は消極的です

選出率は文句なしの1位 というかほぼ絶対選出&初手固定
パラドックスポケモン全般へ対面の相性が悪くない(ように見える)ため、初手要員としてのポテンシャルを非常に感じました
バトンエースと霊弱点が被りやすいことだけ注意

3-2.アーマーガア@隠密マント プレッシャー テラ悪

つけあがる/ちょうはつ/はねやすめ/ビルドアップ

しんちょう H252-B4-D252
実数値:205-107-126-*-150-87

HDに振り切ることでハバタクカミや強化アイテムなしのテツノツツミに対してもバトンが成立し、非常に頼もしかったです
やはりアマガと言えばHBの印象が強いのか、サーフゴーやロトムが後出しされやすく、火力強化アイテムが無ければそれらすら起点にするHDは非常に刺さっていたと感じました
(隠密マントによる追加効果向こうも一役買っていました シャドボ連打やほうでん、火炎放射等での事故が一切起きないため)
つけあがるの性質と合わせて複数加速前提のためSは無振り
無振りでも最低限のスピードが確保できているのは素晴らしかったです(+3で最速ドラパルトまで抜ける)

唯一無二のバトンエース
物理版アシストパワーでありながら無効タイプが存在しない悪技のつけあがるを基本威力140以上でバトンするため、火力面無振りにも関わらずビルドを1回でも積めばそこそこいい打点を持つことができました
隠密マントも偉く、キョジオーンを完全に起点にできます
その他追加効果シャットアウトも偉すぎる


毒無効や地割れ無効など元タイプが優秀過ぎるため、できるだけ必要のない場面でテラスタルは温存したいポケモンです

テラスタルは火力UP+耐性変化の悪
つけあがるの使用上、タイプ一致の1.5倍ボーナスがとんでもない倍率で乗るため、素の状態からは想像の付かないような高火力をお見舞いしたいときに切ることが多かったです
ただ妖・闘という受けにくいタイプが弱点になってしまうことは注意

選出率は堂々の2位
中盤まではクエスからこいつにバトンして適当に積んで殴るだけでEasyWinを量産していましたが、後半増加した水ロトム、ジバコイル、テツノドクガといったポケモン達に対して繰り出しにくく、若干動きづらさを感じました
また、ちょうはつ+飛行タイプでプレッシャーを活かしてPPを枯らすことでヘイラッシャに有利を取れるかと思いきや、HDで耐久が足りていなかったり、はねやすめのタイミングで地割れをぶっぱされるとキツかったりと歯がゆい思いを何回かしました
最終日の終了間際に無振りヘイラッシャのウェブタを確定3耐えするぐらいまでB方面に振っても良いかと思いましたが、特殊耐久方面への影響とレンタルパ改悪の都合上調整に踏み切れなかったのは残念なポイントでした

3-3.ハピナス@フィラの実 てんのめぐみ テラ超

アシストパワー/れいとうビーム/たまごうみ/めいそう

ひかえめ H4-B252-C252
実数値:331-*-62-139-155-75

数値オバケのピンクの悪魔
D方面は無降りですらパンピーを遥かに上回る耐久を持つため、種族値的にメリットの大きいBCブッパ
もう少し物理耐久が欲しかったですが、図太い特化にしても確定数が変わることが少なく、C特化による火力もバカにならなかったので悪くなかったです

シーズン序盤はもう少し物理耐久のあるノーマルタイプを探していたのですが、アシストパワーや高速回復技を使いこなせつつ最低限のSラインを満たしてくれるポケモンはコイツぐらいしか居なかったため続投

瞑想アシパは非常にばれづらく、ハピを見ようとして出てくる物理格闘ポケモンをびっくり超テラスを合わせて返り討ちにしてきました
冷凍ビームは次点で出てきやすい物理竜に対する対抗策&てんめぐによる氷運勝ちを期待しての採用
竜はテラスタルを切りがちだったのでテラスが残っている状態ではアシパを撃った方が強かったですが、テラスが切れた前提であれば一貫性のある技として優秀でした

