第20回全日本大学フットサル選手権大会を観戦してきました

8月30日に大阪府岸和田市総合体育館で開催された第20回全日本大学フットサル選手権大会を観戦してきました。去年に続く2年連続の観戦、愚息の所属する北海道大学エスペランザというチームの応援、そして今年4年目の愚息の最後の勇姿を観に行くためです。
今年は台風10号の影響で静岡県が大雨。東京から試合前日の夜に大阪に移動する予定だったカミさんが乗る新幹線が8月29日16時頃小田原駅付近でストップ。最初は、いつかは動くよ、と呑気にかまえてましたが、2時間経っても、静岡の雨は小降りにならず、19時頃、「東京に戻ります」という放送があったとカミさんから連絡があった。
「私は試合見に行けないの?」とカミさんは落ち込んでいたので、とにかく夜行バスを探すことにしましたが、皆さん考えることは一緒で旅行会社への電話は繋がらない、ネット予約も直ぐ固まってしまうという状況。
カミさんが愚息に電話したところ、「明日は勝つから明後日来てよ」と言われかなり救われたようですが、1回戦には間に合わないという事実は変わらず。とりあえず帰りに東京駅の八重洲バスセンターにも行ったみたいですが、空き無しとのことでした。
22時頃、ようやく翌日夜の夜行バスの購入ができ、そろそろ小職も大阪に移動せねばと思い名古屋駅へ行きましたが、こだまも動いておらず、翌日の朝5時半出発となりました。
カミさんの方はというとバスではなく、中央本線を普通、特急を乗り継いで行くということにしました。
翌日、名古屋に住む小職は5時半家出発し、6時10分発の米原行きに乗って西に向かう。カミさんは6時前に家を出て、中央本線から普通、特急で西に向かう。
結果は、小職は試合開始10分前に体育館到着。カミさんも特急あずさ、しなのがほぼ定刻運行していたみたいで、順調に来ている。
さて、試合の方ですが、相手は東北大学、試合内容はエスペランザの方がやや押し気味で進めており、前半1-1から後半1点を取り2-1とリード。しかしながら、最後の5分ぐらいから東北大学はパワープレーでキーパーも攻撃参加、しのぎきれるか、とも思いましたが、ラスト15秒一瞬ふわっとした時に同点ゴールを決められてしまいました。それから15秒経って、PK戦突入。ここでも試合の悪い流れを止めることができず、3-4でPK負けという結果になってしまいました。
愚息はといいますと、昨年はダメダメでしたが、今年は課題であった守りも上達、前向きに攻めるプレーもあり、成長を感じました。
試合が終わった後、「良い試合やった。プレイも良かったよ。」と声をかけましたが、「何もできんかったわ。」と言って、下を向いてうなだれてました。結果は残念でしたが、良い試合がであったこと、そして個人的にはこの試合を生で観戦できたことに心から感謝です。
さて、カミさんはというと、名古屋から運良く新幹線こだまに乗ることができ、15時半に体育館に到着、16時からのフレンドリーマッチを観戦することができました。試合の結果は、5-6で京都大に敗戦でしたが、学生時代最後の公式戦を見れることができ本当に満足そうでした。
試合終了後、愚息とカミさんが話をしていましたが、愚息の悲しそうであり、ホッとした表情をしていたのが印象的でした。
思え返せば、5年前の高3時に軟式テニスの最後の県大会で負けた後、これで愚息の部活の試合を観ることもないなあ、と思ってましたが、大学で体育会に入り、しかも中学からは遊び程度にしかやっていなかったサッカー、フットサル部で全国大会に出場するメンバーになるまで上達したということに心から褒めてやりたいと思うと同時に多くの感動を与えてくれてありがとうという言葉しかありません。学問の方は決して褒められた成績ではないですが、この経験、悔しさをバネに今後さらに成長してほしいと思っています。

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