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CJ富士見XCOマスターズレース🥇

大会名:Coupe du Japon MTB 富士見パノラマ大会
開催日:2021年7月4日(日)
開催場所:長野県富士見町 富士見パノラマリゾート
カテゴリー :XCO Men Masters
結果:優勝(総合)&(M40)

7/4(日)今シーズン初のMTBレース「CJ富士見パノラマ大会」に参戦して、雨の中のレースを集中して転倒なく走り切り、マスターズクラスで優勝することができたレースのレポートです。

事前準備

今年は全日本選手権だけ参加の予定だったけど、王滝も延期になり、やっぱりレース出たくなったので富士見にエントリーした。

大会前はどんなレースでも一週間前から天気予報を注視しているが、梅雨入りしたので毎日のように☔️マークが並ぶ。梅雨は翌日の予報も直前で変わりやすいけど、「土砂降りまたは普通の雨」を予想したのと、2019年のCJ富士見での反省をふまえて、マッドタイヤIRC STINGO を装着した。というのも、今回は当日入りで天気予報も☔️なので、会場でレース直前に慌ただしくさたくなかったから。

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念のため、前日土曜日に雨上がりの土山峠でSTINGOの路面抵抗特性を確認しておいた。結論、マッドタイヤの割にはイメージよりも走るタイヤだった。

コースチェック

前日入りしなくてもできるコース確認を、シクロクロス同様スマホで行う。いつも協力してくれる友人各位、ありがとうございます😊
コースは例年と同じレイアウトで、難しい場所は大岩下りの後の岩場上りのみ。朝の限られた時間の試走では、前夜に動画を送ってくれたオダジパイセンのアドバイス通り、右と左の2ラインを数本反復練習した。右ラインの方が2-3秒早そうなので、最悪ミスしても同じくらい。状況に応じてどちらでもいいかも。

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タイヤはSTINGOで問題なし。試走段階ではIKONでも走れるし、それの方が速いけど、たぶん雨降って荒れるし、そもそも変えるつもりはないので(笑)

空気圧は前後1.30bar。普段MAXXIS IKON 2.2を1.20barで使うことが多いので「普段より高め」と感じとられることがあるけど違ってて、タイヤの太さやケーシング厚などによって空気圧は相対評価できない。今回はIKONの1.20よりも0.1bar高いけど、実際は圧のイメージよりも少し柔らかめなセッティングにした。理由はマッドタイヤはブロックの点圧がメリットだけど、濡れた根っこや岩で滑りやすいデメリットがあるから。

ウォーミングアップ

いつも通り、スポーツアロマコンディショニングのブースでアップマッサージをお願いする。今回は軽部さんの新作、「ミラクルマッサージジェル」を使ってもらい、最後に前日から痛みが出てた腰と臀部、いつものお腹に「リカバリテープ」を貼ってもらった。

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この「ミラクルマッサージジェル」は塗った直後から当該部分が暖かくなり動きが良くなってびっくりした。雨のレースでもカラダがよく動いてくれたし、腰の痛みもでなかったので効いたと思う。(買うの忘れて後悔。。)

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レース

今期初レースのためスタートは5列目から。雨が降っているから、いつも以上に各選手が予測できない動きをすると想定して、無理なラインを走らないで落車のリスクをなるべく回避する。

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スタート後のジープロードの長い直線は、富士見の後方スタートのセオリーでもある右側の重たい芝の上を走行して安全に前に上がっていく。第1コーナーまでに4位まで上がり、その後の長い上りで2位に。第1フィードゾーンを抜けて下りはじめる時点で、トップの岡本選手から7-8秒程度の差。

駐車場下では少し差が開いていたか同じくらいかで、長い上りが始まりグングン差が縮まっていることがわかると、無理をしないで大岩くらいまでに追いつこうと息を整えた。

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大岩の後の上り返しでミスをして少し離れてしまうが、コース最高地点までにジワジワ追いつくペースで走り、テクニカルなシングルトラックの下りを一緒に走る作戦をとった。しかし、最高地点手前で岡本選手が落車したので引き離しておくために少しペースを上げる。1周目終了時点のコントロールラインで、だいぶ差がついているのがわかった。

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2周目以降は、転倒と機材トラブルを防ぎながら、出し過ぎて後半垂れないようにタイム差を聞きながら淡々と走る。雨脚が強くなり、特に3周目、4周目は路面が掘れてきて同じように走っていてもタイヤが滑るようになってきたので、怪我しないように細心の注意を払い走って、最終的に3分38秒差をつけて優勝することができた。

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今年は富士ヒルクライムに参加したおかげで、身体が仕上がっていて例年のこの時期から当社比110%の仕上がりなので、苦手な富士見の上りも余裕をもって走ることができた。マッドタイヤを装着したのもプラスだったと思う。

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昨年の全日本でまったく敵わなかった岡本選手が今回本調子ではなかったので、全日本前にもう一回CJ白馬に出てみようかどうか考えはじめている。夏はロングライドを楽しみたい気持ちもあり悩ましい(笑)。山本和弘選手も出るなら、100%C参加しないな。

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雨の中フィードをしてくれた橋本さん、レース中に応援してくれた皆様、大会を開催・運営してくれたスタッフの皆様、そして📸に過酷な状況で写真を撮影してくださったフォトグラファーの皆様、ありがとうございました🤗

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レース後は、エスキーナのカレーと持参したノンアルビール(アサヒ)で自分にご褒美😋

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リザルト

マスター男子(総合)
1. 斎藤 朋寛 (RIDELIFE GIANT): 1:11:00.60 〔M40/1位〕
2. 岡本 紘幸 (インパルス): 1:14:39.44〔M30/1位〕
3. 多賀 良成 (ダートピストンズ ): 1:16:21.69〔M40/2位〕 

バイクセッティング

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Frame : GIANT ANTHEM ADVANCED PRO (S size)
F.Fork : FOX Float Factory SC 32, 60psi, 
           Comp 全締から17クリック戻し、Reb 全締から6クリック戻し
R.Sus : FOX Float Factory Remote, 120psi Reb 全締から8クリック戻し
Tire : IRC STINGO 29x2.0 1.30bar(F/R)

Rider Weight:51.5kg


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