この2ウェポンだとドドゲザンに手も足も出ないため、相性保管をかんがえるのであれば他の技の方が良いかも
火炎放射じゃ足りないですが…

テラスタルはあまり見ないエスパー(超)
つけあがると同様にアシストパワーの火力補助の意味合いも強いですが、ハピナスをメタろうとして来るサイコショック持ちの崩しを回避するための目的もあります
一応格闘に対する相性変更もありタイプの弱さに比べて使い勝手は悪くなかったです
シーズン中盤まで格闘無効かつ神速もすかせる霊テラスで運用していましたが、サイコショックにボコられ過ぎたので元記事の通り超テラスに戻したところ上手いこと働きました杜のヨウカン直前のランクマでトレーストリックサイコショックサーナイトにボコられてムカついたので変更したのが功を奏しました

相手の選出が特殊によっている場合はコイツを着地させるだけで勝てるレベルですが、大抵ハピナスを見た段階で物理アタッカーを1匹は選出されるため、いかにそのアタッカーを落としておくor突破可能にするかが運用の肝です

特殊重い場合にハピを選出したら物理偏重選出をされて全く生きない等の噛み合いもあるので、やや選出率は下がりましたがタイプと数値が偉すぎたため4位
コイツをつれてきている時のハバタクカミはほとんどカモなので安心感がスゴかったです

3-4.コノヨザル@オボンの実 やるき テラ炎

ふんどのこぶし/ドレインパンチ/ちょうはつ/ビルドアップ

わんぱく H188-A4-B252-D4-S60
実数値:209-136-145-*-111-118

調整はシーズン2で結果を残されていた方のパクり
のはずだったんですが、レンタルパ発行時に性格を陽気から変え忘れたまま使っていたことに最終日に気づきました()
記事には想定の値を書いています

sの上がったコノヨザルは最強
バトンの欠点でもある交代時の被弾ですらメリットに変える噛み合いを見せます
特にアーマーガアで受けきりづらいセグレイブに対して、クエスパトラの身代わりでつららばりを誘発してからバトンすることで簡単に憤怒の拳が威力200超に上がるためEASYwinをしやすくなります

1点気になったのはクエスパトラの縦の相性が良くないこと
霊技の一貫はもちろん、ハバタクカミのもう一つのメインウェポンであるムーンフォースも弱点のため、バトンが成立しない対面がそこそこ存在します
また、サーフゴーに強そうに見えて弱く、挑発を無効化されてわるだくみから安全に処理されてしまうので他に殴られておく必要があったりします

あとは霊環境におけるドレインパンチが回復技として心もとなく、択勝負が発生しやすいところもやや気になりました

ヘイラッシャが居ると出しづらいのも懸念点です
セグカミラッシャが蔓延したあとは他のポケモンでヘイラッシャの処理ルートを用意して選出するか、そもそもコノヨザルを諦めるか、ヘイラッシャを切った選出をするかで危うい選択を強いられていました

ネガティブなポイントが多くなってしまいましたが、しっかり通せたときは強力無比な詰ませ性能を誇りっていたためなんだかんだ最初から最後までお世話になったポケモンです
アーマーガアが苦手なジバコイルやテツノカイナに対して不利を取らないのも魅力

テラスタルは炎
やけど無効やラウドボーンとの殴り合いを想定している他、ハバタクカミのムーンフォースを半減受けできるのもメリットです
特性は両方試しましたが、結構対面であくびや胞子を打たれる機会があり面倒だったのでやる気に
負けん気は後述のドドゲザンにになって貰いました

選出率は3位
後半に行くにつれてセグレイブが増加していた印象で、選出率も高まっていました

3-5.ドドゲザン@たべのこし まけんき テラ飛行

アイアンヘッド/ドゲザン/みがわり/ハサミギロチン

わんぱく H252-A4-B252
実数値:207-155-189-*-105-70

無振りヘイラッシャのウェーブタックルを身代わりが耐えるためにHBブッパ
ここまで振ると強化アイテム無しのセグレイブの特化地震を2耐えします(テラスされると落とされますが)
本当はバトン前提としてももう少し素早さが欲しいですが役割対象を考えると耐久がギリギリなのでしょうがないです

