第1章　アイスティーとラジオ

「二人がSwimmyを作るまでの過程を、記録しておいたらいいんじゃない？」G-Upsの定例会で、頼りにしている仲間からそう言われたのはほんの二週間前。その言葉がきっかけで、今回からメルマガにてリレー連載をさせていただくことになりました。第１章はあやこが担当します。

アイスティーとラジオ① (2022/11/04)

G-Upsを立ち上げたわたしたち二人、さよとあやこは、元々はSNSで繋がった友人でした。

さよさんが投稿した富士山の写真に、「あれ、さよさん同じ静岡なの？」と声をかけたことから始まり、ゆるい繋がりはその後も私が退職するまでSNS上で続いていきました。

退職の相談にも乗ってもらったし、独立後の動きもたくさん教えてもらいました。

無事に私が仕事を完了させたら、今度は二人で何か面白いことやろう！そんな話をして、お互いに手帳の「今年やりたいことリスト」の中に書き込んだのです。

そして2021年5月、その「面白いこと」を実現させるために、二人で会って話をすることになりました。

アイスティーとラジオ② (2022/11/18)

私はその年の3月末日をもって、大好きだった小学校教員を退職したばかりでした。

退職して2ヶ月…忙しかった仕事から解放され、スッキリした気持ちになると同時に、これから自分はどうしていくのがいいのだろうかと、ワクワクと不安が入り混じるような気持ちだったことを覚えています。

毎朝の出勤もなく、子どもたちの声もない静かな環境にもようやく慣れ、少しずつこれからやっていきたいことに向かって気持ちが切り替わってきたころでした。

と、同時に、そろそろ何か動き出さなきゃ、という強い気持ちが生まれて来た頃だったと思います。

そんな中、ずっと私のことを応援してくれていたさよさんに会い、互いに考えていることやこれからやっていきたいことについてたくさん話すことができた…

実際に会ったのが初めてとは思えないくらい、とても楽しい時間でした。
きっと二人とも、自分の人生を面白いものにしていきたいという前向きな思いに溢れていたから、ここから「二人でなにか面白いことしようよ！」と行動していくエネルギーになったのではないでしょうか？

そして、その「面白いこと」が、まずは音声配信という形で実現していきます。

アイスティーとラジオ③(2022/12/23)

静岡には地元フードとして有名なパスタ屋があります。
私たちはそこへランチを食べに行きました。
私の住む街にはそのお店がなかったため、この時初めて入ったのですが、勧められたアイスティーを飲んだら美味しいこと！！
それから私はその店を見つけるたびに、アイスティーをテイクアウトするようになりました。
静岡へ来たらぜひ、パスタ屋一丁目のアイスティーを飲んでみてくださいね。

私たちはアイスティーを飲みながら、色々な話をしました。
学校のこと、教育のこと、勤めているときに考えていたこと、これからやっていきたいこと…
思えば、今二人でやっているラジオ”Teachers’ Talking Time”の原形はこの時すでにできていたのかもしれませんね。
こうして話をしていくうちに、二人で何ができるだろうか、わたしたちのこの話を聞いて面白がってくれる人がいるんじゃないか！！と盛り上がりました。
そして、その日のうちに音声配信をしていくという形がほぼ決まったのです。

アイスティーとラジオ④(2023/1/6)

私たちがラジオを始めて、よく言われることがあります。「なぜ、ラジオなのか？」と…
確かに、今はYoutubeやTikTokなど人気のプラットフォームがあるので、なぜラジオを選んだのか疑問に思うところです。

一つの大きな理由としては、私たちが顔出しをしていないということが挙げられます。
その点で音声のみの配信は私たちにとっては理想的でした。

また、私たちが配信していくものを、リスナーさんがいつでも振り返って聞けるように、コンテンツを積み上げていきたいという思いもありました。
当時、音声SNSとして流行っていたclubhouseも候補に上がりましたが、配信したものを残して置くことができないため外しました。

さらに、音声配信であれば、何かの作業中にかけっぱなしにしておくことができます。
忙しい先生や保護者が、ちょっとした作業の途中に私たちのおしゃべりを聞いてスッキリしてもらいたいという思いもありました。

アイスティーを飲みながら、音声配信をしていこうと決まった時、昔からPodcastユーザーだった私は、自分がパーソナリティー側になるということにとてもワクワクしたことを覚えています。
ここから、わたしたちの発信がスタートします。

さよとあやこのメルマガリレー連載、お楽しみいただけているでしょうか？
次回からは、執筆がさよに変わります。お楽しみに！

第２章はこちらから↓

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