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改装29日目〜33日目。仕上げのデッキ。

改装作業29日目〜32日目までは大工K氏と2人。
亀の歩みである。

さて、細かいことを書くと床下にもぐって断熱材を入れたり、鵜の木から引き上げてきたものや、戸越物件の解体で出た材の釘を抜いたり、泥を落としたり、毎日めいいっぱいまで作業をしている。
新しい綺麗な材料を購入してしまえば早いのだけど、予算が潤沢ではないので、材料リサイクルが実は重要だったりする。

わかりやすい変化としては、曲がっていた階段をまっすぐにする作業が現在進行中である。曲がりはじめを含めた4段分を階段をリノベーションするためにいったん壊され、崖になっていた。

1F天高約4mの上のエリアにデッキが貼られた。このデッキは、鵜の木の小屋に使用していたデッキ材である。
これはこれで仕上げなので、あとは壁、天井のみとなった。

古い物件というのは予定以外のことが結構多発する。
その一つは電気。前にも書いたかもしれないが、戸越の現状は30Aでそれを40Aないし50Aで契約するには、工事が必要なんだとか。

そしてガス。ガス管が古く、道路からの引き直しを勧められる。
元共同住宅だったこの戸越物件には、ガスメーターも三台もある。
12月7日はこのガスメーターの撤去をしてもらった。
ガスメーターの撤去自体は無料で行ってくれるのだが、引き直しは時間と費用もかかる。費用がかさむ。

金曜日、助っ人Cさんが来てくれ、デッキが貼られた部屋の天井に断熱材をいれる作業、天井をつけるための下地をいれる作業など行う。
Cさん大活躍でいろいろ進みが早い。

その後の課外授業。
この日はロケットストーブを作ることに。
材料は上 画像の一斗缶、ストーブの煙突、通常は断熱にパーライトと書かれているのだけど、今回は壊した土壁の土を使用してみる。

一斗缶に煙突部材が入るように、金切鋏でカット。
助っ人Cさんがここでも大活躍。

あけた一斗缶に差し込み、90度曲がっている煙突部材をつなげる。
繋げた箇所はアルミテープで巻いておく。

土を半分くらい詰めたところ。上まで詰めればほぼ完成。

点火。

ロケットストーブ、その名のとおり、ごーーーという音とともに火が上がっている。
ロケットストーブは二次燃焼させるので、煙や焚き火っぽい匂いがないとのことで半信半疑でしたが、本当に、着火時のみちょっと煙がでるくらいで、火が安定するとほとんどいうか、近くにいても煙も匂いもほとんど気にならない。土の断熱も成功で、序盤はがんがん燃えていても、まったく熱くなっていなかった。しばし火を起こしているとだんだん熱が伝わり最終的には触るのは、、というくらいになるけれど、近くにいて熱い、ということはない。庭に転がっていてブロックで周りを固めた。

ロケットストーブは暖をとるというよりは調理用具といった感じだ。
寒くなったらベランダで芋煮会を開催して、助っ人に振る舞いたい。