何も無い しんどいんだ

ベッドに寝転がりスマホを見る。読みたいウェブページの読み込みが遅い。スマホを放り投げ、ため息をつく。少し待てば見れるものだが、読み込み中を表すバーが動かないのを見るとイライラする。布団に包まれながら、どうしても泣きそうになる。また数日間、メンタルをすり減らす日々を送らなくてはならない。

どん底まで落ちて、全てがどうでも良くなって、全てにイライラする数日間。いつからか覚えてないけれど、月に数日訪れる、地獄のような数日間。さすがに覚えてない頃からあるものだから、慣れそうな気もするが、毎月何も変わらない。大抵、病む前の一週間くらいはハッピーだから、その間に何もかも忘れてしまうのだ。病むとこれほど落ちることとか。

あのハッピーなわたしに戻りたいと思えば思うほど、それからは遠ざかる気がする。なんであんなふうになれたのか、そして何故こんなに落ちるのか、何も分からない。だから苦しい。ハッピーな時は、基本的に何しても楽しいし、たとえ嫌なことがあったとしても、能天気にいられる。最近のハッピー期は、なんとなく頭がふわふわする感覚があって、楽しかった。このまま生きていられたらいいなって思ってた。
まあ、現に駄目なんだけど。

よく病むから規則性とか見つけられそうなのに、何も分からず、ただただやり過ごすしかないのがしんどい。わたしは、鬱病とかを抱えているわけではないから、甘ったれたことは言えないとは思っている。
わたしよりしんどい思いして生きてる人はいっぱいいるんだ。わたしがくたばってどうする。いつもニコニコしてるあの子だって、きっと隠れて苦しんでいるんだ。わたしは、相対的に幸せだから大丈夫。
そんなことを思っている結果がこれだから、もっと自分に優しくしなきゃだろうと、そうは思ってみるけど、自分に優しく、って一体なんだ。

何も分からないから、久しぶりにnoteを開いて、自分の気持ちを書いているけど、何も解決策がない。わたしのメンタルの不具合が治るとは思えない。

ただ、わたしは、どん底に落ちてから、ハッピーになったときの、頭がおかしくなったような感覚、ふわふわする感覚、それが好きだ。病みモードの今、わたしが探しているのはあのときの浮遊感で、完全に病みとサヨナラすることは望んでいないのかもしれない。
嗚呼だから治らないのか。

自分の気持ちに気づいてしまった。結局病んだ自分が可愛いのかもしれない。所詮わたしもその程度の人間だったということだ。

またふわふわしないかな、とそればかり考えながら生きて、望んだ時間が来れば、これが覚めぬように願う。

高校二年、秋、このくだらないサイクルを続けようと思った。
心なしか、今、少しだけ前を向いている気がする。

#エッセイ #もどき #女子高生 #吐き溜め #書き物

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