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UXの重要性


こんにちは。現在UI/UXを学んでいるぐるセイです。まだまだ未熟な部分もございますが、今回はUXの「重要性」をテーマに書いていこうと思います。

1.そもそもUXって何?

UXはUser Experienceの略称で、そのまま直訳しますと「ユーザー体験」の
意味です。
国際規格ISO9241-210に基づくUXの定義は以下のようになっています。

“製品、システムまたはサービスを使用した時、および/または使用を予
測した時に生じる個人の知覚や反応”

簡潔にまとめますと、UXとはユーザー(使用者)が製品・システム・サービスなどの利用を通じて得られる体験や経験のことです。

2.UX誕生の背景

UXという言葉、概念は1990年にドナルド・ノーマン氏より出版された本『誰のためのデザイン?-認知科学者のデザイン原論』より広まったと言われています。
なぜUXが考えられることになったのかと言いますと、一昔前まではただ製品やサービスを作ってユーザーへ提供して来ましたが、機能面や性能面の向上が限界に達し、そこで別の切り口で差別化を図る必要性が出て来たのです。

3.なぜUXは重要?

それではなぜこれだけUXが重要視されているのでしょうか?
それは時代の変化でモノ(製品・サービス)からコト(体験)へとなり、ユーザーが商品そのものにお金を払うよりも【体験】そのものに価値を見出すようになってきたのです。そこで企業側もビジネス面でUXを最重要課題としている所が多く、ユーザーの視点に立ち、ユーザーのニーズを研究して、顧客・リピーターの獲得を目指しています。

ここでAmazonを例に挙げてみます。当初は書籍しか販売していませんでしたが、その後商品の数と種類を増やし、有料会員プログラム「Amazonプライム」が2005年にアメリカでサービスが立ち上がりました。現在プライム会員は世界に約1億5000万人以上いると言われています。
なぜそこまでユーザーは課金をしてプライム会員になりたいのでしょうか?それはプライムならではの特典がたくさんあるからです。

・送料無料、お急ぎ便手数料無料
・電子書籍、動画コンテンツ使用し放題 など…

Amazonはモノを売ると共にプライムという有料サービス(コト)の拡充を広げ、他の企業には無いUX(ユーザー体験)を提供しているのです。

4.UXの重要な要素

ここまで多くの企業はUXを重要視していることを書きましたが、優れたUXを提供するにはどうすれば良いのでしょうか?ここではUXの重要な要素についていくつか紹介したいと思います。

Ⅰ.優れたUXには3つの要素が上手くバランスを取っている
  ①ユーザビリティ性
  ②デザイン性
  ③マーケティング能力

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参考:https://blog.btrax.com/jp/ux-business/

Ⅱ.UXを構成する5つの要素
 ①表層(Surface): 情報を示したり、操作できるものを表す視覚的なデザイン
 ②骨格(Skelton): 利用者が理解しやすいように画面に表示される情報の優先順位や配置の設計
 ③構造(Structure): 様々な操作を経て目的の情報や機能へ辿り着くようにするための全体構造の設計
 ④要件(Scope): 利用者の目的を満たすために必要な機能やコンテンツを設計
 ⑤戦略(Strategy): サイトやアプリの目的は何か、そして利用者はそれを使うことで何を得ることができるのかを設計

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参考:https://tekito-style.me/columns/uxdesign-reasons#i-2

さいごに

これまでUXの重要性について書きましたが、私自身も色々と調べていると、改めてUXの大切さを感じました。私はまだUI/UXについて学んでいる段階ではありますが、今後のモノつくりにおいてUXを重視してユーザーに良いプロダクトもしくはサービスを提供出来れば良いなと思います。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

参考リンク

https://blog.btrax.com/jp/ux-business/
https://nijibox.jp/blog/what_ux/#UX-3
https://tekito-style.me/columns/uxdesign-reasons#i-2
https://www.slideshare.net/masaya0730/ux-96729638
https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1603/15/news035.html


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