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2021-21 シクロクロス千葉 : Race Report

大会名 : シクロクロス千葉 第1戦
開催日: 2021年3月14日(日)
開催場所: 千葉県千葉市
カテゴリー : C1
リザルト : 2位

元々、1/17(日)開催JCX蔵王大会(中止)の前週レースとして参戦を予定していたシクロクロス千葉。年明けに1都3県に出された緊急事態宣言により延期となった同大会が3/14(日)に無事開催された。

📸 firtree_momiko

例年、1月下旬からスギ花粉症に苦しめられるため、マスク無しで走ることはない自分が、3月中旬にCXレースに出るのは異例だけど、この状況下でも主催者が開催にこぎつれたせっかくの機会だし花粉との戦い含めて参戦を決めた。簡単に書いてしまったけど、コロナだけではなく前日の大雨と強風で厳しい設営条件の中、なんとか大会を開催してくださった主催者の皆様、本当にありがとうございました。

初参戦の千葉ポートタワーのコースは、前半に芝の丘を数回上下する予想を上回るキツイ強度の後、シケインを挟んで林間コースを抜ける中盤、その後は今大会メインの砂エリアへ。砂は予想していたより締まっていて走りやすく、長めのランニングを想定していたので朝試走で安堵した。それでも砂地も丘の直登もかなり強度が高く、全日本選手権以来3ヶ月ぶりのCXレースでペース配分が重要になりそうだ。

📸 Kazutaka Inoue

ライバルで優勝候補は加藤健悟選手(臼杵レーシング)。今期、全日本とUCIマキノで負けている+自分のフィジカルもベストとは言えない状況なので、砂エリアを丁寧にロスなく走ってなんとか食らいつきたい気持ち。

機材は愛車の新型GIANT TCXに、GIANT SLR 1 42 フックレスホイール+IRC SERAC CX EDGE TL。空気圧は砂エリアがそれほど深くなかったのと、前半の芝の丘キャンバー区間のタイヤの撚れを嫌って前後1.47barにセットした。

📸 Kazutaka Inoue

気温もレース時間帯は17℃くらいの予報だったので、レースキットは迷わず ChampionsystemのAPEXサマーレーススーツに決定。今期のJCX3大会すべてで着用したAPEXサマースーツは着心地抜群でノンストレス、かつエアロ効果もバッチリなので、強風が吹き荒れるこの日のレースでも力を貸してくれた。

天気もよくフォトジェニックなコースなので、今回はGoProを付けて参戦。が、久々に装着したコレが若干仇に。。

📹 Masaki Kobayashi

スタート数分前に電源ON。1分前にマスクを外して、号砲に備えて準備をしてるときにGoProの電源が切れる。確認して再起動しているところでスタート!ゼッケン1番かつ最前列真ん中なのに、かなり出遅れてしまった。。これは大反省。。
この様子は👆小林選手のGoProスタートシーンでどうぞw

📸 Kazutaka Inoue

📸 firtree_momiko

3個目のコーナーの後の上りで頑張って、加藤健吾&重田兼吾選手のダブルケンゴの後ろに着ける。

今回のシクロクロス千葉は、AJOCCレースでありながら千葉県選手権を兼ねているレース。千葉のケンゴ選手は気合が入っているようで、なかなか前に行かせてもらえない。

📸 Kazutaka Inoue

砂エリアで一度抜いたもののすぐ抜き返され、波打ち際まで我慢してようやく2位に。この段階で埼玉のケンゴとは5秒ほどの差。

📸 Kazutaka Inoue

ラップタイムが6分を切るため、レースは10周で争われる中、埼玉のケンゴとの差は縮まるどころか、毎周回開いていく。その原因はシケインの処理だった。少し前を走るケンゴ選手は、オープニングラップから華麗なバニーホップでシケインを越えていく。しかもスピーディーにスムーズにだ。そのため、毎周回ここで3~4秒差が開いてしまう。

📸 Kazutaka Inoue

これを見て、2周目以降ヤバイと思い、他のエリアでプッシュするも、毎周回タイム差が開いていく状況にさらに焦りはじめる。

18秒差で入った7周目には、追い打ちとして切れたコーステープがバイクに絡まり大転倒。しかも誰にも見られない場所で地味に😂。でも、ザイコーさんのオンボード📸に映ってました。
ヘルメットのバックルが緩みSTIが曲がるなどロスもあり、この周回を終わる段階で約40秒差まで広がってしまう。

📸 Kazutaka Inoue

中盤以降、水分が抜けてきた影響か砂エリアの乗車が難しくなってきて、遠くのケンゴ選手も降車してランをしているのが見える。

📸 firtree_momiko

強風と筋疲労で苦しいけど残り周回をプッシュしてゴール。27秒差の完敗に終わった。

📸 firtree_momiko

埼玉のケンゴ選手がものすごく安定して強かったレースでした。ケンゴおめでとう!!(CWに掲載されたから来シーズンは彼女できてるかなーw)

初参戦した千葉ポートタワーのコースは、大げさに言うと全日本選手権を開催しても良いくらい、フィジカルとテクニックが必要なレイアウトで(辛かったけど)走りごたえがある素晴らしいコースだった。

📸 Kazutaka Inoue

2周目以降、ほぼ単独走だったけど、レース中はコース上のいたるところから沢山の声援をいただき力になりました。ありがとうございました。

今回、CXの気分ではないのに渋々遠征につきあってくれた橋口夫婦、ベスパで埼玉からわざわざ駆けつけてPITを担当してくれた橋本さん、美味しいコーヒーで気分を上げてくれたCross Cofee(の臨時アルバイトまっぺさん)、ありがとうございました。そして、前日にホームコースの情報を包み隠さず教えてくれた千葉のケンゴ(重田)、ともう一名、本当にありがとう!おかげで、タイヤ選択に迷いなく、前夜は熟睡できました(笑)。

【悲報】GoProは電源切れていて、レース中まったく撮れていませんでした😢。。


【リザルト】距離x周回数 : 2.5km x 10 Laps = 25.0km
1: 加藤 健悟 (臼杵レーシング)1:00.24
2: 斎藤 朋寛(RIDELIFE GIANT)+0:27
3: 松田 賢太郎(なし) +1:10

【使用機材】
Bike : GIANT 2021 TCX ADVANCED PRO (XS-size)
Wheel : GIANT SLR 1 42 Hookless Wheelsystem
Compo : SHIMANO Ultegra & DuraAce Di2
Gear : 40 x 11-30T
Tire : IRC SERAC CX EDGE F&R/1.47bar [体重 : 53.0kg]
RaceKit : Champion System APEX サマースキンスーツ


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