対セグカミラッシャ破壊兵器
カミに対して相性有利を生かして繰り出し、裏から出てくるヘイラッシャをHB身代わりで耐えることによりギロチンの試行回数を稼ぎ、✝️合法的✝️に破壊を目指します
実態は1発でギロチンを当てて身代わりを残して爆アドを稼いだり、悪技を振りかざすことによる交代強制力を使った交代読みギロチンで数々の犯罪行為を働きました()
特にカミへの繰り出し時は負けん気の発動機会が多く、噛み合いが良かったです

純粋にSの上がったドドゲザンの制圧範囲が広く、ギロチンに頼らずともそこそこ優秀でした
アイヘでも犯罪怯みを狙えたりと数々の運勝ちを製造してきた悪魔の兵器

環境中盤は完全にはまっていたんですが、後半になるにつれヘイラッシャのA振りが増えたことや、キノガッサやテツノブジン入りのセグカミラッシャ編成に出しづらい部分があったりとやや微妙な感じになってしまいました

テラスタルはテンプレ気味な飛行
セグレイブの範囲のことを考えるとイマイチ切りにくかったですが、地震持ちヘイラッシャに対してテラスを切って強引に身代わりギロチンループに入れたりとピンポイントでは使い勝手は悪くなかったです
そもそもコイツも元タイプが優秀なため、テラスを次のエースに温存することも多々ありました

中盤は選出率が結構高かったですが、後半になるにつれ動きづらさを感じて低下
最終的には5位ぐらいだったと思います

いつも使わない一撃必殺を振り回すのはなかなか刺激的で、沼に落ちる方が居るのもわかる気がしました
自分も正直落ちかけた


3-6.ラウドボーン@あつぞこブーツ てんねん テラ無

フレアソング/シャドーボール/おにび/なまける

おだやか H252-B4-D252
実数値:211-*-121-130-139-86

役割対象が特殊アタッカーなのでラウドボーンにしては珍しくHD特化
鬼火採用で物理方面も撃ち合えるよう欲張りました
アーマーガアと同じく、無振りでもSが最低限担保されているのがgood(+3で最速ドラパルトまで抜ける)

相手の初手積みアタッカーや、ラウドボーンへのピンポイント対策枠
特にガモス属を意識しての採用です

アイテムは回復系を使いきってしまっていたので仕方なくあつぞこブーツ
だったのですが対バトンとして毒びしを展開するPTが一定数見られ、そういった構築に対してアーマーガア、ドドゲザンと合わせてかなり強く出られたので結構良かったです

てんねん三銃士のどれかがこの枠に入るかと思っていましたが、ヘイラッシャ、ドオーは素早さが論外のため消去法でコイツに
タイプが悪くないんですが繰り出しがしづらい場面があったり、広範囲と撃ち合うことを考えるとテラス前提だったりすることもあり、ちょっと使いこなせていたかったかもしれないです

フレアソングを積んだ後は火力素早さ耐久全てを兼ね備えた万能戦士と化すので、早い段階からフレアソングを撃ち続けられるようなバトンができると強力でした
素早さをあげていると鬼火の試行回数が増えたり、なまけるで封殺できる範囲も広がったためバトンとの相性は良好
2つめの攻撃技はラウドボーンを意識したシャドーボールでしたがDダウンの追加効果もラウボ同士の殴り合いでは強力で悪くなかったです

テラスタルはラウドボーン同士の撃ち合いに加え、初手わるだくみサフゴに対して強引に繰り出すことも考えノーマル
弱点が少なく悪くないタイプなんですが物理ポケモンのメインウェポンである格闘が無効→等倍になってしまうポイントだけネックでした
まあ上から鬼火が入れられればなんとかなりがちです

