何にもなれない女子高生です。

『女子高生』ってすごくキラキラしてる生き物だと思っていました。小学生、中学生の頃に見ていた『女子高生』は、憧れの存在でした。可愛い制服を着て、楽しそうに笑っていて、毎日が幸せそうな、そんな彼女たちみたいになれると、信じて疑わずに生きていました。

わたしは今、世間一般的に見れば『女子高生』です。憧れていたはずなんです。今の生活に。
でも何かが違う。可愛い制服なんてひと握りだし、楽しそうに笑っていたのは、当たり前だけど面白いことがあったからだし、毎日が幸せそうだなんて。わたしは一滴の嘘もなく、「幸せ」だなんて言えるような生活はしていません。憧れていた『女子高生』には成れていません。キラキラしているように見えたのは、なぜなんでしょうか。

わたしは日々、「学校をやめたい」と思いながら過ごしています。春から自称進学校に通い、半年と少し経った今、やっと、「わたしは学校に向いていない」と気付いてしまいました。学校に向き不向きもないだろうけど、それでもわたしは学校に向いてないと思います。中学からしている吹奏楽を続けたくて今の学校に来ましたが、ギリギリで合格したため、勉強にはついていけません。日々分からなくなる授業。さほど好きでもない教科は、課題、いわゆる、内職をしたり、諦めて寝てしまったり。そのせいで成績は右肩下がりです。赤点がテストの成績欄を侵食しています。国語総合、というか現代文は大好きなのですが、それ以外の教科がもっぱら嫌いで、英語と数学と物理なんか特に意味分からなくて、しんどい毎日を送っています。

「それなら勉強すればいいじゃない」と思われる方が大多数だと思います。わたしもそう思うんです。でもできないんです。勉強ができないことが苦しくて、吹奏楽が好きなのに人間関係が分からなくて部活も苦しくて、学校にいるとほんと、苦しくて。

前まで、吹奏楽部が心の休まる、大好きな場所だったんですけど、何故か、何が変わってしまったのか、部活は生活の一部と言いますか、なんだかそう言うと聞こえが良いですね。でもわたしにとっては、生活の中に組み込まれてしまった逃げられない時間、どうしても苦しさを描いてしまう場所になっています。行けば楽しいです。前よりも苦しさを感じる時間が増えてしまったのは、わたしにダメージが与えられますが、吹奏楽をすること、チューバを吹くという行為は好きなので耐えています。

ついつい吹奏楽部の話を始めると長くなってしまいそうですね。話を戻します。

「勉強すればいいじゃない」
わたしもそう思っています。じゃあ何故できないのか。それはきっと、苦しさから逃げられる場所である家に帰った瞬間、もう全てどうでも良くなるからだと思います。授業に追われ、部活に追われる中、家でしか落ち着けない。勉強を始めてしまえば嫌な担任の顔や部活のことが浮かんでしまう。また苦しくなってしまう。

結局、逃げてるだけなんです。逃げた結果また苦しくなっても逃げるんです。そうするしか方法を知らないから。

わたしの憧れていた『女子高生』って、こんな苦しい思いをしているのでしょうか。友達や先輩、他の学校の『女子高生』はもっと朗らかです。きっとみんな、苦しさを発散する方法があるのでしょう。苦しさを内に秘めておく力があるのでしょう。わたしが持ち合わせているのは後者ですが、そろそろ、ほんとに、何処かに吐き出さないと息ができなくなりそうです。

何処か、っていうのはこのnoteのことで、わたしは、自分の思いを、気持ちを、吐き出して吐き出して、そうじゃないと耐えられないんです。きっと吐き出しきることはなくて、永遠に苦しさと共に生きていくんです。1回病んでしまったものはもう戻れなさそうです。
学校なんか辞めてしまいたい。

『女子高生』になりたかったなあ。可愛い制服を着て、楽しそうに笑って、毎日幸せそうに見える彼女たちになりたかったなあ。

ついでに言えば、もっと素敵な、まとまりのある文章が書けるようになりたいなあ。まあでも、吐き溜めだから、これが気持ちだから、仕方ないか。

#エッセイ #もどき #女子高生 #書き物 #吐き溜め

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