こんにちは。 飛行機の口述対策問題集やヘリの実地試験の記録を中心にたくさんの方々に記事をご購入いただき、また、フォローもいただきありがとうございます。 中の人は、飛行機の事業用操縦士の資格取得に向けて、引き続き訓練中です。ただ、家庭や他の趣味、そして仕事など、普通に社会生活を営みながらの趣味の範囲でやっておりますので、ペースは遅いです。2023年か2024年のうちには取れるかなと言う感じです。 その進捗や、趣味のフライトの事など、またぼちぼち書いていきたいと思います。引き
FAAのパイロットライセンスは(日本もそうですが)、学科と実技の両方に合格することにより与えられます。 FAA自家用の学科試験は60問で、70%(42問)以上の得点で合格です。 ただ、学科の勉強を一生懸命することは、実技のオーラル対策、ひいてはライセンス取得後に安全なパイロットとして飛び続けるためにも大変役に立つものです。インストラクターは口をそろえてそう言いますが、やってみると確かにそうだったなというのが実感です。 というわけで、ほぼ独学でしっかり勉強して、学科は満点
アメリカで取得したヘリコプターのライセンスに続き、飛行機の自家用操縦士資格を日本で取得しました。 アメリカと違い、日本には自家用で飛行機の勉強をするための教材があまり整備されていないのが現状です。大手のフライトスクールなどに入ればあるのかもしれませんが、一般に公開されているものはなかなか見当たりません。学科対策については、有名な(でも誤植の多い)「学科試験スタディガイド」がありますが、実地試験の口述(オーラル)はそのような問題集が発売されておらず、対策を難しくしています。
FAA(アメリカ連邦航空局)の自家用パイロットライセンスの取得体験記を続けます。今日は必要な書類仕事のまとめをしたいと思います。 私は日本の代理店などをほとんど通さずに自分でやったため、色々と手探りではありましたが、終わってみればそれほどでもなかったかなと。 私が取ったのはヘリコプターのライセンスですが、飛行機でも全く同じはずです。 日本語の環境では、ライセンス取得に必要な情報を検索してもスクールの宣伝が出てくるばかりで、きちんとまとまった、いいものが見つからないのが現
その2からの続きです! 試験官が管制との交信を代わってくれて、オンタリオタワーにコンタクト。 ”オンタリオタワー、ヘリコプター74564。いまチェックライドをやっている。タッチ&ゴーをリクエスト” えっ、本当にこんな大きな空港でやらせてもらっちゃっていいの? オンタリオTWR「ヘリコプター74564、ランウェイ8Rに右回りで進入せよ。風はxx、QNH xx (忘れた)」 交信は試験官がやってくれているが、操縦は依然として私がやっている。機首を北へ向けてオンタリオに向かう。
その1からの続きです。 飛行前点検とブリーフィング 風の中をテクテク機体まで歩いていって、駐機場に着いたら機体の点検。 チェックリストに従い、コクピットと機体の右側から開始する。風でカウルやドアやチェックリストがすっ飛ばされそう。 ”メインローターギアボックスは、どこからどう点検する?” ここの点検窓からオイルのレベルを見る。 ”スプラグクラッチはどこにあるか?” ここ。オイルのリークを点検する。 ”先日他のフライトで、Vベルトに釘の太さくらいの穴が空いていたことがあっ
2019年の3月に、FAA(アメリカ連邦航空局)のヘリコプター(回転翼)自家用免許を取得しました。 FAAの回転翼取得については日本語での具体的な情報が極めて少ないため、今後同様のことにチャレンジされる方の参考に、自分のやったことなどを記録として残していきたいと思います。 まずは実地試験自体がどんな感じだったか、試験当日の記録です。 口頭試問やフライトの内容、試験官とのやり取りを、覚えている限り克明に書いておきます。 実地試験当日 2019年3月15日金曜日 試験開始