環境に存在する大半の物理アタッカーが弱点を付いてくること、てんねん同士の撃ち合いにラウドボーン以外勝てないことから選出は消極的でした
ただ、バトン後の素早さを生かして相手の物理エースに鬼火を入れ、2回目のバトンを安全に成功させる流れも考慮するともう少し出していっても良かったかもしれません

4.選出

クエス+バトンエース1+バトンエース2

ほぼ100%これです
相手の構築に合わせて必要なだけSを積んでエース1にバトン、エース1が止まったらクエスで再度加速してエース2にバトンし全抜きを狙います
最後のクエスはスイーパーになることもあるので覚えておきましょう


例外はSラインが著しく低い受け構築のみ
その場合はアーマーガア、コノヨザル+1で行きます

各エースの選出基準は

アーマーガアが弱いポケモンが少ない
→アーマーガア

セグレイブがいてヘイラッシャ等のメタポケが居ない
→コノヨザル

サーフゴーがわるだくみ臭い、ロトム·ジバコイル等特殊でアーマーガアに強いポケモンが多い
→ハピナス

ガモス系統が重い、ラウドボーン入り
→ラウドボーン

セグカミラッシャの並びで格闘等の不利ポケモンが少ないorキョジオーンや受けポケなど面倒な奴らが多い
→ドドゲザン

のような選出基準です
これらが複合している場合は、同じポケモンで止まるエース2体の選出にならないように気をつけ選出をします

あと現環境で重要なのが、クエス対面から霊技を撃たれているだけで負ける選出をしないことです
なのでクエス+コノヨザル+ラウドボーンのような選出は極力避けましょう

5.最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました
結局1万字ぐらい書いてしまった…

環境的な話をするとシーズン3はパラドックスポケモン解禁一発目の環境であり、シーズン2までとは全く異なる環境になりましたが、同系統のクエスバトンで成績を残されている方が多くいて大枠の選択自体は間違っていなかったと感じています
(実際80人規模のオフ入賞できているので)

ただ、そんななかでランクマッチ最終盤勝ちきれなかったのは、強力なコンセプトで有るがゆえにメタが回ってきてしまったこと、あまりにギミック一辺倒な構築になってしまったため、対応力が低かったことが原因として有るかなと思います

特筆する順位でもないので記載していませんでしたが最終日レート2000目標に潜っていて、最終レート1950ぐらいでした

また、並びの面でも5、6枠目をコロコロしわりに最適の並びを見つけられなかった印象が強いです
末尾におまけとして採用していた没ポケモンを記載しておきますが、なんだかんだこの並びが一番勝てました

他のクエスアマガバトンで成績を残されているかたは、アマガドオー偽装まで振りきっている方が多く、6枠目もバトンエースでなくてはならないと固定観念に囚われてしまったのも良くなかった部分かなと思います
(正直ドオーも後20位Sが高ければバトンエースとして運用圏内でした)

今シーズンは中盤までオフ会入賞+ランクマ好調で好感触だったにも関わらず、最終盤で失速してしまったためやや悔いの残るシーズンになりました

次シーズンはリアルの都合であまり潜れないと思いますが、それ以降のシーズンで反省点を生かして行きたいと思います

感想等頂けると非常に励みになりますので、コメント、引用RT等お待ちしております

何かありましたら@3syokukennまで

6.オマケ

ここからはシーズン途中で発案して使いましたがイマイチかみ合わなかった5,6枠目のバトンエース候補たちを書いておきます
実用性が高く、惜しかった型から、完全に机上論だけでオモチャだった型まで様々です
この枠を仕上げ切れていた場合はもう少し勝てたような気もするので供養の意味も含めて記載します

ざっくりこの枠に求めていたのは、対ヘイラッシャ性能、対水ロトム性能、対ラウドボーン性能等です

サザンドラ@たべのこし ふゆう テラ毒
あくのはどう/ラスターカノン/みがわり/わるだくみ

おだやか H252-B100-D156
実数値:199-*-123-145-130-129

原案より流用の調整
ふゆう+テラスタルは魅力

+メリット
わるだくみみがわりサザンという実績持ちの保証された強さ
テラス考慮しなければヘイラッシャ、ロトム、ラウドボーンに対してガン有利
あくは怯み運ゲーを狙える
(テラス鋼にすればセグカミラッシャに一方有利が付く)

