「 出せなかった手紙 」

即席の安心なんて安くても買いたくない

善人が創る世界ほど残酷で滑稽なものはないな

どこからやり直せば私は私が望む人間に成ることが出来たんだろう

明日世界が終わるよと唐突に告げられても
やり残したことはもう無いと笑顔で終わりを迎えられる人間が
この世には何人存在する？
君はどう？私は？

安心 安全 安寧 無償の愛 一生モノの絆
優しさ 強さ 素直さ 明日が必ず来るという保証
対価を払えばこれらが確実に手に入るとして
あなたならどのような価値を付けますか

値札の付かない宝物があなたにはありますか

もうとうの昔に壊れた筈の心が 壊れる音が聞こえる

心の傷を完治させる薬が開発されますように

君たちの心無い言葉で私の心がどれほど傷付いて来たか
心が無いから解らないよね

先生 自分の心がナマモノじゃなければ良かったのに
と思ったことはありますか？
そう思う心そのものがナマモノだと気付いて
嬉しくなることはありますか？

わたしたち だれを なにを まもりたかったんだろうね？

衝動性の緩和

ネオンライトに視界を殺られた女の目的地は

あなたが居ないと生きていけないと思うけど
そんなあなたが傍に居るから生き辛いんです

ぼくらの物語にハッピーエンドは無いよ

バッドエンドが大好きな私でも
私の登場する物語は
どうかハッピーエンドであってくれと願ってしまうし
君の人生に一瞬でも私が登場出来れば
ヒロインでは無くとも
私は幸せを感じて逝けると思うのです

どれだけ裏切られ続けても 自分が信じたいと思った相手のことは
ずっと信じ続けられる人間で居たい

私が他人を肯定するのは私が肯定されたいから に他ならないのです

自分の持ってる安心を全て大事な人に渡してしまって
自分が持つ分の安心が無くなってしまうの もう嫌だ

私の感情は爪の色に出るんだよ

何もかも大事じゃないわけないじゃんか
私の積み上げてきた24年間 全部が本当はすごく大切で
無くしたくないものだったなんて当たり前じゃん
今私の傍にあるものも いつ消えてしまうか分からないし
消えちゃうことにも嫌われることにも慣れたって
本心なわけ

駅周辺でデモ活動してる奴ら 単純にうるさいのもあるけど
自分の意見をいかにも正論のように
他人に押し付けられるのほんとすごいな

今日も死にたみ抱えて生きた

これからどうなって行くんだろうな
どんな未来でも喜びたいな

大事なもの以外を空っぽな心で大事にしてる暇はないです

ひとりでも頑張れるのが私だったはずなので

「What do you want most now?」
『Hmm, what is it?』
「By the way, what I want most is love that never disappears.」

「いつも疑ってしまってごめんね
でもそれでも 疑うという行為は信じたいという感情から生まれるもので
無関心な相手には疑うことすらしないから
私多分あなたのこと信じてる」

どちらも間違いではない でも 正解もない

別に今が幸せじゃないわけではないよ

出会いにも別れにも おはようおやすみにも
ありがとうごめんねにも いつもそれ以上の価値は無い
全てそれ以上でも以下でもない

君の目の奥と その口から零れる音は いつも矛盾しているね

心は傍に無かった 身体はいつでも近くに居るのに

窮鼠は猫を噛むんだよ

人間は案外死なないし 神様は案外簡単に人を殺す