-デメリット
交代際に妖技を撃たれるのがキツすぎる
ある程度テラス前提のタイプ
わるだくみしても火力がイマイチ
役割対象のテラスを考えると言うほど有利ではない
チョッキ系統がきつめ(主にテツノカイナ)

ハラバリー@とつげきチョッキ でんきにかえる テラ妖
パラボラチャージ/テラバースト/ひやみず/アシッドボム

ずぶとい H244-B148-C108-D4-S4
実数値:215-*-143-137-104-66

カイリュー等物理との殴り合いを想定してHB
チョッキのお陰で特殊方面も行ける
序盤環境ではものすごく刺さっていた


+メリット
バトン時の被弾で勝手に威力が上がる
高威力の回復技で場持ちが良い
アシッドボムで対てんねんも行ける
物理と特殊どっちもそこそこ見られる

-デメリット
Sラインが若干足りない
メイン技、交代際に負担をかける技の両方が無効タイプがあり、択勝負になりがち
地面テラスに弱い
パラボラチャージで回復ができないと場持ちも悪い

ユキノオー@たべのこし ぼうおん テラ炎
れいとうビーム/だいちのちから/みがわり/やどりぎのたね

おだやか H244-B12-C86-D132-S52
実数値:196-*-97-123-132-87

飲み会の後に突如ひらめいた奇形ポコモン
机上論は行けそうだったがガチのオモチャだった

+メリット
ラウドボーンのフレアソング、うたうを無効化するため、役割対象を誘いながら対処可能
加速バトンで上からやどみが可能
てんねん連中はやどみがハメのオヤツ
やどみが無効なサーフゴーを大地で確2、飛行テラスしたら冷ビで確2
テラ炎を切ればハバタクカミ対面も身代わりを残せる

-デメリット
素のタイプが弱すぎる
数値が低い
やどりぎ頼みな部分が多く、交代連打がそこそこキツい
テラスタル前提過ぎ、安全マージン的にテラスタルしないと不意の炎技でワンパンされる

ジバコイル@たべのこし がんじょう テラ水
ほうでん/ラスターカノン/ボディプレス/てっぺき

おだやか H252-D212-S44
実数値:177-*-135-150-150-86

HD+鉄壁で擬似的に両受けを成立させたい
ドドゲザンがキツくなってきて試した枠
このポケモン自体が強かったためもう少し弄れたかも

+メリット
鉄壁を積めばセグカミラッシャ全有利
地割れも頑丈で無効
鉄壁ボディプレで特殊打点と物理打点の両立が可能
環境的にジバコ自体の刺さりが良い

-デメリット
不意の地面打点がキツすぎるためテラス前提
補助技に対して弱い
回復手段がたべのこしのみのため受けきれない場合がある
キノガッサ、コノヨザルあたりが辛い
ハバタクカミに言うほど有利じゃない

Wロトム@カゴの実 ふゆう テラ鋼
ほうでん/ハイドロポンプ/ねむる/わるだくみ

ひかえめ H252-C100-D156
実数値:157-63-127-151-147-106

並び的にヘイラッシャホイホイ過ぎたので圧力として採用
ラウドボーンの枠で試していたがガモス系を逆に呼び寄せていた気がするので合わなかった

+メリット
ふゆう+優秀タイプでヘイラッシャ耐性高
テラ鋼にすればセグカミラッシャに全有利?
他てんねん勢にも見た目上強い
素でSが早いので複数加速を要求されにくい

-デメリット
ねむカゴ有りとはいえ有限のスタミナ
数値が若干足りない
ハバタクカミに勝つのが運ゲー
ガモス属を逆に呼び寄せた
対策されがちで、サイクル無しの対面ではパワー不足

以上です
ユキノオーとかはガチのオモチャでしたが、バトン先ハラバリー、ボディプレジバコあたりは結構可能性を感じました
この没アイデアを活躍させてくれる方募集です()

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